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2016年06月15日

ドラマ「世界一難しい恋 #9」夢は自分でムキになって消そうとしても消えない



「映画監督になるのが夢」

10代から20代後半までそう言い続けていました。

実際に大学では写真学科で映像を専攻し、
シナリオから撮影、編集まで一通り学びました。

東京の映像の会社に就職し、
現場で働いていたこともあります。

東京での仕事を辞めて九州に戻ってからも
個人で映像制作を請け負ったり、
ショートムービーのコンテストで
受賞にノミネートされたり、
シナリオコンクールでも最終選考まで残ったり…

活動はしていました。

しかし、今、夢を聞かれたら、

「映画監督になるのが夢」

とは答えません。

それは夢を諦めたということか?と言えば、
それは全くそうではないんです。

むしろ断言できるのは

「夢の諦め方がわかりません」

という一言。

「映画監督になる」と言わなくなったのは
言う必要がなくなったからです。

自分が為したいと思っていること…。

それを為すのに「映画監督」にこだわる必要がない。
むしろ、自分自身を最大限に使い倒すという観点で言えば
もっと他のアプローチのほうが効果的だし
上手くいくんじゃないか?

と感じられるようになってきたから。

それに、映画監督に憧れていたときの
“憧れ”の部分で言えば、
いろいろな形で実はすでにかなえてしまった部分も多い。

自分が撮った映像がキレイに編集され
暗がりの中で大スクリーンに映し出されて
大勢の人が感動したり笑ったりしてくれる…。

この体験は今でも毎月しています。

また、映像とは関係のないところで
自分がシナリオを考え演じた3分の演技で0
大きな大会で優勝という評価をもらい
大きな会場で多くの人に拍手をもらったりもしました。

多くをかなえたけど、夢の本質的にはまだまだこれからだと
確信を持って言える。

そこを諦めろというのは「死ね」と言われるのと同じ。

だから、諦めようとしても諦めようがない。
そんな感覚です。



今夜、いよいよ最終回ですね。
先週のお話…、

ドラマ「世界一難しい恋」 第9話

を観ました。

美咲(波瑠)ともう一度やり直したい零治(大野智)は、
自分の欠点を認め
美咲の欠点を受け入れると宣言しました。

零治の申し出に対し、美咲は
やり直すための条件を出しました。

一つは、今はこのまま帰ってくれと・
そしてもう一つは後ほどメールするとだけ告げて
去って行きます。

そして、翌日待ちに待ったそのメールには
「しばらくお会いしたくありません」と一言。

零治は考えた挙句、その日の夜、
「その条件ものむ」とメールを返します。

しかし三浦(小瀧望)から、毎朝の通勤途中に
美咲とすれ違って挨拶しているという話をきいた零治は、
偶然を装って美咲と会おうと考えます。

たまたまのタイミングを狙った非効率なその作戦では
結局美咲には会えずじまい。

美咲との約束を守りつつ、
美咲の姿を見るにはどうしたらいいかと悩んだ零治。

NHK取材班がダイオウイカを世界で初めて
映像にとらえたことからヒントを得たようです。

零治はステイゴールドホテルの近くの広場で
風船を配っているゆるキャラを見かけます。

これなら美咲に気づかれずに姿を見れると、
零治はゆるキャラの中の男・藤田(上島竜兵)に、
着ぐるみを貸してほしいと頼みます。

藤田の特訓の末、ゆるキャラとして着ぐるみを着て
広場に立った零治。

彼が人々とふれあっているところに、
思惑通り美咲が現れ、笑顔を見せるのですが…



零治が夢について語ります。
消そうとしても消せないもの。
まわりの誰が消そうとしても消せなくて
自分ですらムキになって消そうとしても
絶対に消せない…

零治にとって、夢とはそういうものだと。

非常に良く分かります。

例え、映画監督ではなくても
自分で撮った映像を多くの人がスクリーンで観て
涙を流したり笑ったりしてくれているという体験を
毎月できているとしても、
「もうコレでいいや、充分夢はかなった」
とも思えない。

フィクションだろうと現実だろうと物語に触れ
物語を伝え、感じ考え成長していく。
それが他の人の感動や感動の種になったり
気づきや幸せのキッカケになったり…

というのをもっともっとやって行きたい。
映画監督という「職業」に関しては
どうでもよくなったけど、
どうしたって物語には関わりたいし観ていたい
創りたいしそれで人の心に何かを残したいし
今を生きる人たちにも、未来を生きる人たちにも
残していきたいモノがある。

この衝動だけは消して消えるものじゃないんです。
簡単なことではないと分かっているけど
消えないんだから仕方がない。

夢を実現させようとすると辛いです。
大変なことがいっぱいある。
上手くいかないことばっかりでイライラもする。

「こんなんだったら、もう、
諦めちゃった方が楽だろうな〜」

って思ったこともありました。

でも、本当に諦め方が分からない。
諦めようとしても自分の中から消えてくれない。

消すには自分を殺すしかない。

だったら生きることこそ夢を追うことか
…と。

ある意味、このブログを書くことでも
ホンの少しのことかもしれませんが
夢をかなえていっているとも思っています。

もっとこうしたい!というのもありますが、
それにすらにじり寄っている気もしています。

にじり寄ってるから、にじり寄っているけど、
寄ってるだけで為せてはいないから
辞められなくて焦ったりイライラしたりもするけど、
やっぱり生きることそのものだからどうしようもない。

今、思っているのは、自分が死ぬときに
夢が「かなったか」「かなわなかったか」ではなく
「どこまで」かなえられたか?
ってことが問われるんだろうなと思っています。

誰に問われるのかって?

もちろん自分にです。



                 全ての物語のために













posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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