2017年03月15日

ドラマ「嘘の戦争 #9」許せな人が少しずつ減っていく・・・



人を許すというのは
口で言うほど簡単じゃありませんね。

わたしも数年、許せずに縛られいる
”怒り”を持っています。

それは、自分を苦しめる行為。
憎しみを持ったままでは
人は本当の意味では幸せにはなれない。

それがわたしの信条。

許せないという気持ちは、
相手が身近で大切な人であればあるほど
強く頑なに自分の心に作用します。

そんなに近しくない人のほうが
案外簡単に許せてしまう。

だから、やっかいなんですよね。

でも、許せない!と思ったままでは
自分が救われません。

相手とも本当の意味でいい関係は築けない。

だから葛藤が生まれます。

しかし、つい先日わたしは希望の光を
一筋かいま見ることができました。



最終回迎えましたね。ドラマで振り返ると
3ヶ月なんてあっという間ですよね。

ドラマ「嘘の戦争」
第9話


を観ました。

30年前の一家殺害事件に関わる人物を
次々とワナにはめ、ついに最大の標的、
興三(市村正親)に復讐するチャンスを
つかんだ浩一(草g剛)。

しかし浩一が“千葉陽一”と同一人物だと
バレていました。

浩一は事件の証拠となる録音テープを
ネットでばらまき、ニシナコーポレーションの
粉飾決算をバラすと脅し、会長に謝罪を要求。

また、興三に雇われていた裏の仕事人、
六車(神保悟志)との攻防の中で、
亡き父が一家殺害の元凶となった
OL殺害事件の証拠を自分の恩人でもある
守(大杉漣)に託していたことを知り、
大きく失望していました。

そして、浩一の復讐の牙は
守とその娘、七沢由美子(国仲涼子)に
向けられます。

見境のない復讐の鬼と化した浩一を
心配するハルカ(水原希子)。

一方、浩一の本当の目的を知ってしまった
晃(安田顕)や楓(山本美月)。

二科家の次男、隆と一緒に
浩一を騙そうとする百田(マギー)。

浩一は自分のしらないところで
徐々に追い詰められているのでした・・・。



最終回直前にして、とても感動的な
シーンが描かれました。

復讐の鬼と化した浩一が、
人を許すシーンです。

一家殺害事件、真実の隠蔽に関わった
全ての人間に容赦なく復讐を果たしてきた
浩一はの形相はまさに鬼でした。

しかし、このシーンでは
その鬼の形相が、まるで憑き物が
落ちたかのように苦痛から解放されていきます。

そう、苦痛からの解放なんですね。
憎む、恨む・・・これってとても苦しいこと。

苦しいことがあったから、
苦しみから自分を守るために怒り、
憎しみに転化するのですが、
難し見続けることは苦しみにしがみつき
続けるということでもありますよね。

だから、ずっとずっと苦しみは
晴れなかった。

それが、許すことで、浩一の顔が
穏やかなものに変わっていく。

まるで憑き物がおちて行くかのような
見事な表情の変化を魅せてくれました。

このとき救われたのは、
浩一が許した相手ではなく、
紛れもなく浩一自身だったはずです。

そういうシーン。
観ている視聴者も浩一と一緒に
救われるようなそんなシーンでした。

わたしも数年、許せないと思い続けている人がいます。
もちろん浩一ほど、酷い目に合わされた
相手ではありません。

ただ、尊厳が傷つけられたし、
わたしの大事な家族も大きく傷つきました。

だから、許し難い。未だに許せない。

でも、その人はわたしにとっても
大切な人なのです。

だから、許したい。

先日、その人がまたもや許し難い言動を
行っていることを知りました。
しかも、わたしたち家族に対してです。

少し前のわたしなら、
「まだそんな幼稚なことをやっているのかアイツ!」
と、怒っていたと思います。

でも、それをしませんでした。
諦めではありません。許せたんですね。
ひとまずその件に関しては。

「言わせておけばいい」というひねた気持ちでもなく、
その言動をされたことの寂しさも
まだその人がそういう状態にあるという事実への
寂しさも、わたし自身の課題として受け止め
その人はいまそういう状態にあるということを
ただあるがまま受け止められた。

諦めではなく、明らめることができた。

これはここ数年、できなかったわたし自身の
大きな変化でした。

思い返してみると、最初は「許したい」
「許せるようになりたい」なんて気持ちすら
抱いていなかった。
ただただ怒りしか抱いていなかった。

そのころから考えると、進歩しているんだな
と少しわたし自身に安心しました。

大丈夫、その人を許せるときは近い。
それは自分を救う旅でもあるんですね。

本当は今すぐ、一瞬で許せるのが
本物なのでしょう。

でも、そうできない自分を許せないと
なんだか本末転倒な気がします。

そもそも他者を観て、許せないと思うのは
自分の中にある同じ部分を許せていないから。

つまり自分を許せていないから起こること
なんですよね。

だから、人を許すとは自分を許すこと、
だから、自分を救うことにもつながるのかもしれません。

一歩ずつ、成長していきましょう。


           全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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