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2016年07月10日

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 福井晴敏 著 角川書店 #10 虹の彼方に(下)」その3 生きたまんま天国に行けたら



精神疾患…

というと、自分は頭がおかしいのか?
周囲からそんな風に見られているのか?
など恥ずかしい事のように感じたり人がいると思います。

精神疾患とか心の病とか
そういう言葉が特に日本では
あまりいいイメージがない。

その観方が少しでも変わって行けば
もっと当たり前にカウンセラーや
心療内科に相談に行きやすいだろうに…

と日ごろから思っています。

人の心…精神は、成長するものであり、
みんなが等しく同じタイミングで同じ順番で
成長するわけではありませんよね。

それぞれが、人生のタイミングで
必要なことを学び、
その順番や成長度や、気づきの項目などの
組合せによって人格も形成されているものでしょう。

あることはとても突出して成熟しているかと思いきや
こっちの方面じゃあ、あまりにも幼稚すぎないか?

なんてことがあるのは、なにも不思議なことではない。
当たり前のことだと思うんです。

っていうか、つまりわたしもその一人だと自覚しています。



昨年の夏休みは、結構いろいろやりました。
お金も使った。今年はそうは行きそうにありません。
でも、これはこれで、また違う工夫を楽しむことができる。
知恵を絞って、楽しむことができます。
なかなか映像作品を観れず、小説にばかり触れているのも
そんな工夫の一つかな…

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」
第10巻 「 虹の彼方に(下)」福井晴敏 著 角川書店
 

『ラプラスの箱』を巡る最後の戦いのさ中
主人公バナージ・リンクスやジオンのミネバ姫に
100年生きながらえてきたバナージの曽祖父
サイアム・ビストが語る言葉を引用します。

「知性による、知性のための進化……。我々が知る限り、
この世界で知と血の両方を併せ持つ生体は唯一、人だけだ。
知によって他の生命と袂を分かった人が、
知の進化という新たな系統樹を作ってゆくのだとしたら、
前例に準える行為は等しく意味がない。
我々が知る進化の歴史は、肉体という形象の変化を伴うもの。
精神という形のない“力”が進化する事例を、
我々はまだ見たことはない」
(P91より引用 改行はブログ筆者による)




進化した人間…

というと、宇宙人みたいになっていたり
X-MENに出てくるミュータントみたいな
突然変異による特殊能力を持った人、
のようなものを想像しますよね。

生命の進化はこれまでも
そういうものでした。

類人猿からの進化系である人間。

歴史上、わたしたち人間は
外見が変わらず、内面的な部分での進化というものを
まだ観たことがない。

一般的な発育・成長というのはあります。

しかし、精神の基盤そのものが
違う次元に進化している…
なんていうことはまだない。

もしかしたら、「悟りを開く」というのは
ある意味、そういうことなのかもしれません。

人の心の成長、精神の発達というのは
広く深く、あらゆる方向から、あらゆる方向へと
広がり掘り下げられてゆくものでしょう。

だから他者と重なり合う部分もあれば
まったくお互い未知の感覚を持っている
つまり、まったく言っていることがわからない…
ということも起こる。

その違いは、ハッキリクッキリ境界線があるのではなく
グラデーションのように違ってきていて
グラデーションの中間を見て「分かりあえる」と感じ
グラデーションの量端を見て「全く分かり合えない」と感じる

そういうものだと思うのです。

精神疾患なんてものもそう。
病院で見てもらって「こういうことですよ」
と判断することで“病気”として認識されるだけ。
だから、心療内科に通う=頭がおかしいの!?
なんて偏見が生まれる。

でも、良く考えたらおかしいですよね。
風邪ひいたかな?と思ったらお医者さんに相談に行くのに
なんだか心がクサクサしてるな
と思っても誰にも相談しないの?

そういうことだと思うんですね。

外科内科…いろんなお医者さんがいるように
心療内科医も心理カウンセラーも
ひとりの人間ですから、人間性はそれぞれでしょう。

別に成人君主に会いに行くわけでもない。
ただ、心のことを専門的に勉強している人として
第三者的な視点で意見を聞く。

その位の気持ちで行けるような
社会的風潮やみんなの認識になればいいなと思っています。

精神的な進化…とまでは行かなくても
精神的な成長というのは自ら推し進めていくことはできます。

それは、知があるからできること。

人間にしかできないことです。

自分の心のことについて知ろうとすれば
自ら知識を取り入れ、知恵を絞り、
新しい発見という新たな知識を得て、
どんどん成長していける。

わたしたちの子孫が精神的に
さらに高い次元で物事を感じとれるようになるには
わたしたちがどれだけの“知”を残せるか
にもかかってくるわけですよね。

そういうことを考えると、
風邪ひいたら栄養や体温を整えるように、
太りすぎて健康を害するようなら
摂生やダイエットで体を整えるように、
もっともっと身近に“心”を整えることを考えて
“精神”を整えることに目を向けていいと思うんですよね。

何もしないから、“知”が足りないから
精神的に参って、ストレスでうつ病になったり
円形脱毛症になったりと、“心の病”になる人がいます。

わたしも下痢と便秘を繰り返すのは
精神的な起因もあります。

でも、知識を得て、基本的な知恵がつくだけで
その辺は改善出来るわけです。

そして、その精神に関する“知”は
広さ深さの限界がまだまだ全く見えていない。

もしかしたら、わたしたちは
進化した次の世代を待たずとも、
自分自身をどんどん進化させていくこともできるのではないか?

そういう種類のお話だと思います。

「機動戦士ガンダム」は最初のシリーズから
そういうことを訴えかけてくる要素があります。

すでに、子供たちに未来を託そうと
大人たちが真剣に取り組んだものの軌跡のひとつでしょう。

精神は他人事ではなくて、確実にわたしの中にも
あなたの中にもある。
その健全性を考え、整え、更に良くするようにと
考えない事の方が、良く考えると不自然に思えませんか?


                    全ての物語のために











posted by ストーリーセラピスト at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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