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2016年08月29日

小説「暦物語(コヨミモノガタリ) #4 こよみウォーター 西尾維新 著 講談社」固定観念を外すして自由になるコツ



物事にはルールがあります。

グローバルなルールもあれば
国の法律も、業界のルールも、
地域のルールも、チームのルールも、
社会人としてのルールも、
校則も、ある。

それは具体的に定められたものもあれば、
常識、暗黙の了解、昔ながらの知恵、
単なる習慣、なんとなくの空気などなど…

色々な意味でのルールがあります。

サラリーマンの常識は、商売人の常識とは違うし、
子どもたちのルールは大人たちのルールとも違う。
ところ変われば変わるルール。

郷に入っては郷に従え

なんて言葉もあります。

ルールというと何かしらの決まりごとということですが
これがなかなか厄介な場合もある。

厄介極まりないルール、決まりごとの代表に
無意識でそうあらねばならないと“思いこんでいる”
固定観念というものがありますよね。

ルールに縛られていた固定観念を捨てられない…
ルールの外にでなきゃ、固定観念をすてなきゃ
自由になれない!!
というのもすでに固定観念だったりするんですよね。



不思議と「物語シリーズ」を読んでいると、
観も周りで、今まさに起きていることが、主人公たちが
ぶち当たる壁や葛藤とリンクしていることが多くあります。
まあ、小説にハマるときって、今の自分に感じる部分があるから、
というのも多いので、当たり前と言えば当たり前なのかな…。

小説「暦物語(コヨミモノガタリ)」 西尾維新 著 講談社
第4話 「こよみウォーター」


を読みました。

七月、阿良々木くんは片づけが下手な後輩である
神原駿河の部屋を片付けるために神原家を訪れていました。

部屋を片付け終わった阿良々木くん。

神原から風呂に入って行くように勧められます。

そして、その風呂に使われているという
不思議な井戸水の話を聞かされます。

その水は、水面に自分の未来の結婚相手の姿を
映しだすことがあると言うのです…。



さすが神原相手の短編、雑談が非常に多い(笑)
それでも八九寺真宵との会話とはまた違う意味で
非常に面白く、テンポよく読み進めてしまいます。

今回も冒頭で、阿良々木くんが「道」について
神原に聞いたときの彼女の返答が
会話形式で紹介されていました。

神原は、通常道は定まりきっていて、
外れることは許されない…と語り始めます。

誰しも人生という道の上を移動している以上は
なんらかの決まりに従っているものだと。

そして、「ただまあ」と続けます。

定まりきっているとか決まりにい従っているとは言っても
ドロップアウトすることが難しいという意味でもないと。

車線から外れなくても、『後ろに進む』事もできる…
そしてまとめます。
「道には、逃げ道だってあるのだから」
…と。

なんかもう、こんなふうに言われちゃうと
ルールの中で、あるいは固定観念の中で、
がんじがらめになっているのがバカバカしく感じますね。

道は進むもの、というルールがあっても
その固定観念をそのルールの中で外せるわけですよ。
ルール外ではないルール内でも
固定観念に縛られなくていい。

進むべき道を、後ろに進む、横に進む、上に進む下に進む。
進みながら脇道を探してもいいし、
逃げ道に逃げてもいい。

全部、道から外れず、進み続けている。

案外、自由に生きたいと言いながら
「ルールの中にいないで外に飛び出さないと自由にはなれない」
と思いこんでいるとしたら、その思い込み自体が
すでに自由ではないよね。
と言うことなのかもしれませんね。

本当の自由とは不自由に縛られることではなく
不自由な環境の中でも自由に生きること。
なのでしょう。

その意味がわからずにルールの外に飛び出しても
外のルールに縛られるだけですもんね。


              全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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