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2012年12月27日

「ウォーキングデッド シーズン3 第7話 隣り合わせの恐怖」暴力とエロスと愛と創造性



ハリウッド作品、特にメジャーな大作をしっかりと作る人たちは、
本当に色々な知識と感性のバランスが非常に取れているんだろうな〜と思います。
とても大人。

もちろんみんながみんな成人君主バリに素晴らしい人格者なのかと言えば、
そうではないでしょうが、日本でいう「一般」の我々から比べると、
彼らの心の成長度はやはり数段上のステージにあると思います。

テレビ用のシリーズ「ウォーキング・デッド シーズン3」は、
シーズン1と2で蓄積されていた緊張感
(ゾンビの恐怖よりも人間同士の信頼関係や猜疑心など)
がドッと解放されてしまい、大波乱の展開になっていきます。



その中でも、今回見た「第7話 隣り合わせの恐怖」は、
前の波乱と次の更なる大波乱(まだ見てないので恐らく)
の間を繋ぐ、比較的穏やかな展開の話。

とは言ってもです。
見る側の感情をたくみに刺激してくるのです。

特に今回は、性と暴力に関する恐怖心を刺激してきます。

主役のグループの若い東洋系青年グレンとその恋人マギーが、
前回の第6話で、主役とは違うグループにとらわれてしまいます。

この第7話では、グレンとマギーが尋問を受けるシーンが多く登場します。

仲間の居場所を聞き出そうと、グレンを縛り付けて質問しますが、
グレンは頑としてしゃべりません。
様々な暴力を受けるのですが、その声は隣の部屋で縛られているマギーにも
聞こえています。

グレンに尋問をしているメルル、隣の部屋にいるマギーへの尋問をチラつかせます。
彼女の肌がどうだとか、性的なことをイメージさせるような言葉でグレンを責めます。

実際には「総督」と呼ばれるその街、ウッドベリーのリーダーがマギーに尋問しますが、
この総督がまた危険。マギーに服を脱がせて、今にも強姦しそうな感じ。

暴力と性欲の関係は、心理学でも色々言われています。
どの説が正しいのかは私にも分かりませんが、密接に関係があることだけは確実。
どちらも生理的な本能ですからね。

その性的かつ暴力的な恐怖と、暴力をふるわれる側の恐怖、
そして愛する人を傷つけられる恐怖、
そういうことへの感覚がしっかりとつかめていて、
なおかつ、作品を見ている視聴者の心理まで計算しながら創っているんだということが、
とてもよく分かります。

恐ろしい!ったらありゃしない!!

マイナスの感情もプラスの感情も、様々な動物的な本能も、
全て実感として持って、自分の中に受け入れた上で、
理性という人格と創造性で他人を喜ばせるエンターテイナーの資質を存分に発揮する。

そういう集団がハリウッドのクリエイターたちなんだなと、本当に思い知らされます。


もう、この先の展開を想像するのが怖すぎます!


                                全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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