2017年05月10日

ドラマ「母になる #4」結婚したときが夫婦誕生0歳からのスタート



他人の家庭の問題には踏み込めない。

基本的なマナーですね。
基本的でとても重要なマナーです。

インドア派のわたしも例にもれず
家庭内のことをアレコレ詮索されることを
よしとはしていません。

ところが、放っておいてよと
完全に周囲をシャットアウトしているのか?
というと、そうでもありません。

そうでもないどころか、
実は、むしろ第三者の意見を聞きたい!!
ということもたくさんあります。

夫婦の問題しかり、親子の問題しかり。

実際に、どこの家庭でも、
他人が介入しづらい問題だからこそ、
誰にも相談できず、家庭内だけで
抱えっぱなしになっていたり、
無理矢理な結論を出してしまっていたりということも
たくさん起こっているのではないでしょうか?

かといって、

「〜の奥さんはなぁ」とか
「〜さんのところのご主人なんて」とか
「〜組の〜ちゃんはね」とか

そんなことを言われたって

他人の家のことと比べられても困る!

というのも、ホンネ。

だからこそ、必要な心もちというものがあるんですよね。



ゴールデンウィーク明けましたね。
遠出こそしませんでしたが、お陰さまで
息子も妻も満喫できたようです。

ドラマ「母になる」
第4話


を観ました。

麻子(小池栄子)と再会、
そして突き放されるような別れ。

ショックを受けている様子の
広(道枝駿佑)は、結衣(沢尻エリカ)に
よそよそしい態度で接するようになります。

陽一(藤木直人)や里恵(風吹ジュン)には
今まで通り明るく接しているのに
自分だけに向けられるその態度に
結衣は戸惑っていました。

学校からのお知らせのプリントも
広から全く渡されていなかったことう知り、
広に毎朝渡している手作り弁当も、
実は食べていないことに気づきます。

何とか話をしようと
広にアプローチする結衣。

そして広から「施設に戻りたい」と
本音を聞いてしまいます。

そして結衣は動揺したまま
ひとりで抱え込んでしまいます。

一方、木野(中島裕翔)は、
広の先輩である今偉(望月歩)から、
広が助けてというメッセージを
送ってきたことを聞かされます。

そんな中、莉沙子(板谷由夏)と
西原教授(浅野和之)が、
莉沙子の海外出張を巡って
夫婦喧嘩を始め、

結衣と陽一は仲裁のために
呼び出されるのですが・・・



水橋文美江さんの脚本らしい
どこかほんわかした大らかさがあるドラマです。

テーマはとてもシリアスなのにです。

この柔らかさが水橋文美江さん作品の魅力ですね。

その、水橋作品らしさをこのドラマでもっとも
体現している登場人物が西原教授の家族です。

西原夫婦はとてもいいポジションにいます。

結衣は広が自分によそよそしくなったことを
ひとりで抱え込みます。

陽一も、結衣に対してまだまだ遠慮がち。

そんな2人が、西原夫婦の妻・莉沙子が
海外出張に出かける朝の夫婦喧嘩に
呼び出されます。

夫婦喧嘩じたいは本当のケンカだったようですが、
面白いのはケンカしながらのこの夫婦の
チームワークです。

酷いことをいう夫に結衣たちが
「それは言い過ぎじゃないか…」とつい口を出します。

すると西原夫婦は「言い過ぎるのが夫婦だ」と
同じ主張をします。
言い過ぎるぐら言い合わないでどうするのだ!

…と。

ケンカしながらも夫婦で目配せして
「言いたいことを言い合うのが夫婦」
というメッセージを結衣と陽一に
伝えようとします。

(笑)自分たちのケンカはマジなのに、
マジなケンカの最中にチャンスだ!とばかりに
意思疎通させて友人夫婦のために
チームワークを発揮する。

とっても素敵なシーンですねぇ。

この先、この西原夫婦にも波乱のエピソードが
用意されているのかどうかはわかりませんが、
とてもいい夫婦ですよねぇ。

このエピソードのあと、結衣と陽一は
2人で相変わらず気まずい雰囲気で
歩いて帰っていました。

西原夫婦のやりとりが効いたのでしょう。
「じゃあ、言いますけど…」
と結衣が広の態度のことを話しました。

かといって結衣と陽一の距離が
一気に縮まったりはしません。

2人とも恐る恐る距離を縮めようとしている感じです。


人との距離の取り方も人それぞれあるように
距離の縮め方もその人なりのテンポがありますよね。

西原夫婦と結衣たちは、結婚した時から
夫婦の関係の築き方は違っていました。

殺伐とした言葉を使いあいながらも
なんだかんだ言って、はたから見ていると
結局ウマが合っている西原夫婦に比べ、

結衣たちはお互いデリケードで、
丁寧に優しく2人の関係を築いていました。

自分と他者との距離の縮め方が
人それぞれであるように、
夫婦という単位で観たときも、
距離の縮め方は夫婦ごとに違うものなのでしょう。

わたしたち一人ひとりの成長のテンポが
それぞれ違うように、
夫婦としての成長のテンポも、
夫婦ごとに違うものですよね。

もしも結衣と陽一の問題が
わたしの問題だったら…

西原夫婦のような存在は非常にありがたいです。

でも、わたしたちが西原夫婦と同じような関係に
急いでならなければならないと
焦りは禁物だとも思います。

わたしの成長、妻の成長もそれぞれならば
それらが絡み合って夫婦のしての成長も
わたしたち夫婦独自のテンポになっていくでしょうから。

大切な関係だからこそ急がず
大切に大切に育てて見守っていきたい…。

と、わたしの場合はなるでしょう。

きっと、結衣と陽一もそうなんでしょうね。

それらを見守るためには自分たちの中にも、
そしてできれば西原夫婦のように見守って
くれる周囲のひとたちの中にも
おおらかな受け止め方が求められるんだと
思っています。

真剣ではあるけれども深刻にはならなず。
赤ん坊が寝返りをうっては喜び、
ハイハイしたりつかまり立ちしたり、
しりもちついたり、時には頭もぶつけながら
自力で歩き始めたり…

そういう成長を見守った時のように。

夫婦というくくりで成長を見守って欲しいし、
見守っていきたい。

そんな風にいつも、祈っています。


          全ての物語のために



水橋文美江脚本作品







posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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