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2013年02月15日

「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」その人の一部を真似るだけで



「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」で、
ブルース・リーの武術の師匠、イップ・マンを演じたドニー・イェン。

彼が、映画界で注目を集めるキッカケになった作品は、

「ドラゴン危機一発’97」

ドニー・イェンが主演・脚本・監督・武術指導を一手に引き受け、
ブルース・リーの出世作「ドラゴン危機一発」をリメイクした作品でした。

当時私は、大学生。映画青年を絵に描いたような学生で、
ビデオレンタルショップでアルバイトをしながら、
写真や映画の授業の課題をこなしつつ、
中国武術の教室にも毎週通い、映画と武術と遊びの毎日を送っていました。

そんなときにアルバイト先に入荷してきた
「ドラゴン危機一発’97」
実は未だに未見ですが、私自身脚本、演出、撮影、編集を手がけるので、
そのパッケージを手に取った瞬間、
このドニー・イェンという新人アクション映画人の並々ならぬ情熱が
伝わってきたのをハッキリと覚えています。

それは、役者ということのみならず、
映画制作、アクション映画、カンフー映画、武術そのもの、
そして何よりブルース・リーへ対する尊敬。

そういったもの全てへの彼の思いが、
全て爆発したような、そんな勢いを感じる・・・
・・・パッケージでした(笑)


今回私が見たのは、「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」という作品。

ドニー・イェン主演。
これまた、「ドラゴン 怒りの鉄拳」というブルース・リーの名作のリメイクです。

中国を占領しようと乗り込んで来て横暴な行いを続ける日本軍。
やがて、その日本軍に大切な人を殺されてしまい、
復讐に立ち上がった主人公が、日本軍のカラテの達人をやっつけるお話。

この大筋は変えないまま、今見ても全く見劣りのしない、
スケール感とスピーディーでより凝ったストーリー展開、
ド迫力のアクションで彩った新生「怒りの鉄拳」。



「ドラゴン怒りの鉄拳」という作品は、ブルース・リーの逝去後に、
ジャッキー・チェンの主演で正式な続編「レッド・ドラゴン 新精武門」。
他にも、ジェット・リー主演・倉田保昭と中山忍の共演でリメイクした
「フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳」
と、さまざまバリエーションで何度も蘇ってきました。
そのどれもが、オリジナル「ドラゴン 怒りの鉄拳」へのオマージュでした。

今回のドニー・イェン版 怒りの鉄拳ももちろん例外ではありません。
さらに、今回は、「怒りの鉄拳」を軸に、
ブルース・リーというスターへのオマージュという意味も大きいようで、
ブルース・リーが香港でプレイクする前にアメリカで出演していたTVドラマ、
「グリーンホーネット」のカトー役をモチーフにした、”仮面の男”が大活躍します。
そして、ドニー・イェンが見せるヌンチャクさばき。
彼にしては珍しい上半身裸で肉体美を見せる演出などなど、
またしてもブルース・リーと彼の作品への並々ならないリスペクトが
大爆発していました。

私もやはりブルース・リーは大尊敬しています。
彼の哲学には、今でもとても惹かれます。

ですが、正直言って、映画制作の勉強をしている身からしても、
おそらく普通に現代のハリウッド映画やその他メジャーな映画を
みているあなたの眼でみても、

ブルース・リーの作品は、ストーリーが特別に素晴らしいわけではないし、
作品全体の質も、映画としては一般的なレベルよりは落ちると思います。

それでもなお、何度もオマージュを捧げられるほど圧倒的な尊敬を集めるのは、
スクリーンに映し出されるブルース・リーの圧倒的な存在感が原因だと思います。

ドニー・イェン版も彼なりの爆発力で観客を圧倒する力はあるし、
撮影、編集、ストーリーテリング、特殊効果、VFX、全てを駆使して、
爆発力を演出しています。

でも、ブルース・リーと並んで立ったときに、
ブルース・リーのような存在感をスクリーンを通してまでも、
観客にアピールしてくる迫力は私が知る限り、
世界のどんなスターも持ち合わせていません。


・・・ただ、非常に個人的な「感じ方」ですが、
ブルース・リーの存在感をイメージするときに、
ここ何年も一緒に思い浮かぶ人がいます。

それは、メジャーリーグのイチロー選手。

私は野球は知りません。
知り合いに誘われて、空き地でゲームに参加したときも、
打って塁に出たのはいいのですが、次のベースに向かって、
いつ走り出していいのやら検討もつかなかったくらい・・・

いま、プロ野球でどんな選手が活躍しているのかも知りませんし、
メジャーリーグでも、イチローとゴジラ松井と野茂の名前しか分かりません。

そんなスーパー野球オンチの私が見ても、
ホームベースにバットを持って立っているイチローの存在感には、
色も激しさもブルース・リーとは全然違うのですが、
はやり独特の”圧倒感”を感じます。

そこから、さらに勝手に想像をするのですが、
それは自分の信じる道をどんな障害にも負けない信念で、
貫き通し続けている人が人を圧倒する力なんじゃないかなと
思っています。

そして、そのためになることであれば、どんなに些細なこと
どんなに地道な一つ一つは簡単な訓練でも、
それを愚直に、しかも圧倒的な量と質を保って圧倒的な
期間をかけて積み上げてきたからこその実力なのではないかと・・・

彼らが持っている信じる力と愚直な努力を積み重ねる力、
そのパワーのホンの一部でも、
自分の中に取り入れることができたら、
それだけでもたいがいの”夢”は叶うんじゃないかなという気がします。


                            全ての物語のために





posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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