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2012年11月28日

「ワイルド7」誇りとは自己完結するもの




「プライドを深く傷つけられた・・・」といって落ち込む人がいます。
「お前がオレのプライドを踏みにじった!」といって怒る人がいます。
ちょっとしたことで機嫌をそこねて、周りから「あの人プライドが高いからね〜」
なんて言われている人もいます。

でもこれは本来間違いです。
むしろプライドが低いと言えます。

本当にプライドが高い人は簡単に落ち込んだり怒ったりしません。

すぐに落ち込んだり、怒ったりするということは、
「本当のボクはそんな人間じゃないのに悪く言われた」
「私はもっとできるのに、周りからの評価がそれに見合ってない。バカにしてる!」
・・・つまり、周りとの比較や人にどう思われるかということに一喜一憂しているということです。

これはプライド=誇り、というより「見栄」です。

プライド=誇り、と訳すから混同するのでしょうか?

日本語で言えば「自尊心」の方がわかりやすいかもしれませんね。

自尊心は自分の内に秘めているもの、自己完結しているものです。

人からどう思われるかなんてことで傷ついたり揺らいだりしません。
自分を自分でどう思うかだけのこと。

当然、誰かと比べてその価値が上がったり下がったりするものでもない。


「ワイルド7」という日本のアクション映画を見ました。



殺人犯や元やくざの親分、爆弾魔や詐欺師などなど・・・
「毒をもって毒を征す」という論理で草波警視正のもと集められた元罪人たち。

極悪非道の銀行強盗の犯人グループが行員を人質にとり逃走する車を、
7台のバイクで追いかけ、「お前らを退治する」と、
主人公で殺人犯の飛葉大陸(ひば だいろく)が犯人に告げます。

日本の警察は銃を発砲できない。取り押さえて逮捕するのが彼らの仕事だ。
となめてかかっている犯人はヘラヘラと馬鹿にした口調でいいます。
「タイジじゃなくて、タイホでしょ?」

その瞬間、飛葉は悪党の頭を打ち抜きます。
すかさず他の犯人達もワイルド7のメンバーに容赦なく皆殺しにされます。

この衝撃的な幕開けでスタートするのが、原作コミックの「ワイルド7」。
ファンの間では伝説のオープニングです。

「タイジじゃなくてタイホでしょ」という犯人を撃ち殺した後の有名な飛葉の台詞。
原作コミックでは「こうやるから退治ってんだよ」(たぶんこんな感じでした)。
オリジナルビデオアニメでは、「こうやるから退治って言うんだよ」。
(私はコレが一番シビレます。声は関俊彦さん)

今回の映画では「ほら、退治だろ?」みたいな感じでした。

と、マニアなお話はここまでにして・・・

とにかく「ワイルド7」を象徴する衝撃の幕開けは健在。

原作ファンには納得のいかない変更点などもあるとは思いますが、
それは置いときましょう。
(私もコミック全巻持っているファンです。「新ワイルド7」も「続新ワイルド7」も!)

和製アクション映画として悪くないと思います。

彼らは、社会のゴミのような扱いから一変して、今度は警察の犬扱いです。
どっちに転んでも世間はいいようには見てくれません。

でも、そんなことはどうでもいい。
本物の悪党を葬るために草波の命令のもと、自分達の仕事をこなします。

自分のことを悪く言われようがそんなことはお構いなし。
プライド=見栄 と勘違いしている人から見れば、
「プライドを持たないウジムシども」に見えるかもしれません。

でも、彼らは気にしません。自分の中にあるルールに従って生きています。
自分の中でしっかりと自己完結した自尊心をもっているから動じないのです。
誇り高いってこういうことなのかもしれないな、
と思いながら見ていると。
これはこれでカッコイイや、原作との違いなんかどうでもいい。
・・・って、思えてきました。


                         全ての物語のために







posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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