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2013年01月17日

「ワンピース フィルム ストロングワールド」親切の先の共感力



相手の立場になって考えなさい・・・

子供の頃から耳にタコが出来るくらい
聞いているフレーズです。

それは、人の気持ちを察する優しさを持ちなさいということ。


1月12日にフジテレビ系列の「土曜プレミアム」で、
「ワンピース フィルム ストロングワールド」というアニメ映画が放送されました。

私の「ワンピース」初体験ですv(^^)v

え!?今まで見たことなかったの?

ハイ・・・全く・・・。

子供が生まれる前に、「このマンガ面白いよ」と、
友人に原作マンガを借りたことがあるのですが、
なかなか手にとる機会がなく、読まないまま返却したことがありました。

私の息子もあまり興味を示さないので、テレビでも見ていません。

最近「ジョジョの奇妙な冒険」がアニメ化され、
書店でも、古本屋でも、TSUTAYAのコミックレンタルでも
「ジョジョ」が大きく取り上げられています。
と、同時にこれまたスペースを大きく設けられているのが、
「ワンピース」シリーズ。
コミックもとんでもない巻数が出ていて、レンタル店のアニメの棚を見ると、
「名探偵コナン」や「クレヨンしんちゃん」よりも勢いがあるんじゃないかというほど
ズラリと並んでいるパッケージ。

ビジネス書でも、自己啓発や組織論の本で
「ワンピース」を基にしたものが多く出ているような状態。

少し気になっていて、今劇場で公開中の「ワンピースフィルム Z(ゼット)」
も勢いが凄いということで、今回の放送を録画して見てみました。



主人公のルフィは、「ムギワラ」と呼ばれる一味のリーダー(海賊船の船長)
らしいのですが、その一味の関係性からはルフィがトップだという意識は
全く感じられません。

横つながり、だけどお互いにリスペクト(尊敬)し合っている。
私が大好きな「宇宙海賊キャプテンハーロック」のように
圧倒的なカリスマ船長ではなく、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の
ジャック・スパロウのように迷惑なほど(笑)自由奔放な船長でもない。
かといって左腕にサイコガンを仕込んだ宇宙海賊コブラのような一匹狼でもない。
メンバーそれぞれがプロフェッショナルで、ルパン三世の一味のようなものかな?
とも思うけど、ルパン一味ほど強烈に自立した面々ともちょっと違って、
もう少し仲間でいることの心地よさを楽しみたい・・・みたいな気分。
作品全体に漂っているそういう新しい”仲間感”のようなものが、
多くの共感を得ている理由なのかな〜と思いながら見ていました。

そんな上下関係のない横つながりの仲間の中で、
なぜルフィがリーダーなのか・・・

それについて劇中、ハッとするシーンがありました。

ムギワラ一味が旅の途中で、
金獅子のシキ率いるという凶悪海賊軍団に遭遇し、
シキが治める空飛ぶ島々にバラバラに吹き飛ばされてしまうところから、
今回のお話が始まります。

それぞれに冒険をかいくぐり、なんとか再会できたムギワラ一味は、
ある村の親子に助けられます。
自分達の島を治めているシキに怯えて暮らしている村人たち。
シキに捕まり強制労働させられていた村の男が1人解放されたことで、
シキが島から遠く離れた街イーストブルーを攻めに行くという噂が流れます。
ムギワラ一味をかくまっているその親子も噂を聞き、
「よかった。イーストブルーに行ってくれればこの島からシキが居なくなる」
「早くイーストブルーに行って欲しい」
と安堵します。

それを聞いていたムギワラ一味の女性ナミは、
ひとりでシキの懐に飛び込んで行きました。

なぜなら、イーストブルーはナミの故郷だったから・・・

仲間を守れなかったことで心中穏やかでないルフィたちの
激しい討論から、そのことを知った親子は、
ナミの前で「早くイーストブルーに行ってしまえばいい」
なんて言ってしまったことを、酷く後悔します。

その親子に対してルフィがいった言葉は、
「本当に優しいんだなぁ〜。自分達の村がこんな状態なのに
まだナミの心配してくれるのか」
でした。
そのとき、村はシキの策略で壊滅した直後だったのです。

その直前までルフィは、シキに負けたことやナミが連れて行かれたことで、
荒れまくっていました。
普通なら、その親子の落胆ぶりを理性的に見れたとしても、
責めちゃダメだと思って
「気にしなくていいよ」的な言葉をかけそうな場面です。

それでも充分相手の気持ちを考えての親切心だと思えます。
でも、ルフィはそのはるか先の感覚を持っていました。

自分達の家や村を壊された状況でもまだ、
よそ者の自分達のことを気遣ってくれる親子に感動しているのです。

相手の気持ちを考える・・・
だけなら、「気にしなくていいよ」という親切な言葉を言えます。
それは、「こっちもキツイけど」という自分視点です。

でも、「こんな状況なのにまだ俺達のことを気にしてくれるのかぁ!」
というのは、完全に相手の状況に共感できているからこその感動が
現われた言葉です。完全に相手視点になれている。

この親子がルフィの言葉でどれだけ救われたことか・・・。


なるほどぉ〜、単なる親切心ではなく、この敏感な共感力が、
ルフィがリーダーたりえる理由のひとつなのかも知れませんね〜!


                      全ての物語のために







posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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