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2012年12月11日

「ポリス・ストーリー香港国際警察 アルティメットエディション」 全力でやりきる



今回は、映画の内容云々ではなくて、映画全体と、
今月発売されたブルーレイの使用をもとにして書かせてもらいます!

完全趣味の世界、長くなってゴメンナサイ・・・。


まず「ポリス・ストーリー香港国際警察」という映画をご存知ですか?

ジャッキー・チェンの現代劇アクション映画では超代表作です。
ジャッキー・チェン自身はもちろん、彼のアクションチーム総出で、
身体をはったアクションを、コレでもか!というくらい見せ付けてくれます。

人気女優でさえ突き飛ばされてショーケースのガラスに体当たりで
突っ込んでいきます。
ハリウッドならガラスの代わりに飴を使ったりしますが、
香港映画のガラスは本物です。

もちろんアクションだけではありません。ストーリーも良くできています。
この映画を作るにあたって、ジャッキー・チェンは実際に香港警察に取材をしています。
日々命がけで仕事をしている警察官に捧げるという形で制作されました。
日本での劇場公開バージョンでは、オープニングでテロップも出てきます。
「この映画は、おちゃらけてはいますが、警察に経緯を払っています」的な文面でした。

冒頭の貧民街でのアクションシーンはでは、
犯人逮捕の時の死と隣り合わせの銃撃戦と、その恐怖も描かれます。
警官たちはみんな命がけなんだぞと。
そして、後にハリウッド映画「バッドボーイズ」シリーズでも再現された、
貧民街の建物をなぎ倒しながら車で突っ切っていく伝説の大アクション。

そこから証人警護のシチュエーションで、
笑いとアクションを織り交ぜながら話がすすんでいきます。
そこには、交番勤務の模様や恋人との関係、
警察の縦割り構造などが盛り込まれ、
最後のアクションでは、明らかに悪党と分かっていながら、
「証拠不足」や「命令」により手を出せなかったり、
法律の網の目をすり抜けてのさばらせてしまっていたり・・・
そういうことへの鬱憤を、
本物の警察官たちに代わってエンターテインメントで晴らしてやろうと言わんばかりに、
感情を爆発させた激闘が、デパート全体を使って繰り広げられます。

まさに全身全霊とはこういうこと!
「最近全力で頑張ってないな〜」と思っている人が見たら涙が出るかもしれません。
私も号泣したことがあります。



香港映画、特にジャッキー・チェンの映画は、アジア各国の上映時間の問題などもあり、
ひとつの作品でもその編集にいくつかのバージョンが存在します。

日本での劇場公開は尺も比較的自由だったため、長めのものが多いのですが・・・
問題は日本側の映画配給会社、ビデオなどのソフト販売会社の原版の保存。

これが、どうやらほとんど現存していない。

そのため、日本で発売されているDVDも、
内容は劇場公開とは異なるバージョンの作品がほとんど。

それに輪をかけて、今の大人(30代〜40代)たちは、
アクションヒーロー映画のほとんどを、小学〜高校くらいの多感なころに、
映画館よりもテレビで見ていた世代です。
しかもビデオに録画して何度も何度も見ていた世代。

だから、当時の洋画番組で制作した日本語吹替え版に対する思い入れがとても強い。

「ポリス・ストーリー香港国際警察」をテレビで初放映したのは、
フジテレビ系列「ゴールデン洋画劇場」でした。
そのときに使用されたフィルムは日本公開版とは全く違うバージョンのもの。
放送当時、私は小学5年生でしたが、劇場で見ていた友達が
「カットされすぎだよ〜」と文句を言っていたのを覚えています。

しかしこれがビックリするくらい「スカッ!!!」とするラストシーンなんです。
私はテレビが初見だったので、もう手に汗握って「面白かった〜!」と大興奮していました。

後に日本公開バージョンをテレビ尺にカットして吹替えも新録したものが、
「日曜洋画劇場」でも放送されました。

DVDが普及し始めて、ファンがジャッキー作品のDVD使用のお粗末さに嫌気がさしたころ、
パラマウントが版権を取得。
その内容は「ゴールデン洋画劇場」で放送されたバージョンのオリジナル版でした。
デジタルリマスター&テレビ放送当時吹替え版(テレビでカットされたシーンのみ字幕)
も収録で満を持しての発売でした。

そして時代はブルーレイ。
デジタルリマスター版はブルーレイでも発売されたのですが・・・
フィルムの保存状態のお粗末さもあり、画質が酷い。

ファンからは叩かれまくる仕様。

それから数年・・・特典に日本公開版を加え、
さらに前回発売時、「ゴールデン洋画劇場」版吹替えが一部字幕だった箇所を追加録音し、
さらに、近年新録音された「ポリスストーリー2九龍の眼」の声優陣による完全新録音版も加えて、
今月発売されたのがこのアルティメットエディションです。
(他にもいろいろ特典がついてます)

パラマウントが発売を発表したとき、
ファンからは「できるなら初めからやれ!」とか「前に買ったのが無駄になった!」など、
かなりバッシングも受けたようです。アマゾンのレビューを見てもそれは伺えます。

でも、実際パラマウントさんは頑張っていると思います。
ファン層がコアなだけに、他の洋画と比べるとかなり厳しいところに戦いを挑まれている。

素晴らしい画質で、全身全霊で表現するジャッキー・チェンの躍動を見れます。
テレビ初放送時の吹替え版は本編の面白さを120%増しにする出来。
しかもテレビ初放送から30年弱、待望の完全吹替え収録版。
石丸博也さんの渾身の声の演技。
(実際、ジャッキーの声をやるときは汗びっしょりになるのでタオルが欠かせないそうです)
パラマウントさんのファンの要望に答えようとする心意気、
本編とは全然違う編集の日本公開版にも2バージョンの吹替えをつけていました。
これはかなりの労力です。パラマウントさんも全力です。

名作と呼ばれる映画が特典つきで再販売されるのは珍しくありませんが、
ここまで力を入れられるのはかなり稀なことだと思います。

これからも各メーカーさん、ぜひ頑張って欲しいですね♪


                                     全ての物語のために









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
顔や首や腕が露出している状態では、さすがに当時の香港映画とはいえ、ガラスはフェイクです。
Posted by ロン at 2014年12月09日 07:02
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