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2017年11月01日

ドラマ「先に生まれただけの僕 #3」その2 ボクたちはどうして勉強するの?



わたしは小中高と
先生方には恵まれていたと思います。

特に、文章が苦手なわたしでも
文章を書いて良いんだと
思わせてくれた中学3年の時の担任、
国語の先生。

それと数学を学ぶことの意味を
教えてくださった高校3年の時の担任。

彼らのおかげで、
それまでに何度も思っていた
「こんなこと、社会に出て本当に役に立つの?」
という疑問は早めに払拭できたほうだと
思っています。

そして、学校の先生だけじゃありませんね。
例えば、村上春樹さんの「ノルウェイの森」。

大学受験シーズンに3度読みました。
この作品のおかげで
読書好きになったのですが、
この主人公「僕」が勉強をする意味について
「僕」なりの考えを披露していました。

高校3年の時の数学の先生の言葉を
聞いていたお陰ですんなり腑に落ちた
記憶があります。

息子ができてから、それらを
端的に分かり易く伝えるには
どういう言葉を選べばいいか考えました。

今、わたしが息子に伝えているのは
「頭の使い方の練習」です。

もちろんそれだけではないですから
「最低限必要な知識、知恵が残っていく」
ということも付け加えることがあります。

これは小学生の息子にわかりやすく
伝えるためと思って使った言葉。

もう中学生ですから
もっとしっかりと伝える言葉を
選んでもいい時期だろうなとは思っています。



さて、今回のお話も大変気に入りました。
息子も一生懸命みていて後半の
島津先生(仮面ライダーキバ・笑)
カッコイイ!と思ったようです。

ドラマ「先に生まれただけの僕」
第3話


昨日に引き続き取り上げさせてもらいます。

校長の鳴海(櫻井翔)が数学の授業を
受け持つという発言で
職員室は大騒動です。

大学で数学の教員免許は取ったとはいえ
授業の経験は教育実習のみ。

そんなので簡単に授業ができるか!?

興味しんしんで自分の授業を自習にし
見学にきてしまう先生たち。

それみたことかとほくそ笑む先生も
内心はがっかりしているのかもしれません。

しかし、問題はその後に起きました。
ある生徒が鳴海に、
数学の関数や微分積分が
社会に出て役立ったのか?
と質問を受け、鳴海は答えられません。

そのことが他の先生たちの授業にも
影響を及ぼしてしまいます。

物理の先生も、古文の先生も、
社会の先生も・・・

みんなが生徒から同じ質問を
受けることとなり
答えられない先生たちは困っていました。

困ったあげくに鳴海のせいだとクレーム。

しかし、英語の島津だけは・・・



島津先生は校長にアクティブラーニングを
実践して見せて最後に
生徒たちに「他に質問はないか?」
と投げかけます。

「なんのために英語の勉強をするのか?」

その質問をわざと引き出したかったのでしょう。
案の定最後にひとりの男子生徒が
その質問を投げかけました。

我が意を得たり!
島津先生は彼の考えを真剣に
わかりやすく論理立てて説明しました。
生徒たちも真剣に聞き入ります。

素晴らしい説明でしたので
是非、作品を観てください。

わたしもこれまでに色々な物事にふれるなか
学ぶことの意味について説明している言葉や
それにつながりそうな言葉に出会いました。

有名なところだと、
スティーブン・ジョブズの点と点がつながり
線になるというのは真理をわかりやすく
表現していますよね。

でも、中高生が自分の学校の勉学に
置き換えやすいかというと?

ジョブズの言葉はむしろ、
社会に出て、様々な成果物を生み出す
経験をした人には合点の行く話、
なのかもしれません。

でも、未経験、経験が薄い人たちにも
伝えるべきことでもある。

もう何度か引用していますが
わたしが近年もっとも好きな説明が
次の文章です。

『現状を知り、
適用するためだけに学ぶ知識は
知識でしかあり得ない。
その先を考え、
現状に働きかける力を持つのが本来の“知”であり、
勉強とは考える材料を身の内に取り込む作業
であったはずだ。今を超える力、可能性――』
(引用『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 第4巻』 福井晴敏 著 角川書店)
※改行はブログ筆者による※


いくつもの文学賞を受賞した作家
福井晴敏さんが「ガンダム」の小説で
書いた文章。

この文章に初めてふれたとき
わたしは涙がでました。

す〜っと体に入ってきた。

「現状に働きかける力」を持つため
「今を超える力、可能性」を創るため
だと説く。

知的好奇心に一本の道筋を
照らしてくれるような言葉でした。

まさに点と点が自分の中で
自分なりのつながりを見せ
独自の線を描いていく。

そのことを「今を超える力、可能性」
という言葉で表現する。

これを、これからは息子に伝えていきたい。
でも、そのためにはわたしも
学んできたことで現状に働きかけ
今を超えて見せたいという思いがあります。

最近は「地理は嫌い」と言う息子が
わたしが家に帰ると
「北アメリカの白地図をプリントアウトして欲しい」
などと頼んできます。

学校でも高校レベルの知識まで教えて
難しいテストを作ると
良くも悪くも噂のある社会の先生が
いるようで、影響を受けている様子。

「歴史は面白いけど地理は嫌い」
と良いながら自らはりきっている息子。

社会の先生に感謝をしているところです。

きっと興味づけが非常にうまいのでしょう。
さすがです。

物理だって社会だって歴史だって
音楽だって美術だって
宗教だって哲学だって古典だって
全部つながってますよね。

あなたは子どもに
勉強することの意味を聞かれて
困っていませんか?


        全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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