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2017年06月04日

ドラマ「母になる #8」普通の強さという最強の強さ=理想的な生き方のバランス



苦労せずに幸せになれる。

とまでは言いません。

現実を生きていれば、やりきれないこと
自分の力ではどうしようもないこと
も、沢山おきますよね。

それも受け止めながら生きていくしかない。

実際、多くの善良な人たちは
そうやって生きています。

詳しく聞けば、みんなそれぞれ
いろいろな問題を抱えているのに、
日々、笑顔を絶やさず生きている。

これが、本当の人間の強さだし
そんな日々を積み重ねた結果が
“幸せな人生だった”ということになるのでしょう。

躁鬱のように、ハッピーなときは
有頂天すぎるほど有頂天になる人。
周囲の全てが敵に見えたり、
世の中を愁いてばかりの人もいますが、
普通の人はそのバランスを保っている。

普通に日々を生き続けるということが
本当は一番強い。

そのためには厳しい現実にも
深刻になりすぎず、
朗らかに受け止める姿勢も必要なのでしょう。

不真面目にということではなく。

そのバランス感覚の理想的な状態が
醸し出されているように感じるドラマがあります。



ドラマ「母になる」
第8話


を観ました。

結衣(沢尻エリカ)の携帯電話に、
自分と広(道枝駿佑)のことが
記事になるかもしれないと
麻子(小池栄子)から連絡が来ます。

麻子は、もし2年前の事件を
広が知ってしまっても、
今は嘘をついてほしいと頼みます。

そして麻子は勝手なことを書かせないためか
ジャーナリストと待ち合わせの場所へ。

しかし麻子は愛美(大塚寧々)が柏崎オートに
取材目当てで近づこうとしていることを知り、
あとをつけます。

その先で見たのは、育児放棄状態で
部屋に放置されている愛美の息子、
リュウの姿でした。

木野(中島裕翔)は、今は亡き
親友の母の行動にショックを受け、
愛美を問い詰めました。

それでも愛実は悪いのは自分じゃないと
悪びれない態度。

一方、2年前の事件を広に話すべきか
迷っていた結衣と陽一(藤木直人)は、
昔、広が麻子とよく行ったという
お好み焼き屋を訪れ、自分達の知らない
広の話を聞きます。

同じ頃、広は繭(藤澤遥)から
好きだと告白されます。

しかし礼はいうものの素っ気ない態度。

繭は「人生おわった・・・」と、
嘆きながら帰り「母になる」を実践している
父とばったり出くわします・・・。



本筋とはあまり関わりのない部分で
あらすじを終わらせてしまいました。

でも、わたしが好きなのは
このテイストなんですね。

問題・テーマは重いのに深刻に成りすぎない。

繭の家族たちは作品全体を通して
そういう位置にいますが、
今回は結衣と麻子の関係も観ていて
吹き出してしまいました。

もしかしたらわたしが男性だから
笑えることで、女性だと・・・母親だと
笑えないのかもしれません。

もちろん劇中の結衣と麻子は真剣そのものです。

でも観ている方からは微笑ましい。

2人の母親が、我が子と連絡がとれなくなり
自分が電話する、いいや自分が
と取り合ったり、着信への反響が
どっちにあるかで悔しそうな顔をしたり・・・

そのやりとりが2人とも可愛らしい。

このドラマの脚本を書かれている
水橋文美江さんの代表作に
「みにくいアヒルの子」という作品があります。
岸谷五郎さんや常盤貴子さんが出ていた
小学校の教師モノ。

このお話も、元生徒の自殺から
物語が始まるなど、ハードな現実は
常に突きつけられるのですが、
突き抜けるほどの明るさがありました。

朗らかさというのでしょうか?

水橋文江美さんの作品が醸し出す空気感は
わたしは理想的だと思っています。

理想的なドラマと言うことではありません。

わたしたちが現実をいきる上で
持っておきたいバランス感覚のお手本として
理想的だと感じているのです。

真剣と深刻の違い。
突きつけられるハードな現実と
結果として登場人物たちが手にする幸福。

その過程としてのドラマ・・・人生を
どんな気分で生きればいいのか?

つまりどんな心持ちで生きれれば
幸せになれるのか?

その“雰囲気”のお手本。

世界をどう受け止めればあんな雰囲気で
いられるのか?

登場人物たちの悩みや葛藤を観ているだけで
勉強になります。
今回のキーパーソン愛美はその一つの例ですが、
これからクライマックスに向けて、
結衣や麻子がどう世界を受け止めていくか?

非常に興味深いところです。


        全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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