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2017年11月21日

ドラマ「先に生まれただけの僕 #6」わたしたちのリーダーはヒーローじゃないけど



わたしはヒーローものの映画が大好きです。

マンガもアニメもヒーローものは好き。

青臭いほどのきれいごとに
命を懸けるヒーローたちを観て
胸が躍るし感動して涙もでる。

ドラマでも普通の職場に現れる
ヒーローのような人を描いたものは
大好きで、ハマると何度も見返します。

その名の通り木村拓哉さん主演の
「HERO」は等身大ながらヒーローでした。

映画やドラマの主人公が
予定調和の日常を真っ当さを貫くことで
予定調和ではなくする。

もっと真剣に取り組めば
日常はもっと面白い!

そんな風に思わせてくれるヒーローたち。

でも、映画やドラマのヒーローたちが
ずば抜けて手抜きをしなかったり
きれいごとを信念として持ちすぎていると
どうしても凡人にはついていけない部分がある。

エンターテイメントとして観ていて
気持ちよさは断然あるけれど
フィクションはフィクション、
自分たちとは違う世界のお話。

とどこかではっきり区切ってしまっている。

作り手としては、それはそれで
寂しい部分もあったりしないかなとも
思ってしまいます。

真剣であればあるほど。



このドラマは視聴率に合わせて内容を
変えていくような作り方はしてないようです。
だいぶ前から準備も制作も開始されていた。
まだ、このお話がどこに向かっていくのか?
わたしには見えません。

ドラマ「先に生まれただけの僕」
第6話


オープンキャンパスの成功で
京明館の評判が高まっている手応えは
周囲の中学や学習塾の反応からも
確実にありました。

鳴海(櫻井翔)は、次に開催する
学校説明会で学校をアピールし、
より多くの受験生の獲得、
そして入学してもらわなければと
意気込みます。

しかし、受験生にとって
現在の京明館の位置づけは
公立校の滑り止め、
そのギャップに釈然としないものを
感じているようです。

一方、聡子(多部未華子)は、
鳴海とちひろ(蒼井優)の関係が
明らかに気になっているようです。

そんな聡子の気持ちを知らない鳴海は
学校説明会の準備に忙しく、
彼女からのデートの誘いを何度か断ります。

そしてちひろのほうは、
真剣に学校改革に取り組む鳴海のことを
意識し始めていました。

学校説明会当日。

鳴海は、得意のプレゼンで
京明館の魅力を中学生や保護者たちに
アピールするのですが、
そこにも仕組まれた波乱が・・・。



面白いんですよ。間違いなく。
でも、本当にどこに向かっているのでしょう?

今度は恋愛の問題が出てきました。
とはいっても聡子と教頭があんみつを
食べているシーンで下手に色恋問題で
視聴者を引きつけようとしているわけでは
ないことは何となく感じ取れました。

「原案」福田靖とクレジットされるくらい
ですから、福田靖さんの作家としての
“何か”が全体を通して表現されるはず。

やはり軸は人の人間性にそった
プロフェッショナルというか仕事人というか
生き方や信念が反映された
仕事でのその人の在り方みたいなものが
福田靖さんの中にはあるんだろうなと
思える作品ではありますよね。

もしかすると、わかりやすい仕事の現場
だけではなくて、その人の背景も
全部ひっくるめて仕事につながっている
ようなことまで表現したいということなの
かな〜なんて勝手に想像しながら観ていました。

今回、また加賀谷が鳴海の邪魔をしようと
たくらみますが、クライマックスで
鳴海はリーダーシップを発揮します。

保護者の意地悪な質問に対して
真正面から正々堂々と自分の思いと
考え方を伝えました。

映像としては部下である職員たちを背に
自分が彼らの前に立つことで
そのチームのトップとして先生たちを
守るリーダーの姿勢も表現していた。

業種や職種は違っても、仕事において
大切なことは共通している。

商社だろうが、学校だろうが同じ。

福田靖さんが表現したいこと・・・
と考えならこれまでの彼の作品を思い出すと
非常に納得がいきます。

学校の先生が総理大臣になった「CHANGE」も
サスペンスミステリー的な要素が強かった
「真夜中の雨」も、カジュアルな格好でも
誰よりも検事の本分を全うする久利生公平の
「HERO」もイケメンなのに派手なことより
地味なことをコツコツ積み上げる弁護士の
「グッドパートナー」も・・・

結局全部、仕事を通してその人の真っ当さが
表現される。それが熱いんですよね。

でも、それをわかりやすいキャラクター
ではなくて、もっと普通の人たちの集まりで
表現したいというのもあるのかもしれませんね。

「HERO」「グッドパートナー」
「ドクターズ」は、主人公がみんな
ヒーローです。

このドラマの鳴海もやり手ではありますが
これまでのヒーローたちとは違う。

もっと等身大。
自分の本社復帰や
サラリーマンとしての評価なども
当たり前に頭のなかにある。

久利生公平とは真逆のキャラ設定の
アプローチなんじゃないでしょうか?

鳴海をみていると周囲にいる
がんばっているリーダーを思い出します。

ヒーローではないけど信頼できる人。
この人の下でなら部下の人たちは
不満がないとは言わないまでも
それなりに安心して働けるだろうなぁ
と思えるリーダー。

等身大のプロフェッショナル。
リアルな日常の中にいるプロフェッショナル。

そんな雰囲気。

爽快感だけのエンターテインメントな
ヒーローではなくて、小ささや
本当に大丈夫か?と思わせるような
危なっかしさもあって、
結局みんなで助け合いながら頑張るしかない
という状況を創り出すリーダー。

そんな難しいポジションの主人公を
描こうとしているのなら
このドラマは成功しているのかもしれません。

わたしたちの日常にいるリーダーたちは
決してヒーローではなくて
わたしたちとそんなに変わらない
ただの人ですからね。

         全ての物語のために



福田靖作品









posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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