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今後とも、よろしくお願いいたします。

2016年12月07日

ドラマ「Chef〜三ツ星の給食〜 #8」個性と仕組みの共存も大人の視野と心がいる



企業が大きくなるには
マニュアルやルール、
それらを同時に大勢のスタッフが習得できる
仕組みが必要ですよね。

一つの企業体として、大勢の人が
同じサービスを提供する。

マクドナルドが成功したのは
どの店に行っても同じレベルの
できたてのバーガーが食べれるから。

それは仕組みとマニュアルのおかげです。

しかし、わたしは最近1店舗だけ
ひいきにしているマクドナルドがあります。

福岡の街にもいくつもの店舗がありますが、
ちょっと歩くことになっても
どうせマクドナルドに行くならと、
その店舗まで足を延ばします。

そのお店は、店員さんの在り方が
他のお店より感じがいいんですね。

とくに常連となると機微をわかってくれて
また行きたくなる。
もしかしたらわたしが選ばない店舗にも
常連さんはいて、同じように
そのお店をひいきにしているのかもしれません。

でも、マクドナルドが世界中で
これだけ店舗を持っていて
安定したブランドを保っているのは
仕組みやマニュアルのおかげ。

独自性・オリジナリティ・特色・地域制、
そして、スタッフ一人一人の個性や資質…
と、統一化された仕組みやマニュアル。
どっちかが欠けていて実現できる話ではないですよね。

チェーン展開するつもりの無い
街の小さなこだわりオヤジの
ラーメン屋じゃないんですから。



息子が親と遊ぶより友達と遊ぶ方が多くなってきました。
もっと早くそうなっていても良かったのかもしれませんが
一抹の寂しさを感じつつ、成長を喜んで観ています。

ドラマ「Chef〜三ツ星の給食〜」 第8話

を観ました。

三つ葉小学校で、一学期に一度の
「お楽しみ給食」の日がやってきました。

メニューは、前学期に子供たち人気だったもで、
荒木(遠藤憲一)特製のピザトーストとコーンポタージュ。

光子(天海祐希)は、自分が作れば何倍も美味しくなると
例によって豪語します。

荒木も慣れたもので、それならやってみろと、
喜んで任せます。

早速、独自の工夫の内容を説明する光子に、
晴子(川口春奈)ですらも、
確かに、さらに美味しくなりそうだと興味を示します。

一方、厳しい審査基準で知られる
世界的な料理雑誌によるレストランの格付けの発表が
迫っている様子。

3年連続で三ツ星を獲得してきた
「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」。

はたして光子抜きでも三ツ星を獲得できるのか?
注目されているようです。

早紀(友近)は篠田(小泉孝太郎)に
この評価の発表を番組で大々的に取り上げたいと
申し出ます。

そんな「ラ・レーヌ」の中では、シェフ・奥寺(豊原功補)が、
三ツ星を維持するために、「例のメニュー」を出し始めるか、
と篠田に確認をしていました。
篠田は施錠された机から取り出したレシピを渡すと、
試作するよう命じます。

そして、学校では…
お楽しみ給食を作り始めようとしたその時、
調理室エリアを含む学校のすべての水道から
茶色の水が出て大混乱となります。

水道管工事の影響でサビが出ていることが判明。

水が使えなくなり、子供たちを帰宅させ給食は中止…
と仕方なく校長が決断しますが、
光子は給食は休まないと宣言するのでした…



「ラ・レーヌ」側と光子が、どうなっていくのか
いよいよ最終章のクライマックスが始まりますね。

篠田が光子のレシピを誰でも再現できるように
正確に記録させていました。
そのおかげで、光子がいなくても同じメニューを、
再現できたし、別の店を出すこともできました。

しかし、それまでの味の維持はできても
新しいメニューや新しい独自性は打ち出していない。

シェフ・奥寺は、時々何か胸に抱えているような
表情を見せてきました。

篠田はその奥寺の様子には気づいていないようです。

奥寺は一人のシェフとして、誰かの代わりに
誰かの味を再現するだけではなく
自分にしかできない料理に挑戦したいという
気持ちを持っているのかもしれません。

あるいは、自分ではないにしろ、
いつまでも光子のレシピにしがみつかずに
新しい料理を開発していかなければ
店が衰退していくだけだと
店の将来を案じているのかもしれません。

篠田は商売のプロです。もっと言えば、
仕組みづくりのプロなのでしょう。

だから、店を大きくできたし
新たな店も出せた。

それでも、独自性が必要という状況に
追い込まれています。

例えば、光子や奥寺に、
マーケティングや仕組みづくりの知識やスキルがあれば
コックとしても企業家としても店を維持・発展
させていけるのかもしれません。

しかし、光子は見る限り料理バカです。

一人でやるなら自分の店一店舗だけを
切り盛りするのが精いっぱいでしょう。

じゃあ、どうすればいいか?

店を大きくし、大勢のお客さんを受け入れるにも
さらに店舗を増やして安定させていくのなら
篠田のような仕事をする人間を雇えばいい。

ということは、このドラマが始まったときの体制は
本来は理想的だったわけですよね。

でも上手くいかなかったのは
光子側の単独行動、単独の決断と
篠田側の光子のやり方を受け入れる体制…
つまりマネジメント能力がなかった。

そこには、二人の人間的な成長も必要だった。

ということなのではないかと思います。

これから光子がどんなカタチで料理を
提供していくのかはわかりませんが、
多くの人に自分が作った料理を楽しんで
もらいたいというのなら、また、
篠田に代わる人材を雇うなり
その能力を身に着けるなりする必要がある。

こじんまりと、自分の手の届く範囲のお客さんに
提供できればいいのだとしても、
安定してお店を軌道にのせ続けるには
それなりの商売の能力は必要ですよね。

篠田はもっと深刻です。
篠田は料理は作れない。

今のままでは衰退していくでしょう。
新しく独創的な料理を作り出せる
シェフを育てるか、雇うかしなければならない。

仕組みやマニュアルに、人間味のなさを感じ
悪しきもののように言ってしまう人もいます。

逆に、ワンマン経営などと
ひとりでわがままにやっている経営者、
その人がいなくなると会社も潰れるような
やり方を悪く言う人もいます。

どちらも本当は必要。
自分の中に両方を共存させるにも、
違う人間がそれぞれの得意分野を持ち寄って
共存しあうにも、両方の視野と人間的な心の成長が
必要なのではないでしょうか?


                  全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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