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2017年12月30日

「香港国際警察/NEW POLICE STORY」優しくなりたい人、この指とまれ



人に優しくできない
もっと優しい人間になりたい

そう悩む人もいるんですね。

わたしから見れば
そう思えることがもう
優しさの現れではないか?

と思えるのですが
本人はそうは思っていない。

不思議なものだなと思いますが、
転じて自分に目を向けてみると
わたし自身も自分が冷たい人間だと
思っているフシもある。

いや、人から「お前冷たいな〜」
なんて言われると「そんなことはない!」
と反発はしたくなるのです。

その程度の人情は持っているつもりですが
ただ内心「オレ冷たいんだ・・・」
って傷ついていたりもする。

だから、落ち着いて考えると
「優しくなりたい」という悩み・・・
願い?

これは人事じゃありませんでした。



まだまだ観れていないドラマがあるのですが
年内鑑賞は諦めないといけないようです。
そんな中、息子と2人で夕食をとる機会があり
1、2ヶ月前にBS朝日で録画した映画、

「香港国際警察/NEW POLICE STORY」

を観ました。

ゲーム感覚で犯行を企てる若者たちの集団。

そのリーダー、ジョー(ダニエル・ウー)の
アジトをつきとめた香港警察の
チャン(ジャッキー・チェン)は

特捜部の部下たちを引き連れて
アジトへと向かいます。

しかし、そこに待ち受けていたのは
残忍な罠でした・・・

一年後、部下たちを犠牲にし
自分を責めるチャンは
停職処分となり、
酒に飲まれる毎日。

そこに、上層部からの命令で
チャンの相棒になれと言われた
若い刑事がやってきます。

その若い刑事はふらふらのチャンを
引っ張るようにジョーたちの事件の
捜査を再開させるのですが・・・



ハリウッド進出を果たした
ジャッキー・チェンが
ハリウッドでは危険だとやらせてもらえない
というフラストレーションを
香港映画に戻って発散したような作品です。

それだけに見応えのある作品でした。

演出的にはバタ臭い部分もありますが
伝説の作品
「ポリス・ストーリー香港国際警察」
という作品を超えるくらいの
気持ちで作ったんだというのは
タイトルからも伝わってきますね。

前半は怖いくらいのアクションスリラーです。
中盤で謎が解かれていき、
終盤は敵の次の襲撃場所に
自ら乗り込み・・・

公開当時わたしが興奮したのは
このころのジャッキー作品は
巻き込まれ型の戦いが多く
主人公自ら攻めていくという展開が
非常にめずらしかったことです。

危険なスタントもいくつもの見せて
まさに全盛期のジャッキーが復活した!

という喜びがありました。

BSで放送されたのはテレビ用に
カットされたものではありましたが
それでも作品の良さはなくなっていません。

わたしも数年ぶりにに見て楽しめました。

何よりも、自宅では何かと気が散って
なかなか落ち着いて一本、
映画を座っては観ない息子が
最後まで観て「面白かった〜!」

と感嘆の声を上げたのはやはり
うれしかったですね。

息子は12歳。
わたしがジャッキー・チェンを
ただのヒーローではなく
映画人として大ファンになった歳です。

お正月には「カンフー・ヨガ」を
見に行く予定なのでまたまた楽しみ♪

さて、この作品の悪役は
若者たちです。

警察への調整をゲーム感覚で楽しむ。

そこには理由がありました。
彼らの親は全員政財界の有力者。

ジョーは警視総監の息子です。

ところが親に対する鬱屈した思いがある。
だから権力の象徴、
警察に挑戦するようなことで
『反抗期』を取り返しのつかない方法で
やり直している・・・

そんな集団でした。

ゲーム感覚なので簡単に人を殺します。
仲間でさえためらわずに殺せてしまう。

そんなジョーは家庭の中では
まったく認められていないんですね。
自分の居場所にも感じられず
親は喧嘩ばかりしていて
厳しい父親は自分を認めてくれない。

だから人に優しくできない。

だから人に優しくできない・・・?

どういうことでしょう?

そう、彼は自分にも優しくできないんです。
自分を愛せていない。
何もかもどうなったっていい。

まさに自暴自棄。

自分がいつ死んだってどういうカタチで
そうなったってまったくかまうもんか。

そんな気分で生きているから
周りのことももちろんどうでもいい。

3DCGアニメの
「インフィニティ フォース」の主人公
界堂 笑がはじめそうでしたね。

自分の命はバイクで無茶をして
どうなってもいいと思っていたし
人が突然姿を消すという現象も
どうでも良いと言って
ガッチャマンこと健に
「身勝手な奴だ」と怒られていました。

笑は、自分への父の愛を知り
健たちの「何があっても守る」という
笑の存在そのものを認める熱さに
触れて、自分の魂の願いに気付きます。

自分の人生をちゃんと自分で生きていきたい
と・・・

自分を愛せるようになったということです。

ジョーと笑の違いはまさにここ。

ジョーの末路は直後のチャンたちの
危機によってかき消されてしまいますが、
とても悲しいものです。

ちゃんとその悲しさも表現されるシーンです。

人に優しくなりたいという人は
何から始めればいいのか?

もう、わかりますよね。

自分に優しくすることから始める。

まずは自分が自分で在るということを
全部受け止めて丸ごと愛する。
自分にOKを出してあげる。

その上で、自分への優しさも
強さのある優しさへ
成長させていけばいい。

ジョーも人間の心がゼロになっていたわけでは
ありませんでした。

家庭のベッドにうずくまるジョー、
そして最後の彼の涙と行動が
それを物語っています。

でも、自分を愛すること、
愛して欲しいという思いを
もっと早く行動に移しておければよかった。

ジョーのように悲しい最後を
選択せずにすむように今ここから、
まず自分を愛することを意識する。

自分に優しくする。

わたしも気持ちがクサクサして
自暴自棄になりかけたら
自分に優しくできているか?
点検するようにします。


         全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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