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2012年12月12日

「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」私は何者?



「自分探し」という言葉は、実はあまり好きではありません。
でもそれは「探す」ということばに対するとても個人的な捕らえ方のせいです。
探すというと、無いから探すとうイメージで捕らえてしまう。
でも、自分はいつもここにいるのに、何で自分探しの旅に海外に行くんだ??
と思ってしまう。
だから私的に、しっくり来る言葉は「自分気付き」です。
自分はいつもここにある。でも漠然としているから確固としたものを掴みたい。
「これが私だ!」と自信をもって生きて行きたい。
そのために、漠然としたものを見つめながら、自分のカタチに「気付いて」いく。

要するに「自分探し」ってそのプロセスを比喩表現してるってことですよね。
そう考えると理解できなくもない。

行為自体は私自身常にやっていること。
むしろ、好きなことです。

「私は何者?」「ボクは何のために生まれてきたのか?」などなど・・・
同じような言葉にして考えないとしても、
コレが私の生きる道!と意気揚々と人生を謳歌したい願望は、
だれでも、もともと持って生まれてきました。
(もしも、今は無気力だとしても)

だからこそ、「自分」を見つけて、「これが私だ!」と鬱積しているものを開放させたい。


「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」という映画は、そのカタルシス効果を体験できるのですが、
登場人物の人間に対してではなく、猿の方に対してシンパシーを感じる映画でした。
そういう意味では珍しい体験でした。

え?チンパンジーを感じる?

シンパシーです!



主演(人間側)はジェームズ・フランコ。
「スパイダーマン」シリーズで悩める親友役をした彼ですね。
アクターズ・スタジオ・インタビューを見て「127時間」を借りに行ったのですが、
レンタル中だったのでこの「猿の惑星創世記(ジェネシス)」にしました。

とても感情豊かなエンターテインメントでした。
怖かったけど面白かったですよ〜♪

アルツハイマーの治療薬の研究をしている科学者役がジェームズ・フランコ。
猿を使って実験していた彼は人間への治験の要望を出しますが、
その矢先に実験に使われていたメス猿が檻を飛び出して人間を襲い撃ち殺されます。
その事件が災いして、その治療薬の研究はストップさせられます。
しかし、そのメス猿が人間を襲った本当の理由はこっそり産んでいた我が子を守るためでした。
命令により他の実験用の猿たちは殺処分させられますが、
残された子猿だけは殺せずに自宅へ連れ帰ります。
子猿の名前はシーザー。名づけ親は、アルツハイマーの父親(ジョン・リスゴー)です。
シーザーは早い段階から手話を覚え、人間ともコミュニケーションをとっていきます。
成長するにつれ自我が芽生え、人間とは違う自分を自覚します。
そして、人間に問います「シーザーは何?・・・ペット??」
成長と共に、人間への危険性から飼育施設へ入れられるシーザー。
シーザーを我が子のように育ててきたフランコは、
裁判所へシーザーともう一度一緒に暮らすための訴えを出していますが、
なかなか許可されません。
物語はシーザーの自問自答がメインで描かれていきます。

決して愛されていないわけではない。
でも、僕が帰るところは彼のところではないんだ・・・

もうまさに思春期の親離れの心理学でした。
親の愛を疎ましく思って何かと反抗する甘えた文明社会のワカモノよりよっぽど理性的な親離れ。
この猿はとってもカッコイイ!
カッコつけてるワカモノは、猿を見習うべきです(笑)


シーザーが他の猿たちを束ねて、人間社会から脱出しようと戦う姿もまたカッコイイです。
まさに「コレが自分だ!」と堂々と生きたい願望を物語の中で叶えてくれるカタルシス効果・・・

ということは、この映画の主役はシーザーだな・・・

なんて思ってみていたら、
最後のエンドロールのキャストのところでは、
トップが猿でした。

人間に反旗を翻したわけじゃないんです。ただ、檻(支配)から抜け出して、
自分の場所に行きたかっただけ。
それを人間がやっきになって止めようとするからその壁を越えようとするだけ・・・
「猿の惑星創世記」とはいっても、猿と人間の争いは起きていない。

猿の中には悪そうな猿もいました。
シーザーはとても理性的なリーダーですが、続編で「ブルータスお前もか!?」
なんてことにならなければいいけど・・・


                              全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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