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2016年09月30日

「ミッドナイト・ラン」イキにイキまくって快感を感じられる感性をみがく



わたしは職場について、自分のデスクに向かうときに
気分が仕事モードになっていきます。
正確に言えば通勤中にも徐々に気持ちの準備をしているのかも。

でも、よくよく考えると、
早朝一人で起きだして、6:30には家を出て
まだ少し眠たい体を電車に揺られ
会社へと向かう。
そしてついた先では仕事モードなんて
“気合い”が必要な状況。
これって笑顔が入り込む余地がない…。

これは非常によろしくないなと思っていたのですが
ここ1年ほどは、息子も一緒に早起きするので、
朝、笑顔になれる時間を持てています。

ああ、そうか…

まだ息子が小さいときから、わたしは出勤前に
妻と息子の顔を観て笑顔になってから家を出ていたのでした。

世間でイケイケで活躍している人たち…
とくに自己啓発やビジネス書のコーナーに本が並べらるような
著作を出される人たちの中には
「家族を持つことが夢」だなんて「小さいことを言うな!」
みたいな論調で書かれている方もおられる。

しかし、それはあまりにも荒々しすぎる感性だと思います。

言いたいことはわかりますが、彼らが“目指せ”と言っている
“為すべきこと”や“持つべき目標”こそ、
そういう「小さいこと」「当たり前にみえること」の中にある
かけがえの無さを感じとれる感性を持っていなければ
為し得ないようなことなんだと思います。

一見きらびやかに生きている人も
すさんだ生活をして世の中を呪っているような人も
この映画が醸し出すような感覚を持っていれば…

どんなにつらいことも、ちゃんと受け止めながらも
笑顔で生き抜いて…粋に活き活きと生き抜いて行けるはずです。



番組が変わる時期。スペシャル番組が多い中、
そういう番組の誘惑にできるだけ勝ちながら、
なんとか映画を観る時間を創り出せています。
今回は、わたしの好きなハリウッド映画でも
五本の指に入るのでは?と思っちゃうほど
大好きな作品です。

「ミッドナイト・ラン」

本当に本当に、数年ぶりに観かえしました。
何回目の鑑賞になるのかは、もう、わかりません。

ジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)は、
かつてシカゴの警察官でしたが、
仲間に裏切られ妻子とも離れて、
今はロサンゼルスの保釈金ローン会社と契約を結び、
逃亡した被告人を公判までに連れ戻してくる
「賞金稼ぎ」をしながら食いつないでいました。

ジョナサン・マデューカス(チャールズ・グローディン)、
通称「デューク(公爵様)」は堅気の会計士ですが、
雇い主がシカゴの麻薬王セラノであることを知り、
ギャングの金を横領、慈善事業に寄付をして、
身を隠しています。

ですが丁寧に挨拶状をセラノに送りつけるという変わり者。

裁判までの5日間でマデューカスをロサンゼルスへ
連れ戻す仕事を引き受けたウォルシュは、
ニューヨークで捕まえたデュークを空港まで連れて行きます。

ロサンゼルスまで5時間のフライトで到着…のはずが、
飛行恐怖症だというデューク。
機長にも飛行機から降ろされ、列車に乗ることになるのですが…

次から次へと巻き起こるトラブル。
セラノたちギャングとFBIに追われながら、
男二人での車と列車のアメリカ横断逃避行が始まります。



1988年のハリウッドの作品ですね。
もうじき30周年を迎えるのか〜。

この作品はビデオでは日本語吹替版も出たのですが、
DVDには収録されていません。
非常に良くできた吹替版なんですけどね。
ブルーレイも未発売。

吹替版と言えば、日曜洋画劇場で放送された
吹替版は、ファンの間では伝説的なものとなっています。
それこそ吹替洋画の傑作中の傑作。

30周年を記念して、ブルーレイで両吹替収録ででないかな…

この映画は映画の面白さ楽しさを見事に詰め込んだ
粋な粋なロードムービーです。

ホンっとうに楽しいんですね〜〜〜〜〜!

アマゾンやYahoo映画などのレビューを読めばわかりますが
この映画を好きで好きで、何度も何度も観ていると言う人は
映画ファンのなかにはかなり多いはず。

女性にはもしかしたらちょっとわからないかもしれないけれど
男性にはたまらないモノがあるんですよね…

さて、わたしはこの映画をみるのは恐らく6〜7年ぶり…

前回みたときはもう、息子は生まれていたハズですが、
今回は親の視点で観た…と自覚した初回になった気がします。

前回はまだ息子も小さくて、幼児という感じでしたが
今や最初の反抗期が始まって、思春期の扉の前に立っている
“少年”ですから、この作品に出てくる
ジャックと娘のシーンでのわたしの感じ方に
変化があったのだと思います。

ジャックは家族も職も失った男です。

そんな彼が、デュークを連れて、想定外の
アメリカ横断逃避行をする羽目になり、
お金も尽きて、デュークを引き連れて元妻にお金を借りに行く。

そのシーンでわたしは涙がでました。
以前から感動的ないいシーンだとは感じていましたが、
ここまで心が震えたのは今回が初めてでした。

ジャックとデュークは捕まえた方と捕らわれた方…
敵と味方です。

ロードムービー、バディムービーの鉄則通り、
その二人が珍道中のさ中に心を通わせていく…
ことにはなるのですが、それが全く慣れ合わない。
ちょっと信用しかけたら、すぐに元の関係に戻る。

それでも、最後はお互い心に残る関係となります。

しかしながら、
デュークがジャックの前から去ることは間違いありません。

デュークは孤独です。
楽しい楽しい映画ですが、デュークの孤独は
この映画の楽しさを引き出しながらも深い余韻を引き出しもする。

つまり、ジャックは職も家族も失っているのに
結局ラストはまた独りぼっちになる。

それでも、彼はやっぱりかけがえのないものを
てにいれている。
かけがえのないものを積み上げてきている。

途中、とにかく賞金が欲しいジャックと
ギャングの金を横領した犯罪者デュークの
“正義感”が徐々に見えてくることになりますが、
そういう二人だからこそ、“来世であったら友達になれる”
かもしれないような関係になれるし、
ジャックは、そういう生き方をしているから、
悲哀もありますが、かけがえのないものを
かけがえのないものとして理解できるのだと思います。

これは、やっぱり幸せ力ですよね。

わたしたちの世界にはかけがえのないものが無数にあり、
そこらじゅうにゴロゴロ転がっている。
幸せのタネだって無限にある…

なのにそれに気づける人と気づけない人がいる。

ジャックとデュークの珍道中とラストシーンが
多くの男性の心を掴むのはこの深さがあるからなんですよね。

女性でも映画好きなら。
映画好きではなくても男なら。
死ぬまでに一度は観ておいたほうがいい。

そういう映画です。


                     全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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