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2013年01月22日

ドラマスペシャル「野良犬」 自分に都合の悪いことは見えない?



素直に謝れたらどんなに楽か。。。

誰かを傷つけたり、迷惑をかけたり・・・
自分が直接手を下したことなら、
直接相手に謝れることもあるかもしれませんが、
直接手を下さなかった罪の場合は、
無意識に罪悪感から逃れようとしてしまうこともあります。



テレビ朝日開局55周年記念 黒澤明ドラマスペシャルとして、
黒澤明監督の名作映画「野良犬」がリメイクされました。
1月19日同様の夜、放送されていました。

主演は江口洋介。広末涼子、中村獅童、永瀬正敏・・・などなど。
さすがテレビ朝日の記念番組だけあって顔ぶれを見ると映画並みです。

江口洋介演じる主人公の刑事、村上が、
拳銃を盗まれたことから始まる物語。

私は大学の授業で、モノクロのオリジナルの映画を見せられて、
最初は乗り気ではなかったのですが、
モノクロだということも忘れてどんどんお話の中に引き込まれる
快感を味わったことを覚えていました。
今は、自分のコレクションとしてもDVDを持っているのですが、
現代版でテレビ朝日が力を入れている様子も気になって、
録画して見ました。

時代背景やモノクロ特有の雰囲気こそなくなってはいましたが、
お話の筋はやはり色あせることなく、引き込まれまいた。

拳銃を盗んだ相手が、故郷広島の中学時代の旧友だったことから、
村上を含め、同級生達の過去と、
その後の様子がひも解かれていきます。

その中のエピソードで、
部活動で誰も逆らえなかった相手に酷いいじめを受ける仲間を、
村上が助けられず、傍観者になってしまっていた過去が紹介されます。

拳銃を盗んだかつてのいじめられっこは、
暗にその過去を思い出させるように、
真実を告白しますが、村上は現在の罪を責めます。

そのときの元いじめられっこは、思いっきり嫌味を込めて言います。
「へぇ、自分に都合の悪いことは見えないのか?ご立派!」
まるで、自分がこうなったのはお前のせいだと言わんばかりに・・・



見ていて、辛くなりました。

私も誰かが困っているのを、
見て見ぬフリをしたことが少なからずあります。

そういう後ろめたさを掘り起こされる思いがしました。

小さい子供のケンカのように、
悪いことは悪いと言えておければ・・・
見て見ぬフリをしてしまったことを素直に謝れていられたら・・・
今のような罪悪感は持たずに済んだのに・・・

もしかしたら、それだけで人の一生が
大きく変わってしまうな出来事だったのかもしれない。

もし、謝らなければならない相手が既に亡くなってしまった場合は、
もう謝れないという自責の念はなかなか消せません。

それでも、私は乗り越えられると思っています。
正当化したり、見てみぬフリをしてごまかし続けるのではなく、
その過去と向き合って、今を生きる糧に出来たなら。

厄介なのは、自分の責任に無意識にフタをしてしまうとき。
意識の上では、自分に非があるなんて思いもしない。

ただなんとなく後ろめたいとか、
似たような状況を目の当たりにすると無性に不愉快になったりします。

意識しようとしても非常に見えにくい。

だからこそ、自分の無意識と向き合いながら生きていく
というのは大な事だと思います。



                        全ての物語のために


テレビ朝日開局55周年記念 黒澤 明ドラマスペシャル「野良犬」公式ページ




posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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