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2013年03月11日

「機動警察パトレイバーTHE MOVIE」 カミソリのような上司



4年ほど前、職場の飲みの席で一緒になった元上司に
「私はお兄ちゃん(私の愛称)の力を引き出せなかった〜!
私はダメな上司だった〜!(涙)」
と泣かれたことがありました。

その前年度に、彼女が移動で私の直属の上司ではなくなり、
その直後に私が、全国の企業が集まって開催される
あるコンクールの県大会で優勝し全国大会出場を果たしました。
元上司は、自分がいなくなったために私が自分の能力を
発揮できたと思ったんですね。。。

確かに、部下の能力を引き出すのが上司の仕事、
それこそが「ザ・マネジメント」ですよね。

もちろんその上司が悪かったなんてことはなくて、
たまたま私がコンクールに興味を持った時期と、
上司の移動が重なっただけなんですけどね。


機動警察パトレイバー THE MOVIE」というアニメーション映画を見ました。

1980年代〜1990年代に週刊少年サンデーで連載されていたマンガで、
ビデオアニメーションやテレビシリーズをへて、
劇場用作品も3作品作られました。

「ガンダム」や「エヴァンゲリオン」などと比べると、
知る人ぞ知るといったいわゆるロボットもののアニメです。

21世紀初頭の近未来を舞台に、
工業用ロボット、通称「レイバー」が一般的に普及するようになるに従い、
レイバーを悪用した犯罪も起こり始め、それに合わせるように発足した
警視庁特車二課第一小隊&第二小隊、
パトロールレイバー、通称「パトレイバー小隊」
の活躍を描いた娯楽作品です。

白と黒のパトカーと同じ塗装に桜の大門といういでたちで、
電磁警棒を振り回し、犯罪者があやつるレイバーを捉えるアクションもの。

殆ど現代(1990年代当時)の東京と変わらない街を舞台にしているため、
ロボットが下町を練り歩いたりする映像もロボットアニメ界では新鮮でした。

この作品が大人にも受け入れられたのは、
警察組織の縦割り構造、本庁と所轄の構造をリアルに描いていた
組織ものでもあったから・・・

「踊る大捜査線」の本広克行監督が、この作品をモチーフに、
「踊る」の世界観を創り上げたというのは有名な話です。

「パトレイバー」の主人公、イズミ ノア巡査は、
「踊る」で深津絵里さんが演じた「すみれさん」のモデルでもあるそうです。

その「パトレイバー」シリーズの劇場版第一作が
「機動警察パトレイバー THE MOVIE」
(「踊る大捜査線THE MOVIE」のタイトルもココからです)



監督は世界の映像作家達に影響を与え続ける、押井守。
「うる星やつら」シリーズや「人狼」、最近では「スカイクロラ」という
アニメ作品が代表作です。

ある天才プログラマーが笑いながら自殺するところから始まります。
同じ頃、国内のレイバーのシェアを独占している篠原重工社製の
レイバーが無人で暴走するという事故が多発しており、
レイバー小隊は連日大忙し。
イズミ ノア巡査が操縦するレイバー「アルフォンス」のバックアップとして
指揮をとっているシノハラ アスマ巡査は、
犬猿の仲の父が経営する篠原重工の
最新OS(オペーティングシステム、パソコンのWindowsみたいなもの)
「HOS(ホス)」にバグがあるのではと疑い調査に乗り出します。

昔流行ったハリウッド映画「ポリスアカデミー」シリーズを思わせる
個性的なキャラクター達が織り成すドタバタも楽しいのですが、
この映画で面白いのは、彼ら第二小隊の隊長、ゴトウさんです。

シノハラ巡査は、自分達の小隊のレイバーのOSも
HOSにバージョンアップしているものと思い込んで、
ゴトウ隊長の許可をえて、血眼になって駆けずり回りますが、
整備班長のシゲさんがハワイ研修から戻ってきて言いました。

「HOSなんて得体の知れないの乗っけるの怖かったから、
書き換えるフリして、こっそり処分しちゃった。
あれぇ?ゴトウ隊長にはそう報告しておいたけどな〜」

すると、他のメンバーが言います。

「そりゃあアレだね。黙っておけばアスマが頑張ると分かってたんだ」

シノハラ巡査は叫びました。
「あのクソ中年・・・呪ってやるぅ〜〜〜〜!」

昔は警視庁でカミソリゴトウと恐れられていたという
いつもボ〜っとしているおかしなオジサン。
基本的には部下のやることには口出しをしません。
「オレ、命令や強制は嫌いだからさぁ」と、
シレ〜っと言ってのけるゴトウさんが、私は大好きです。
チームメンバーの個性をたくみに活かして指揮を取る様は
まさに切れ者のカミソリゴトウ。

上司の理想ではありますけどね。。。

自分がそうじゃないからといって、落ち込む必要はありません。
上司も部下も、まず等身大の人間同士ですからね。

上司という立場にふんぞり返って、
「オレの言うことを聞け!」と思っている上司よりは、
部下の能力を引き出しきれていないと反省する上司の方が、
よっぽど上司の適性があると言えるのではないでしょうか?



                     全ての物語のために







posted by ストーリーセラピスト at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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