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2013年03月13日

「W]V機動警察パトレイバーthe movie3」 男のゴッコ遊びと女の現実主義



男性は夢見がちで、女性は現実的。

よくそのように言われます。


「W]V機動警察パトレイバーthe movie3」 
という映画を10数年ぶりに見返してみました。

ブルーレイ映像の味をしめて、
綺麗な画の作品なら、アニメもとても綺麗に見れるんだと知り、
レンタルして見ているところです。

先日紹介した1作目は、低予算ながらも緻密な作画で、
今見ても見ごたえがありました。

2作目、3作目は制作費もグン!っと上がったらしく、
さらに丁寧に書き込まれた作画で仕上がっています。

また、1作目はテンポのよいミステリーアクションコメディ。
2作目は文学的なセンスで創り上げた、
軍事シュミレーションミステリー。
3作目はこれも文学的な要素を盛り込んだ、
悲しいモンスタースリラー。

・・・と、各作品ごとに趣きが全く違っています。


今回の3作目は、東京湾に輸送機が墜落するところから始まります。
それ以降、東京湾岸地帯の各地で何者かによって
レイバーが連続して襲撃されます。

警視庁城南署の刑事、久住と秦は各所で聞き込み捜査を進め、
輸送機の墜落事件の後に巨大なハゼが釣れていた事や、
輸送機の貨物コンテナに不審な点がある事など、奇妙な点に気付きます。

事件と平行して、秦は故障で困っている女性、岬冴子と知り合います。
岬は、物医学研究所の研究員でした。

その後、雨の夜に若者の集うディスコクラブで車に乗ったカップルの
惨殺死体が発見され、同時に程近い埋め立て工区の水上コンテナ備蓄基地で
警報が鳴り、停電と共に内部の職員と連絡がとれなくなる、という事態が発生。
近くを走行中のパトカーに偶然乗っていた久住と秦は、
警備員の通報を受けパトカーに乗る警官らと共に現場に急行しました。
そこで、謎の怪物、廃棄物13号(W:]V)と遭遇します。

特車二課第二小隊の我らがパトレイバー隊の面々は完全に脇役として登場し、
メインは秦と久住の操作と、岬と自衛隊たちの不穏な動き。
いわゆるスピンオフ的な物語です。




面白かったのは、シリーズ3作品を見終えてみて、
犯人が男か女かで、犯していることの種類が違うということです。

1作目は、天才プログラマーが、開発が進み古い景色はどんどん
消されていく東京の街に虚しさを感じたのかなんなのか、
「君たちが創り上げてるものなんて、この程度で簡単に壊れちゃうじゃないか」
と言わんばかりに、レイバー用のOSにウィルスを仕掛けて、
冷笑しながら自殺を図りました。

2作目は、今の日本の防衛に疑問を持った自衛官が、
今本当に東京で戦争が起こったらどうなるのか?
を分からせるために、東京で戦争をでっち上げようとしました。

「もしも、こんなことが起ったら・・・」という、
「虚構」という共通のキーワードがありました。

しかし、3作目は全く違いました。
世の中のことや、「もし〜だったら」なんてどうでもいい。
愛する夫と可愛い我が子をガンで失った母親が、
子供のがん細胞を自分の子供と同一視し、
その細胞を育てることで母親であり続けました。
その結果がとんでもない事態を招いてしまった・・・

絵空事がもしも本当になったら・・・
という男の子の戦争ゴッコ的な1作目2作目。
自分のこどもは今ここに生きていると狂信した
母性がキッカケで収拾が着かなくなる3作目。

つかみ所のない男の独善的な空想と暴走、
狂おしいまでに生々しい母親の愛情の暴走。

「もっとこうしたかった」けど、結果は阻止された。
というビジョン先行型。
でも今という現実をなめてたから上手く行かなかった・
「こんな事しちゃいました」そしたらトンデモないことになっちゃった。
今が起点で起る事故。
未来のビジョンもなく今の感情に任せたから、
罪のない人の命が奪われた。

どちらも犯罪ですから、狂ってしまっているんですが、
見事に女性と男性の違いが出たな〜と感じました。
(3作目も作っているのは男性中心なので、
女性が見たらどう思うのか分かりませんが・・・)


男性は夢見がちで、女性は現実的。
確かにそういう面はあるようです。

私と妻を客観的に見ていても感じます。
(もちろん、逆の部分もありますが)

しかし、幸せな将来に向かって日々を生きていくのなら、
幸せへの広大なビジョン(絵空事)に
今という現実を近づけていかないといけません。
男性的なありえないほどの夢を描くちからと、
女性的な現実的なセンスと行動力の両方が必要です。

やはり、お互いの違いを責めて否定し合うよりも、
おぎない合って生きて行きたいですね。



                     全ての物語のために







posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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