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2016年11月07日

「俺物語!!」その2 自分が正しいなら、わが子も正しく育つ



女優の黒木瞳さんが
以前テレビでおっしゃっていた、
「子育ては『待つこと』」
という言葉は、常に胸に留めています。

自分の子どもが親の言うことを聞かない。

と悩んだり、感情的になってしまう親御さんも
多くいますが、そんなのは当たり前ですよね。

そんなの…というのは、
悩むことや感情的になってしまうことではなく、
言うことを聞かないということが、
当たり前ってことですよ。

そもそも、自分に置き換えたらわかることです。

あなたは、人の言いなりになることが好きですか?

この質問に大好きです!
と心底答えられる人なんていないでしょう。

わたしだってそうです。
むしろ、大嫌いと言ってしまえます。

それなのに、親が言ったことを
わが子が即、言った通りにしなければ怒る。

これはコントロール以外の何ものでもありませんよね。

こういう話をすると、今度は
自分の親心を否定されたような気持になるかもしれません。

誰だって怒りたくて怒っているわけではない。
そりゃあそうですよね。
かわいいわが子ならなおさらそうでしょう。

かわいいからこそ、将来を案じるからこそ、
言いたくないことでも言わなきゃ!
厳しくするのも親の役目!

たしかに言うべき時には言わなければならないし、
なんでもかんでも甘やかして良いわけがない。

でも、人間は自分で成長していけるもの。
そして、成長とは反省や気づきがあって
初めて起こることです。

そして、それは自分の内面で起こることであって
親が反省しなさいと言ったから反省できるなんて
コンピューターのようにはいかない。

だから、親はわが子が自ら成長するその時を
待たなければならない。

それはわが子を、本当に信じていなければ
できないことですよね。



とてもシンプルでしたが、
それだけにど直球、どストライクでもありました。

「俺物語!!」

昨日とは違う視点で取り上げます。

主人公:剛田猛男(鈴木亮平)は、
男気あふれる純情高校生です。

しかし、ゴリラのような厳ついルックスで、
女子にはモテない。

その代り、男子たちにはモテまくりなんですね。

それだけ、本当にいいヤツなんです。
しかも頼りになる。

本気で相手のためになろうとしてくれる男なので
信頼も厚くなって当然ですよね。

彼の人柄に惚れている男子の中でも
もっとも近い友達
…心から信頼し合っている、親友が
砂川誠(坂口健太郎)。

砂川は、猛男とは真逆で、
イケメンで女子にモテまくりです。

性格も猪突猛進型の猛男とは正反対。
穏やかで物静かで落ち着いている。

でも、内に秘めた熱さ、男気は全く同じ。

そんな二人が大和凜子(永野芽郁)と出会い。
猛男は一目惚れしますが、
「自分が好きになった女子はみんな
スナ(砂川)を好きになる」
という猛男の思い込みが二人の恋心を、
すれ違いによってスッタモンダさせて
映画を盛り上げてくれます。



さて、そんな猛男くん。
どうやら一人っ子のようです。

お父さんはサラリーマンなのか、
スーツを着て毎朝ご出勤。
夜も遅くなることも珍しくないようです。

もじゃもじゃ頭のお母さんも、
お惣菜屋さんでパートをして家計を助けている様子。

朝は三人で朝食。

中学の学ランから、高校の制服に変わった猛男。
初めて結んだネクタイは不思議な結び方です。

2年生になるまでには極める!
とネクタイの結び方に対しても
気合いっぱいの猛男くん。

普通にスーツ姿のお父さんは、
猛男と同じもみあげで言います。
おう!がんばれ!

これで、父子のネクタイ教育は終わり。

お母さんだけが言い続けていました
「一年もかかるの?ね?一年かかるものなの??」

そんな猛男と猛男の父。

猛男が恋に胸を痛めて夜遅くまで
ベランダで過ごしたとき、
帰宅した父もベランダに立ちます。

このシーンも、父と息子の関係を
シンプルに素晴らしく描いていました。

そこは見てください。
特別なことはない、当たり前のシーンですが
わたしは大好きなシーンです。

なぜ好きなのか?

息子を信じて見守る父の優しさが
ストレートに描かれているシーンだから…
なんだと思います。

「わが子の成長を信じて愛情を注げば大丈夫」

というのは、わたしの息子が生まれたときに
母に言われたことです。

わたしの両親のわたしたち兄弟への
親としての在り方がまさにそうだったので
わたしも素直に受け取ることができました。

もちろん、本当にわたしが『大丈夫』だったのか?
それは、今後の人生でしっかりと
幸せになっていかないといけないわけですが。

親から信頼されていることはとても大きいです。

期待ではなくて信頼なんですね。

この、親から子に対する信頼というのは
性格がいいからとか、
そういうことを超越した意味での信頼です。

親はなくとも子は育つ

というように、そもそもわたしたち人間は
自ら育とうとする。

立って歩くとか、身長が伸びるとか、
そういうことだけではなく、
人との関わりの中で、自分というものを見て、
いろいろ感じながら考えながら成長していく。

そういう力がちゃんとある。

まずはその根本を信じる。
ということですよね。

親が正しく在れば、子も正しく育つ。
そういうものだと思っています。

でも、それは親の正しさを子に押し付けろ
ということでもない。
親の背中をみせて「お前もこう育て」と
期待をするのも違う。

押し付けない、強要しない。
自ら答えを創り出していく、人生を造っていく。
そういう力があることを信じて見守るという親の在り方。

それが信じて待つということ。

正しい親の在り方とは、そういうことなのでしょう。
だから、わたしは
自分で自分の人生を造っていく一人の人間という姿と
息子の人生を信頼してる父親という姿は
ちゃんと息子に見せておきたいと思っています。

それをどう感じ、どう影響を受けるのか?
それは、息子の自由です。



                 全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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