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2012年12月19日

アニメ「ブラックジャックFINAL KARTE11おとずれた思い出」呪いは生きて解け



昔好きだったOVA(オリジナルビデオアニメーション)シリーズがあります。

「ブラックジャック」

手塚治虫の超有名なマンガのアニメ版ですね。
数年前、TVで毎週30分のシリーズでしばらく放送していましたが、
このOVAシリーズはその更に前1993年から不定期で作られていました。

OVAシリーズがかなり劇画チックなのに対して、
TVシリーズは、より原作のマンガのタッチに近い絵柄にされています。
でもOVAシリーズのファンを裏切らないように、
声の出演は、主役のブラックジャックと助手?のピノコはOVA版と同じでした。

OVAシリーズは監督が出崎統さんというかた。
「あしたのジョー」「エースをねらえ!」などの監督さんですね。
2011年にご逝去され、正確にはこの「ブラックジャックFINAL」の演出は、
他の方が出崎監督の助言のもとで担当されたそうですが、
公式での出崎統のラストワークということになるそうです。

絵柄も「あしたのジョー」「エースをねらえ!」によく似ていて、演出もかなり劇画チックです。
だから、ブラックジャック先生が超カッコイイ。シビれます。

1996年、私が大学生の頃、劇場版も公開され、2000年にOVAの「KARTE10」(第10話)
まで創られて以来は制作されていませんでした。
昨年2011年に11年ぶりに作られたんですね。

数ヶ月前にレンタル店でその存在を知って、今回やっと借りて見ました。
KARTE11とKARTE12の2話で正真正銘のラストになるようです。



「KARTE11 おとずれた思い出」
は、ピノコの過去と大きなつながりのあるお話。

舞の家元西園寺家で継承されている舞、「白鷺(しらさぎ)天昇」

西園寺家に伝わる「双子の呪い」に苦しめられている継承者ユリエが今回の患者。
その舞は双子の呪いを解くための舞いだとも言われていました。
ユリエは10年前にブラックジャックの施術を受けた患者です。

ユリエは自分と、一緒に生まれるはずだった双子の妹のことと、
西園寺家に伝わる呪いをダブらせ、舞によって呪いを解こうとしています。

病気でやつれても、食事すら取れなくても、身を削るように舞の稽古を欠かしません。

それはとても刹那的で悲壮感が漂います。
まるで、最後の舞と共に自分が死ぬこと・・・先に葬った妹のもとにいくことで、
その呪いを解こうとでもしているかのようです。

実際ユリエは、最後の舞さえ舞えればいいと捨て身でした。

でも、ブラックジャックはそうはさせません。

呪いなんて信じない彼は、なんとか原因を突き止めて完治させようとします。

なぜなら、それは同時にピノコを救うことになるから。

ピノコもまた原因不明の発作を起こし始めていました。
それがユリエと同調していることを確認したブラックジャックは、
確信をもった仮説を元に通常6時間かかると言われる施術を、
患者の体力を考え、1時間で終わらせるという戦いに挑みます。

実は、ピノコこそ、ユリエと一緒に生まれるはずだった双子の妹でした。


最後の舞さえ舞えるようにしてもらえばいい・・・
ブラックジャックに患者が依頼したことはそれだけでしたが、
彼は、病気を完治させようとする。

映画やドラマ、小説などでも、自虐的・刹那的に生きる主人公が描かれる場合があります。
それが実話であれフィクションであれ、私は「なんか違う」と悲しい気持ちになります。

だから、ユリエを見ていると「またか」と思ってしまったのですが、
ブラックジャックが全部解決しました。

どんなときも、生きるため・生かすための戦いをやめないブラックジャックには、
やっぱり力をもらえます。

                                 全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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