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2016年10月26日

ドラマ「IQ246〜華麗なる事件簿〜 #2」ただのエンターテインメント?いいや、もてなす側は本気です



絶対に許されない犯罪というものがあります。

そんな犯罪を犯したのに、
数年で服役を終えて出所してくる。

そして、同じ犯罪を繰り返す。

万引き程度の話しなら、
物にもよるでしょうが、怒られて捕まって
しばらくしたらまた出てきて…
それでも許されるかもしれません。

でも、人を傷つけるような犯罪は
繰り返されていいはずがない。

それでも、法律上、制度上は
ある一定のライン引きがあって、
「反省している」と見なされたり
更生の予知ありと判断される。

それが本当かどうかに関係なく。

こういうことって、実はわたしたちの周りでも
起きていますよね。
わたしの場合は幸い平和に暮らせているだけで
すぐ目と鼻の先で起こっていたりもする。

わたしの好きな映画に「処刑人」という
アメリカの作品があります。

「ウォーキング・デッド」シリーズに出ていて
今、大人気のノーマン・リーダスと
「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」の
ショーン・パトリック・フラナリーが主演の
傑作エンターテインメントです。

法で裁かれない悪に対して
私刑遂行する「処刑人」

ストーリー展開も演出もポップカルチャー好きの
若者受けしそうなノリの作品ですが、
エンドロールではそういうテーマについて
街を歩く一般の人々に意見を求めています。

マジメに答える人もいれば
考えたくもないと怒って背を向けてしまう人もいる。

ちゃんと色々な人の現実の意見を最後に
反映させているんですね。
これで、この作品の重み、傑作度がグンと
上がっていると思います。



初めから保存版にするつもりで、
標準モードで録画しています。
なのに…1話目でも、2話目でも
途中でニュース速報が…(泣)
まあ、これも当時の思い出の一つとして。

ドラマ「IQ246〜華麗なる事件簿〜」 第2話

を観ました。

塾講師の前川公平(佐藤隆太)が、
子供たちを塾の外で見送っていると、
怪しい男が一人の少女に道をたずね、
車に連れ込もうとしました。

前川が声をかけると、その男は…

若者を中心に流行中の漫画「キルリスト」。
法では裁けない悪人の名前をそのリストに書くと、
悪魔が悪人を自殺に追い込むといったストーリー。

現実に過去に悪事をしたと思わる人たちが
次々と毒物で自殺するという事件が起き、
「殺しのリスト」が実在するのではないかと
ネットやワイドショーで話題になっていました。

その噂を知った沙羅駆(織田裕二)は、
「似たような話は昔からある。
悪魔が自殺に追いやったわけではない。
れっきとした殺人だ」と言い放ちます。

ちょうどその頃、都内で起きた
3件のキルリスト事件の被害者は、
過去に子供を虐待死させた容疑者たちでした。

警察は現場の状況から自殺だと判断しますが、
三人の死に興味を抱いた沙羅駆は、
刑事の奏子(土屋太鳳)が引き止めるのも聞かず、
執事の賢正(ディーン・フジオカ)と共に捜査を始めます。



第1話も間違いなく楽しませてもらったのですが
個人的にはこの第2話のほうが
見応えがありました。

このテーマは、昔から様々な物語で
扱われているテーマですよね。

本当に許されないことをしている人たちが
法の網を潜り抜けて普通に暮らしながら
悪事を続けている。
だったら法を超えた裁きを…

エンターテインメントでは常道です。

「必殺仕事人」「ワイルド7」「バットマン」…
(ちょっと古いけど)

「西部警察」と冠に「警察」を付けたドラマでさえ
最終回では全員が警察手帳を置いて、
警察の権限を越えて闘いました。

しかし、もちろん現実の世界ではそうはいきませんよね。

先日、わたしが住む町の近所で起きた事件は
女性の家に忍び込んで殺害するという
痛ましい事件だったのですが…
犯人は、過去同じようなかたちで殺人未遂を犯し
服役して、出所間もない状態でした。

もしも自分の家族が被害者だったら…
そして、この犯人がまた数年の服役で
世に出れるとしたら、
はたしてどうでしょうか?

もちろんそれでもダメですよね、私刑は…
そんなことはわかってるんです。

でも、遺族にとっては理不尽極まりない。

どんな場合でも、やはり私刑に走れば
それは犯人と同じ外道に落ちるというこちになる。

自分のことを大切に思ってくれている人がいれば
その人を裏切ることにもなります。

このジレンマをこのドラマなりに
エンターテインメントとして魅せてくれましたね。

でもやっぱりこれはエンタメの世界、でもだかこそ、
ここにエンターテインメントの意味がある。

ただ、楽しませればいいエンターテインメントもあります。

ひと時の夢を見て、その間だけ
いやな現実を忘れられればOKというものもある。

しかし、エンターテイン=おもてなし。

ただ単に日常を忘れて楽しませるだけが
おもてなしではないですよね。

普段、考えないようなことを考える機会や
考えていたけれど、違った意見があることも知る。

そんな機会を提供するのもおもてなしの一つなのかも。

「それが、人ごとじゃなくなったら?」

普段、多忙な日常に埋もれて
なんとなくスルーしていること。

本当はいつ自分に降りかかるかわからないこと。
そういうことに目を向け、
実際に苦しんでいる人のことにも思いいたったり、
その他の、重要だけど
後回しにしていることに思いいたったり…

今回のお話は、最近の日本のドラマには珍しく
ハッキリと結末を見せない部分もありました。

それが予想を裏切るラストの深みを
されに深めている。

「自分ならどうするかな?」
「大切な人だったらどうして欲しいかな?」
と自然と考えてしまう。

創っているほうはテーマに対しても
本気なんですよね。


                  全ての物語のために




















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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