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2016年11月09日

「バクマン。」敵がいなけりゃ



「俺は敵がいないと成長できない」

親友が、学生時代に言っていました。
当時わたしたちがよく聞いていた
B’zのアルバムの中に入っていた
「敵がいなけりゃ」という曲は
その親友のテーマ曲かと思うような歌でした。

つまり、彼は超えるべきライバルを一人決め、
実際にライバルに勝つことで
自分をレベルアップさせる。

そうやって極真空手も柔道も
強くなってきたというのです。

なるほど、格闘技ならわかります。

しかしワイルドな彼は、自転車での通学も
車通学のわたしと競っていました。

「坂を上るときはスピードを落とさないように
全力でペダルをこぐ!
下りはせっかくスピードが出るのだから
さらに全力ででペダルをこぐ!」

…そんなことを言うわけですから
筋肉バカと言われてもしかたがない

わたしは彼にもよく言われましたが
対照的で、自分の外に敵を作らず
いつも自分を超えることを目標とするタイプ。

だから、彼の理屈はわかっても気持は
なかなか理解に苦しみながら
笑ってみていました。
非常に面白かった(笑)

しかし、彼の在り方は、
着実に目標を達成していくための方法論としては
実用的でもありますよね。

実際に大学で知り合ったときは
「写真や映像で食っていくなんて考えたこともない」
なんて言っていた彼は、
今はフリーのカメラマンとして食って行けてます。
自分の作品として日本の祭りを映像に残しながら。

その映像の技術の極め方も
彼らしく目標を決めてレベルアップしていったのでしょう。



久しぶりに少年漫画を買ってみたくなりました。
買えなくてもTSUTAYAでレンタルして読もうかな
…なんて、時間もないくせに思っちゃう。

「バクマン。」

を観ました。

普通に大学に行って普通に就職する…
それ以外の展望もなく毎日を過ごしていた
高校生の真城最高(佐藤健)。

しかし、彼の画力は素晴らしく、
ノートに書き残している片思いの相手、
クラスメイトの亜豆美保の似顔絵は
目を見張るものがありました。

ある日、その秘密のノートを
クラスメイトの高木秋人(神木隆之介)に
見られてしまいます。

高木は真城の画を気に入り、
一緒に漫画家になろうと誘います。

高木は文才や構成力はあるが画が下手。
真城は画が抜群に上手い。
だから、二人で組めば漫画家として
やっていくことも夢じゃない…と。

いきなりの誘いに真城は拒否反応を示しますが
亜豆が声優志望だということと同時に
亜豆から激励の言葉をもらったことで、
真城も高木とともにプロの漫画家になることを決意します。

そして、週刊少年ジャンプへの持ち込むための
作品を完成させ、いざジャンプの編集部へ。

担当することになった編集者・服部(山田孝之)は…



さすが大根仁監督。
画期的な演出とテンポの良い構成で
お話をどんどん先へ進めていきます。

夜、触りだけ観てみようかなと再生したら
「おもしれ〜!」と唸りながら最後まで観てしまいました。

とても力強い映画です。

無駄が一切ない。
とにかく一直線で漫画になろうとする
二人の奮闘を描ききる。

二人のその一直線な思いが
矢のように観客に突き刺さってくる感じです。

二人が初めて作った作品を
少年ジャンプの編集部に持ち込んだころ
大きなライバルが現れます。

少年ジャンプの中で開催される
「手塚賞・赤塚賞」という新人の登竜門で
手塚賞を受賞し、鮮烈なデビューを飾った
天才高校生漫画家 新妻エイジ(染谷将太)です。

真城と高木の二人は、同じ高校生である彼に
強烈なライバル心を燃やします。

映画自体も彼との闘いで非常に盛り上がる。
(それだけじゃないのがこの映画の凄いところですが)

サラリーマンなど、従業員の人たちが
経済的な自由を目指すとき、
投資や起業のセミナーを受けたり、
学校に通ったりすると思います。

サラリーマンとして成功を目指している人も
資格を取る勉強をしたり、
英会話の勉強をしたりする。

そういう場でよく言われるのは
「仲間」がいることの心強さです。

実際にわたしもいろいろな学びの場に行きましたので
そのことの重要性はとてもよく理解しています。

会社と自宅の往復だと、
どうしても考え方が狭まっていきます。

そんな時に、同じ世界を目指す「仲間」と話せるのは
モチベーションの維持にも非常に役立つ。

しかし、能力や目指している場所や
具体的な目標へのアプローチは人それぞれ。

「仲間」たちに先を越されてしまうこともある。

そこで負けてたまるか!
と健全に奮起できれば「仲間」は「よきライバル」
ですよね。

いい刺激を与え合える「仲間」というのは
支えあえる仲間でもあれば、
競い合えるライバルという意味での仲間でもある。

サラリーマンの世界だけにいると、
いい意味でのライバル=宿敵
となってくれる同僚もいますが、
残念なことに害敵となってしまう人もいます。

そう、「先を越された」とか「先を越されそう」と思ったら
足を引っ張ろうとする人たちのことです。

そういう人たちの能力が高ければ
その部分をライバル視して目標にして、
追い抜けばいい。

それはわたしたち自身の中で勝手にできることですよね。

大事なのは変なところで競い合って
足の引っ張り「合い」にならないこと。

その為には、感情的に「怒り」と「昂ぶり」の違いを
自分の中で感じ分ける感性が必要です。

それがわからない人は、足の引っ張り合いに
フツーに突入していく。

実際にそういう人がいっぱいいるのが
この社会の寂しいところですが、
逆に、そういうのを爽やかにわかっている人も
非常に多いので、面白い世界でもあります。

映画の中で、真城と高木は何度も何度も
叩きのめされて何度も何度も奮起します。

クライマックスで(クライマックスだらけなのですが…)
真城と新妻が火花を散らせるシーンがあります。

最後に真城が新妻に対してどんな表情をするか?

ぜひとも映画のパワーを感じながら
そのシーンも感じてほしいですね。

敵がいてこその彼らの成長
敵を意識しすぎたことでの失敗
敵の存在がライバルして支えになったこと

そして、ライバルの存在とは関係のない
自分の中からどうしても湧き上がってしまう情熱。

その全部が詰め込まれて
非常に面白くできていますよ。

わたしも何度か観ちゃうだろうなと思っています。


                  全ての物語のために

SPOT JAPAN by Shingo Fujitaより









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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