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2016年08月27日

「傷物語〈II 熱血篇〉」好意は自己満足でやってくれるほうが受け取りやすい



オレは家族のためにこんなに頑張っているのに。

家族のために自分を犠牲にして頑張っているのに。

私は家事と育児で自分のことなんて考える暇なんてない。

自分のことは全部後回しにして家政婦のように頑張ってる。

そんな不満を持っている方は沢山います。

わたしも「生活のため」と思って始めた仕事を
家族ができてからもずっと続けているので、
「誰のために頑張っていると思っているんだ!」
という気分になってしまうようなことが
全くないわけではありません。

実際に家族のために頑張っているのですから
それについて「当たり前」みたいな顔をされると
そりゃあ、誰だってそうなりますよね。

自分がそうしたくてしていることですから
それを盾にして「だから感謝しろ!」
というのは家族にとってはいい迷惑です。

でも、家族の態度を不遜に感じたからと言って
家族ために自分が犠牲になっている…

と思い込みすぎるのは家族にとってだけではなく
自分のためにも、精神衛生上よくありません。



独り身でただの映画好きだったころは、
劇場で1時間程度の映画を観たときは、
なんだか損した気分になったものですが、
息子の存在のおかげで、そんな感覚は消えてしまいました。
「物語シリーズ」劇場用アニメ最新作

「傷物語〈II 熱血篇〉」

を観ました。

吸血鬼となった肉体を人間に戻すために、吸血鬼である
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの
奪われた四肢を取り戻す戦いに、

高校2年生を終え春休み中の阿良々木暦くんが、
身を投じていました。

怪異の専門家・忍野メメのアドバイスを受けながら
激闘を続ける彼の前に立ちはだかる3人の敵。

吸血鬼でありながら吸血鬼を狩る、
2メートルはあろうかとう身長の持ち主ドラマツルギー。

巨大な十字架を武器として駆使する人間と吸血鬼の混血、
バンパイアハーフのエピソード。

吸血鬼退治の専門家である人間、
キリスト教の特殊部隊!?ギロチンカッター。

忍野の交渉により、1対1の決闘という形での
バトルとそれぞれお互いが勝利した場合の条件を呑んだ3人。



約束の時に、約束の場所=夜中の直江津高校
を舞台に3人との戦いが繰り広げられます。

そんな阿良々木くんに再び出会ってしまうのが
委員長、羽川翼。

阿良々木くんは、彼女を巻き込むまいと、
わざと嫌われるようなことを言い
彼女を遠ざけようとしますが、
頭のいい羽川には、早々に見破られてしまいます。

その後、本心を伝えた阿良々木くんに、
着替えを持ってきてくれたりと世話をやく羽川。

しかし、出会ったばかりの同級生に
身を投じる献身的な振る舞いに「正直引く」と
伝える阿良々木くん。

とてつもない自己犠牲で、それは尊いことかもしれないけど
そんなことを当たり前にできてしまう羽川には
恩返しをしたいから、頼むから関わらずに新学期に
学校で会える日を待っていてくれとお願いをする阿良々木くん。

羽川はそれを承諾したうえで、阿良々木くんに言います。

自分はもっとズルいししたたかで、
全部自分のためにやっている…

自己犠牲なんかじゃない、これは自己満足なんだ
…と。

たぶん、その通りなのでしょう。

非日常に憧れ、阿良々木くんと関わることで
非日常を体験できることを期待している。

自分のためにやっている。

これは、わたしたちの生きることへの原点、
みたいなものなのではないでしょうか?

家族をもったのも、
家族のために頑張るという道を選んだのも
全部自分が決めてやっていること。

自分のためにやっていることのはずです。

いつからか、犠牲になっていると思っているなら
大元の大元、相手のために時間や労力を
使うか使わないかで考えたときに
使ったほうが結局自分にとっても気が楽だとか、
何かしら自分なりに判断を下したポイントがあるはずです。

そこまで掘り下げて、それを相手に伝えるほうが
自分も相手も気持ちよく手伝えるしそれを受け取れるものですよね。

自己犠牲を訴えるのは、そこにはやはり
「わかってほしい」「感謝してほしい」「ほめてほしい」
という甘えが隠れていますよね。


               全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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