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2016年08月25日

小説「暦物語(コヨミモノガタリ) #2 こよみフラワー 西尾維新 著 講談社」日常と非日常は地続き



わが子を殺害した女性の報道がここ数日続いています。
また、飲酒運転に巻き込まれた家族の事故から数年…
という報道もされていました。

どちらも、わたしが住む町のすぐ近く。

現場は実際に通ったこともある場所。

本当に身近なところで起きている事件、事故。

お盆に実家がある鹿児島に向かうときは、
大分、熊本の地震のあとが
目に飛び込んできました。

3.11のときは、津波が日本の陸地を
襲ってくる様子を、生中継という怖ろしい状態で
観ていました。

全部、非日常。

日常ではありえないこと。

でも、その非日常は、日常の生活を送っている時に
日常と地続きで起こる。

交通事故なら、事故を起こした方も
事故に巻き込まれた方も突然の非日常。

そしてその事実を日常の中で
背負っていかなければならない。

それでも、日常と非日常は区別して生きて行くんだろうか?
そんなことを考えてしまいました。



本日、息子の夏休み中、わたしの最後の休日。
一昨日は映画のあと、花火。
本日は、もう一本映画に連れて行き、
そのあとスーパー銭湯です。

小説「暦物語(コヨミモノガタリ)」 西尾維新 著 講談社
第二話 「こよみストーン」


を読みました。

五月初旬、戦場ヶ原ひたぎが抱えていた蟹の怪異。

その問題が解決した翌日、阿良々木くんは
戦場ヶ原からから不思議な話を聞かされます。

その話を確かめるため、阿良々木くんは
私立直江津高校の屋上に侵入してみました。

すると、そこには戦場ヶ原の言ったとおり、
花束が供えられていたのです。

戦場ヶ原も蟹の怪異の件で、
怪異の専門家・忍野メメに借金をしていたので、
この話で返済に充てようとするのですが…。



冒頭で、阿良々木くんと戦場ヶ原が話しています。

非日常というのは日常と地続き。

板子一枚下は地獄

という例えから連想して、地面一枚下は地獄だと、
普段自分が歩いている地面はとても脆いんだと
春休みからゴールデンウィーク明けの怪異に
まつわる事件に阿良々木くんが遭遇したことから
連想しているところに

「そもそも、日常と非日常は地続き」だと
戦場ヶ原が言ってくるのでした。

それでも、戦場ヶ原も言います。

「もちろん、日常と非日常は区別しなければならないけれど、
そうでなければ生きていけないけれど」

と。

わたしも交通事故にあったことがあります。
福岡での中地震も経験しました。

日常の生活が、一瞬にして強制停止します。

本当に日常生活を送っている延長線上に
普通にすました顔をして、自分も日常の現象です
みたいな顔をしてやってくる非常事態。

わたしたちはそんな地続きな非日常状態から
それでも、なんとか日常を取り戻そうともがきます。

なんとか維持できる、維持されるべき日常の
状態に戻ろうと、戻そうとする。

日常と非日常を区別しなければ生きていけないとは
そういうことなのでしょう。


7月下旬からの一ヶ月強。
わたしにとっては非日常の期間でした。

そう。夏休み。

もちろんわたしは仕事に通いながらでしたが、
普段はとらない有給休暇もとり、
息子の小学生生活最後の夏休みを
可能な限りむすこと一緒に過ごそうとしてきました。

わたしも息子も妻も、この夏休みを踏まえた
新しい日常を間もなく送り始めます。

夏休みという非日常の中でも
非日常の活動をしているからこそのケンカもありました。

それでも、おおむね、いい夏休みにできたと自負しています。

次の非日常は、普通の休日かもしれません。
普通の休日は、それは日常なんじゃないの?
とも思います。

地続きですから、ここからが日常で、
ここからが非日常なんて壁があるわけではない。
戦場ヶ原も言っています。

それでも、やっぱり、その非日常は
楽しいモノであって欲しいです。
楽しいモノにして行きたいです。

そのためには、日常をどれだけ楽しめるか?
日常は幸せ力の訓練の場で、
非日常は、例えそれがどんなにつらい事件・事故でも
そしてもちろん楽しい休日でも、
どちらにしても日常の訓練の成果を発揮するとき…

なんだと思います。

日常と非日常に感謝を込めて・・・



                 全ての物語のために















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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