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2013年02月22日

「ダイ・ハード ラスト・デイ」 父親の姿



劇場で、前のめりに身を乗り出してしまいました。

ダイ・ハード ラスト・デイ

今週の月曜までに仕上げなければならない仕事があって、
体力的に結構キツイ2週間を過ごしていたのですが、ひと段落着いて、
自分へのご褒美に仕事帰りにレイトショーで楽しみました。


あなたはお子さんに、ご自分の仕事、というか「志事」を、
見せてあげていますか?
あるいは、あなたはお父さんやお母さんのシゴトや、
生き方を見ていますか?


ダイ・ハード ラスト・デイ」は、

ダイハードマン=死んでも死なないヤツ、ジョン・マクレーン刑事が、
休暇をとってロシアへ向かうところから始まります。

逮捕されて収監されている息子ジャックに会うために。。。

ジョン・マクレーンは刑事一筋、家庭を顧みなかった父であり夫です。
シリーズ第一作目では、妻ホリーが勤める日本企業のナカトミビルへ
奥さんを訪ねていくと、旧姓ホリー・ジェネロと登録があって、
「なぜホリー・マクレーンじゃないんだ!?」と口論になるシーンが
ありました。
それでも、奥さんと子供たちを守るために戦ったお父さんでした。

シリーズ3では、ホリーとはケンカ状態。
4作目では、離婚していて、娘はルーシー・ジェネロと母親の旧姓を
名乗っていました。
家族を捨てた父を恨んでいたルーシーとは和解し、
最後はルーシーが「私はルーシー・マクレーンよ!」と胸を張って言うほどに
関係は修復。

今回はジャックに会いに行く父親を空港まで見送っていました。

そして、ジョンは息子ジャックとの確執とどう向き合うのか・・・?
ジャックは、海外で人を撃ち殺し収監中。
もう、何年も前に口論になって、それ依頼口をきいていないという息子。
元妻ホーリーとは連絡を取り合っているようで、
「母さんはお前を心配してた。
クスリでもやってるんだろうって言ったのは俺だけどな」
なんてセリフもありました。

ロシアに着いて、息子の姿を見つけるなり、
ロシアの街をメチャメチャに破壊しまくりながらのカーチェイスが始まります。

このシリーズでは珍しく2時間弱の尺なので、
お話はシンプルで、展開もとても速い。
その中でこれでもかと次々に破壊的な大アクションシーンが続いていきます。
まるでアクションシーンでストーリーを物語るかのような展開。

実の父親をジョンと呼び、「お父さん」とは呼ばない息子。
しかも父親に銃を向けるしまつ。

どうする!?お父さん!!?



2人は追われる身となり行動を共にすることになるのですが、
数々の窮地を潜り抜けてきた父親と行動を共にする息子。
そして、「父親失格だ」と自分を責め続けてきた父親が、
どう向き合っていくのか・・・

日本でのタイトルは「ダイ・ハード ラスト・デイ」ですが、
本来のタイトルは「A Good Day to Die Hard」
これは、「It's a good day to die.(死ぬにはいい日だ)」
というインディアンの言葉をもじったものだそうです。

後悔の無い自分の人生すべてに感謝をして死を迎える
インディアンの言葉なのかな・・・と勝手に思っています。

父親として、息子に思いを伝えるシーンがありました。
そこは是非、あなた自身で感じてください。


私は、職場から自宅への途中にある劇場ではなく、
少し道を外れたとなりまちの劇場まで足を運びました。
九州で唯一のIMAXシアターがある劇場、
ユナイテッドシネマキャナルシティ13です。

でも、IMAX目的ではありません。
日本語吹替えでの上映がそこでしかなかったから。

大人が劇場で吹替え!?って思われる方もいらっしゃるかもしれません。
このブログをよく読んでくださっている方は、
私が吹替えマニアなのをご存知の方も多いと思います。
でも今回は吹替えファンとしてだけではなく、
このテーマにピッタリなので、趣味以上のお話をさせて頂きます。

これまで、ジョン・マクレーン刑事の吹替えは数名の声優さんが演じて
こられました。テレビで見てきた世代にはそれぞれに思い入れが
あるバージョンがあると思います。

中でも人気が高いのが、テレビ朝日の日曜洋画劇場で
よくブルース・ウィリスを演じられた野沢那智さんです。

その人気の高さから、前作「ダイ・ハード4.0」では
劇場用吹替え版も野沢那智さんが演じられました。
DVD版では樋浦勉さんがされていたので、
4作目に関してはDVD・BDともに、野沢那智版と樋浦勉版の
両方が収録されています。
また1作目からは、新たにテレビ吹替えの各バージョンが
すべて収録されたリニューアル発売もこの度決定したそうです。

それだけ、このシリーズの吹替え版は高い評価を得ているんですね。

しかし野沢那智さんは一昨年ご逝去されました。
私は小学生の頃「スペースコブラ」というアニメでこの人の声が好きになり、
それ以来のファンでしたから、とても残念でした。

「ダイ・ハード4.0」は劇場で野沢マクレーンが見れるというとんでもない
贅沢な事態に飛びつかずにはいられなかったのです。

それくらいファンでしたから、野沢さん亡き今となってはもう、
それ以降のシリーズでは普通の映画と同じように字幕版を見るだろうな
と思っていました。

ところが、私は今回の吹替えの情報を知って慌てて見に行く劇場を変更。
そして、劇場では嬉しさにニヤケながら胸が熱くなって
涙を流すハメになってしまいました。

まず、
今回、ジョン・マクレーンを演じたのは中村秀利さんという方。
舞台俳優でもあり声優としても名脇役としてベテランの方です。
実は中村秀利さんは、故・野沢那智さんが主催していた劇団に
いた方で、いわば野沢さんのお弟子さんという立場の方だそうです。

野沢さんのモノマネをするでもなく、中村さんの声で
着実に演じられていましたが、中村風のマクレーンにしてしまうのではなくて、
野沢那智さんが演じたジョン・マクレーンを演じる。という凄みのある演技。
これは、凄いことです。

そして、
息子、ジャック・マクレーンを演じたのが・・・こちらも舞台や声優としての
経験もある方で実力はもちろんしっかりあるのですが、
野沢聡さんという方。野沢那智さんの実のご子息・・・。

これだけの大作になれば、話題性のある俳優さんやアイドルを
起用してもおかしくないはずです。
しかし、こういう言い方は失礼ですが、お2人ともどちらかというと
一般的にはあまり派手に有名なわけではない役者さんですよね。

この2人を起用したことも凄いし、この2人の経歴から見て、
今回の役に手抜きをするはずが無い。
実力以上のものを発揮するしかないはずなんです。

話題性よりも本気でクオリティ重視で作ろうとしている。
そういう意気込みというか凄みを感じてしまう配役。

始まって少しして、2人のマクレーンが言い争うシーンが出てきます。
野沢版マクレーンを自分の演技として演じきっている中村さんの演技、
そして、しっかり自分の演技をしながらも、声質がお父さんそっくりで、
ちょっとした悪態などを言うときはその言い回しも、ああホントに親子だ!
と思える野沢聡さんのジャック・マクレーン。

2人とも本気の演技、これは絶対天国で野沢那智さんも
喜んでるだろうと思うと、胸が熱くなってついつい前のめりになり、
涙を流しながら見てしまいました。

野沢聡さんは、天才肌と言われていた野沢那智さんが、
自宅に帰るとビデオを見ながら何度も何度も練習を重ねる様子を
見ていたそうです。
父親が仕事に取り組む姿勢をずっと見て育ったんですね。
そんな聡さんだからできた努力もあったんだと思います。

こんなに熱い映画に。こんなに熱い吹替え。
素晴らしい、贅沢な映画体験でした。

ジャック・マクレーンに父親像を魅せつけた父ジョン・マクレーン。
息子、野沢聡さんと弟子の中村秀利さんに演技への情熱を伝えた野沢那智さん。
熱と熱のとんでもないコラボレーションが
「ダイ・ハード ラスト・デイ日本語吹替版」という作品なのです。

私も、熱い姿を息子に印象付けられる父親になりたいと思います。




                       全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(1) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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