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2017年01月02日

小説「続・終物語(ゾク・オワリモノガタリ) こよみリバース 西尾維新 著 講談社」ホンネを隠すのは悪いこと?じゃあどれがホンネか分かる?



真摯であることが大事なんでしょうね。

わたしはバラエティ番組やワイドショーを
最近はほとんど観ていません。

しかし今回の大晦日と元旦は
久しぶりに楽しみました。

まあ、それも結局はだいぶ絞り込んで
選んだものだけだとは思いますが、
「ガキ使」の「笑ってはいけない」と
元日の「ワイドナショー」はしっかりと観ました。

お出かけではなく、家でマッタリの年末年始を
数年ぶりに送りたかったんですね。

「ワイドナショー」には乙武洋匡さんやベッキーさん
ウエンツ瑛士さん、ヒロミさんたちが出ていて、
東野幸治さんや松本人志さんらが
面白おかしくしながらもマジメな話しをしていました。

松本さんも真摯に伝えようとしているという姿は
みている人には伝わるだろうみたいなことを
仰っていました。

前回か前々回の「行列のできる法律相談所」で
“心が無い”キャラでいじられていた東野幸治さんが
懺悔の水浴びを最後にされたのを観ましたが、
その直後にピコ太郎が出てきて
東野さんは水を浴びた感想をなにもしゃべれない。

笑ってみていると、ピコ太郎がPPAPを
歌い終わって、やっと東野さんがMCとして
感想とともに番組をまとめに入る。

その入り方が人柄が出ていましたね。

ゲストの人たちが笑いながら拍手していると
「あ!座ってください座ってください」と
まずはゲストを座らせてから
面白おかしく自分が喋れないことで盛り上げて
ピコ太郎にお礼を言いつつ番組をキレイにしめていった。

テレビではエンターテインメント作品を構成する
一つの部分=演者として面白おかしく
バカバカしくやっているけれど
本当にバカだったらみんなで番組作りなんてできない。

ということなのでしょう。
番組作りではないにしても、仕事のほとんどは
人との連携で成り立っているので同じですよね。

心がないひどい人…というのを売りにしている
(させられている?)東野幸治さんも
実はちゃんとした人なのでしょう。

人の心の中にはいろいろな想いが
混在しているものですよね。

この人はこういう人だと分かったつもりになったとたん
その人は新しい面を見せてくれなくなる。

いい人に見えても、穏やかそうに見えても
裏で何を考えているかわからない…ってことを
言いたいんじゃないんです。

人間なんだから色々な想いを抱え
自分のかなでも色々な感情を戦わせて
今その人はわたしたちの前にいて
接してくれている。

良い悪いではなくそういうものだというのを
まずは受け入れる。

大切な人、つまり友達、家族…
お客さま、同僚、チームメイト…

そういう人たちを大切にするというのは
そういう混在する思いの存在も含めて
大切にするということなのでしょう。



何なんでしょう。数日前から本を読みたくて読みたくて
仕方がないんですね。欲求が興奮状態なんです。
昔、又読みグセがあって反省して、せめて小説とその他
の本を一冊ずつの又読みにとどめようと思っていたのに
いま、それぞれ二冊ずつよんでいる。
そして次に読みたい本、欲しい本が控えているんですよね。

小説「続・終物語(ゾク・オワリモノガタリ)」
「こよみリバース」 西尾維新 著 講談社


直江津高校の卒業式を終えた翌日
いつも阿良々木くんを起こしてくれていた
妹の火憐ちゃんと月火ちゃんは
「もう高校生じゃないんだから」と
起こしてくれなくなったようです。

前日、夜遅かったこともあり
遅めに置きだした阿良々木くんは
顔を洗いに洗面所に向かいます。

高校生でも大学生でも何者でもない
自分のことを思いながら…

洗面所で顔を洗う阿良々木くん。
一時は吸血鬼生が進んで鏡にも
映らなくなった彼ですが、
今はしっかりと映っています。

…ところが、自分が動いても
鏡の中の自分が動きません。
鏡の中の自分は自分を睨んでいるようで…



ゆるい企画…なんだそうです。
インターネットでのレビューだけではなく
作者自身も、登場人物でさえ劇中で
そう言っています。

阿良々木くんが鏡の世界?に行ってしまったのか?
反転してしまった世界。

わたしはその皆さんがゆるいという設定が
始まったのっけから「うわっ!おもしれ〜〜〜!!」
とわくわくして読んでいます。

作中でも取り上げられますが
「鏡の国のアリス」やら「のび太の鉄人兵団」やら
そういう設定大好きですから。

ベタと言いますが、面白いから大ヒットして
大ヒットしたから有名になって
有名=誰もが知っている=ベタ

なわけですよ。つまりベタ=面白いとも言える。

みたこともない斬新なアイディアもわくわくするけど
ベタな設定もいいでしょう。面白ければ。

「君の名は。」はベタな設定の組合せ方
がストーリー構成という調理をされていた
わけですよね。

この「続・終物語」では(まだ読んでいる途中ですが)
鏡の世界には確かに行きますが、それ以外を
ベタだとは思えないしゆるいとも思えない。

「傾物語(カブキモノガタリ)」が
タイムスリップというベタな設定を使った
ハードかつスピーディな冒険譚だったように
この「続・終物語」もスピーディーで
かなりハードな冒険活劇となっています。

しかも、この作品で描かれる鏡の世界は
左右が反転しているだけではない…

まさにこの作品のテーマなのでしょう。

普段わたしたちが接している
周囲の人たちの姿は
本当にその人たちの姿なのでしょうか?

本音と建前、裏と表、
顔で笑って心で泣いて…

じゃあ、裏が本音で表が建前なのか?
それもまた違いますよね。

本当はこう思っているけど、
今、これは言わない方が良いかな〜

と思うのは思っていることが本心で
それを言わないのは本心を隠している
ということなのか?

「何を言ってるんだ?」って思いますかね…?

思っているけど今は言わない方が良いかな?
という思い。

今は言わない方がいい。

という思い、判断、それは嘘ではないでしょう。
本当にそう思っているわけだから。

それが自分を守るためだけだと卑怯という
また違う軸での評価はされちゃうかもしれませんが
例えばそれが善意での「今は言わない方がいい」
だったら、そこまでひっくるめて
その人の“本当の”思いやり=ホンネでしょう?

…というのは、まあわたしの考え方ですが、
そんなことを考えさせるお話になっています。

ただ左右が逆なだけじゃない。
前後が逆、思いが裏返っている…などなど
いろいろなことがその世界では起こっています。




              全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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