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2013年02月24日

小説「ジェノサイド」その3 失敗する権利を守ってあげよう



面白すぎて、脳みそが壊れてしまうんじゃないかと思うくらい
脳内でバーチャルリアリティを構築してしまいました。

果たしてボクは、この世界からちゃんと現実に戻れるのだろうか・・・?

いあ〜、小説「ジェノサイド」(高野和明 著)読破しちゃいました。
これで明日からの昼休みの楽しみがなくなっちゃった!

久しぶりに読み応えのある長編小説の世界に入り込んだせいか、
読み終えて一晩たった今でも、
まだあの世界が恋しいと思ってしまいます。

もしかしたら、これまで意読んだ小説の中で一番面白かったかも?

思い返せば、「永遠の0」「亡国のイージス」「ワイルド・ソウル」「ホワイトアウト」
などなど・・・
脳内バーチャルリアリティ構築小説はいくらでもあります。
どれも、読み終えたときは同じような気持ちになったものでした。

ある意味では、映画は小説には叶わない・・・

今回の「ジェノサイド」はまた少し特別で、
テーマや物事の捉え方、考え方が今まで出会ってきた物語とは、
少し違っていました。
今まで誰も掘らなかった方向に思考のベクトルを向けて
イメージの世界を広げたような、そんな感覚です。


人間の脳は、どこまで感じたり考えたり出来るんだろうか・・・
感動に質量があったとして、人の感動許容量の限界ってどこまでなのか・・・

そんなことまで考えてしまいました。

どうやって、こんな物語を思いつくんだろう。
どうやって、これだけの情報、考え方を、物語の流れにそって整理するんだろう。
どうやって、こんなに読みやすくて面白いストーリーとして組み立てるんだろう・・・
この作者の頭の中はどうなっているんだ??


お話の中で、ある父親が息子に伝えます。

「どんどん失敗をしろ!」と。

これまでに数々の奇跡を発見してきた父から、
これから様々な発見をしていくであろう息子にあてられたメッセージでした。


だれだって、愛する人間が失敗して落胆したり、
傷ついたり、苦労したりする姿を見るのは辛い。

だから、「失敗しないように、失敗しないように」と守ろうとする。
でも、尻餅をついたり、時には頭をぶつけて泣いたりしながら、
赤ちゃんが嬉々として歩こうとするように、
大人になっても、人間はいくつもの壁にぶち当たりながら
そしてそれを乗り越えながら成長し続ける力を持っています。
失敗をしないということは、チャレンジもせず、
したがって、成長もしないということ。

私が通った心理カウンセリングを学ぶための教室でも、
(ドイツのことわざだったかな??)
「失敗する権利を奪うな」という言葉を教わりました。

著者の高野和明さんは、サスペンス物の二時間ドラマなどの
シナリオライターを細々とされていましたが、
自信作ほど企画自体がお蔵入りしたりなど、運に恵まれず、
苦労の果てに、「13階段」という小説で、江戸川乱歩賞を受賞し、
小説界に躍り出てブレイクした方です。

それからも、その成功に甘んじることなく、
得意のストーリーテリングに磨きをかけてチャレンジし続けている。
高野さん自身が、失敗を恐れず挑戦し続けている。
「ジェノサイド」という作品の誕生はその証拠です。

私も、息子に過剰「気をつけなさい」「こうしなさい」「ああしなさい」
と言わないように気をつけて、どんどんチャレンジさせなきゃな・・・
そして、私自身もどんどんチャレンジして成長していかなきゃ!

子供から失敗する権利を奪わない。
部下が失敗を恐れずに取り組める雰囲気をつくる。
夫婦がお互いの失敗を笑いあえるようになる…

自分に失敗するチャンスをどんどん増やしてやる。。。



ちゃんと前を向いて、自分の可能性の限界に挑戦して生きていこう!

そんな風に力が湧く、スーパーエンターテインメントでした。


                          全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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