お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2016年10月29日

ドラマ「Chef〜三ツ星の給食〜 #3」人のための自分で、自分のための人



わたしは自分にしか興味がないのか?

昔からそんな風に悩んでいました。
正直にいいますと、今でもそこは気にしています。

基本的には自分のことしか興味がない。
…というのは人間の大部分がそう。

そうなんですが、善良な大人は、
人のことをちゃんと気遣えるし
本気で興味を持って、
その人のために何ができるか?

と考え行動することができる。

社会人になるとそのことの大切さを
様々な面で思い知らされます。

わたしも思い知ってきたつもりですが、
わたしの場合はまだまだ足りていない。
と思っています。

それは、自己研鑚のための厳しさで
だからと言って自分がダメ人間だとか
そういう能力が全くないとか、
自己否定をしているわけではありません。

もし、その能力が皆無だと思ったら、
わたしは今の仕事をしていないし、
親をやってもいないでしょうし、
自分に人と関わることを許さないでしょう。

ただ、小説を書いたり脚本を書いてきた経験から
まだまだ人のことを思う量と質が足りないと
感じたので、暫くわたしはそういう意味で
創作をしていません。

目の前にいる人たちと自分。
そのバランスを保つことだけで精一杯だから。

相手が喜んでくれれば自分も嬉しい。

そんな当たり前のことを、どう実現させるか?
それに毎日精一杯です。

自尊心を保ちながら、人を幸せにする。
当たり前のことなのにいつでも簡単にはできない。
それがもどかしいですね。

でも、それができている人もいます。
そういう人の考え方は、実は
もっとシンプルなんじゃないか…と思います。



やっぱり、見ていてワクワクしますね。

ドラマ「Chef〜三ツ星の給食〜」 第3話

を観ました。

自分が作った給食は「おいしい」
コンビニの唐揚げ「ウマチキ」は「最高においしい」

子どもたちの感想の違いに
ショックを受けた光子(天海祐希)は、
子どもたちに自分が作った給食を
「最高においしい」と言わせるまで
学校に残ることを宣言しました。

フランスのファッションブランド
「ミッシェル・ブランショ」の金沢(西村和彦)は
光子以上のシェフはいないと熱望する社長が
3ヶ月間待つと言っている光子に伝えます。

苦戦が続く給食作り。
番組プロデューサーの早紀(友近)は、
視聴者は光子の悪戦苦闘ぶりが見たいのだ、
とほくそ笑んでいました。

そんな折、親子給食会が開かれることになり、
メインの料理がナポリタンになるとのこと。

荒木(遠藤憲一)たちは当然のように
子ども用と大人用のナポリタンの
味付けを変えようとするのですが、
光子には納得がいきません。

同じ料理、同じ味付けで、親子ともに
「最高に美味しい」と言わせる。

意気込みだけは誰にも負けない光子。
果たして、大人も子供も納得できる味の
ナポリタンを創り出せるのか?



面白いですね。ワクワクして観ていました。
しかし、凄いのは、1話目を観たときに
予想された展開は3話目で終わったことです。

第一幕終了。

ここからがメインというところでしょうか?

さて、大人の味覚と子どもの味覚。
その両方を同時に満たすことに挑戦する光子。

しかし、光子が自分の料理の味に執着するのは
プロとしてのプライドであって、
子どもたちのことを考えてのことではありませんでした。

光子に言わせれば、それを考えるのは
自分の仕事ではない…とのこと。

とにかく味を追求する。
そうすれば結果的に子どもだろうが大人だろうが
喜んでくれる。
だから自分の仕事は最高においしいものを作ること。

ということなのかもしれませんね。
もしかしたら晴子の鬱屈と絡まって
何かしら光子の方にも変化が起こるのかもしれません。

しかし、どちらかというと光子の思いというのが
みんなに変化を与えて行くのかもしれません。

自分のプライドのためなのか?
お客さんのためなのか?

自分の名誉や成功のためだけなら…
もしも光子の言う「自分のプライド」が
そういう程度のものならば、
「プライドを捨てて」「自分を捨てて」
他者のためだけの自分になってみる。

ということが必要になるのでしょう。

実際に、社会に出て仕事を学んでいく過程では
多かれ少なかれそういう経験は誰にでも
あるのではないでしょうか?

そこから考えると、光子くらいの
ベテランのプライドがそんな程度のものだとは
思えません。

やはり、味を極めることの先にお客さんを見ている。

「大人の味覚」と「子どもの味覚」
の両方を満足させたように、

「自分のプライド」と「お客さんの喜び」
の両方を満足させるのでしょう。

自己実現、自分を使い切る。
というのはそういうことなのでしょう。

どんな仕事でもそのバランス感覚を忘れずに
進めることができれば
やりたくてやっているわけではない仕事の中に
やりがいを見いだすこともできるし、
そういう仕事から、本当にやりたい仕事につなげていける。

そういうものだと信じています。

鍵は自分も人も大切に思うこと。



                  全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック