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2017年03月22日

ドラマ「嫌われる勇気 #10(最終話)」あなたは弱い人です



自分のことが嫌い。

手放しで自分のことを好きだと言えるほど
脳天気な大人は少ないかもしれません。

しかし、幸せに生きている人たち、
正確に言えば、幸せを実践している人たちは、
自分のことを好きであろうと
日々努力しているものではないでしょうか?

わたしもまだ、自分のことで
好きになれていない部分、嫌いな部分は
結構たくさんあるようです。

日々の生活を送りながら
多くの物語に接していると
自分のそういう部分に気づくことが
多くあります。

他者は自分の鏡

相手にイライラするとき、
相手の欠点を観て、嫌悪感を抱くとき、
それは自分の中にある同じ部分を
許せていないから・・・

だから、自分を好きになれれば
人のことも許せるようになる。

それは、無駄なストレスを必要としない
幸せなことですよね。



ラストのセリフは続編への伏線か
原案本での続編への誘いか
いずれにせよ、このドラマと原案本を
好意的に見ていた人にはニンマリと
させられるいい終わり方でした。

ドラマ「嫌われる勇気」
第10話(最終話


やっと見れました。

病院を抜け出した青山(加藤シゲアキ)は、
大文字(椎名桔平)の研究室に駆け込みます。

室内を物色し、見つけた古いファイル。

そこには、18年前の蘭子(香里奈)の
誘拐事件の記事や、赤い印が付い地図、
誘拐されていた当時の蘭子の写真がありました。

現在監禁されている蘭子のもとへ、
大文字がやってきます。

大文字は、気を失っていた蘭子を起こし、
拘束を解きました。

撃たれて倒れている土方(寿大聡)と、
そのそばに落ちている自分の銃に気付きます。

そこへ、青山と道子(飯豊まりえ)が
やってきました。

青山は、銃を拾い大文字に向けると、
蘭子から離れろ、と強い口調で言います。

その後、検証の結果、現場に残された足跡が、
土方と警察関係者を除くと、
大文字のものだけだとが分かります。

半田(升毅)は、大文字を取り調べ、
監禁場所にいた理由を問い詰めます。

大文字は、蘭子が監禁されているのなら、
18年前と同じ場所の可能性があるからだと
説明しますが、半田は、監禁場所は
公開されていなかったことを指摘します。

大文字は、この状況だけで
自分と土方が共犯関係だと考えるのは
浅はかだと反論します。

蘭子とともに取り調べを見ていた青山は、
あなたが「メシア」だろう、
と興奮して大文字に迫るのでした。

任意の取り調べが終わり、
立ち去る大文字は、すれ違いざま
蘭子にハンカチを手渡します。
そこには、メモがはさんであり・・・。



確かに刑事ドラマとしては
ストーリー展開は基本通りです。

そういう意味で”新しくない”という批判も
あったのかもしれません。

しかし、心理学の一つであるアドラー心理学を
テーマにした自己啓発書を、
刑事ドラマというわかりやすい型にはめて
ドラマ化しようとしたわけですから、
刑事ドラマとしてスタンダードなのは当然です。

むしろ、この試み自体がすでに
飛びっきり新しい。

実際にスタンダードな展開の中で
暴かれていく謎は、当たり前の刑事ドラマとは
違っていて、関わる人たちの
心理的な謎にまで踏み込んでいます。

反抗に及んだ動機という当たり前のレベルではなく
その動機にまつわる心理的な謎を解いていく、
つまり普通の謎解きドラマの一層も二層も
奥の謎に踏み込んでいるわけです。

自己啓発書やビジネス書の多くが
そうであるように、このドラマもまた
成長の準備ができている人にしかわからない
という面が非常に強かった。

ということでしょう。実際わたしもまだ、
わからないところは多いし。

さて、真犯人の予想はしていたのですが、
見事に外れてしまいました。

まさかそっちかよ!

と・・・

ありがとうございます。ちゃんと面白かった!

その真犯人を追いつめた蘭子と青山が
犯人と対峙しながら緊迫の”セラピー”が
始まりました。

そして、あかされる謎。

そこには犯人と蘭子の父の過去、
そしてそれに関わる蘭子の過去が隠されていました。

蘭子が犯人に言いました。
「あなたは弱い人間す。私の父も・・・」
と、

しかし、蘭子は殺人という安易さは
完全否定しながらも、どこかその
彼らの弱さは受容し、受容できたことで
蘭子自身の表情も穏やかになったように
感じられました。

蘭子が蘭子自身の弱さを思い出し
そんな自分を受け入れることと
父たちの弱さを受け入れることが
同時に起きたのです。

どこかの回でトラウマの否定ということが
大文字によって語られました。

蘭子はその意見を受け入れられずにいました。

確かに蘭子がこのときにしたことは
過去を思い出し受け入れることによって
前に進めるようになった・・・

とも言えるのかもしれません。

しかしそれは、過去・現在・未来に関係なく
物事の解釈を、”今ここ”で改めたにすぎません。

蘭子は自分の弱さを受容できた。

自分を好きになるのは、それよりも
数歩先ことではありますね。

受け止めるだけではなく、許すだけではなく、
好きになる。愛おしむということですから。

でも、過去の嫌いだった自分を思いだして
その自分を愛おしむことができたら
人を許せる心は格段に深まります。

あなたは弱い人間です。

そういわれたときに、そうわたしは弱い人間。
と受け止めることができ、
そんな自分の弱さを愛おしむことができるか?

そういう自分を目指していくと
穏やかな気分の日が増えてくるでしょう。

はじめは逆に荒れるかもしれないけど。
だって、大嫌いな自分と向き合うわけですからね(笑)


          全ての物語のために
















posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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