お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2016年07月29日

ドラマ「仰げば尊し #2」良心を信じないと社会では、落第



「いつから俺に逆らえる身分になったとやって、キサン!」

中学生の時に、体育の授業のために
校庭に出ると、合同で授業を受ける他クラスの
ヤンチャなタイプの男子生徒が、
わたしのクラスの男子生徒の胸ぐらをつかんで
振り回していました。

すぐにチャイムが鳴って、みんな整列したので
彼らの関係がどうなったのかわかりませんが、
まあ、そのあとも仲良くはしていたと思います。

あ、ちなみに「キサン」というのは「貴様」の
博多っ子バージョンです。

まあ、本来「貴様」というのは言葉は
相手をたてる言葉だったはずですけどね。

とにかく、まじめで大人しい部類のわたしは
仲良くもなんともなかった人だったので
遠巻きに見た程度でしたが、それでもショックでした。

ショックで、そのあと納得がいかなかったことを
今でもずっと覚えています。

同じ年の友達どうしで身分も何もないだろうに
アイツはいったいどれだけ偉いつもりなんだ?
何様のつもりなんだ?

と、腕力に任せた理不尽への悔しさが
フツフツとしていたのを思い出します。

あんなセリフをあんなに堂々と言えるくらい
“わかってない”15歳がいるなんて…
というお人好しくんだったのでしょう。

まあ、そのあと、わたしは街でカツアゲにあって
悔しい思いをして泣いたり、
男気のあるヤンキーのクラスメイトに助けられたり、
いろいろな経験をして青春を過ごすわけですが…

「いつから俺に逆らえる身分になったとや!?」
と同級生に息巻いた彼も、いろいろあったようで、
成人式の会場で見かけたときは
剣のとれた穏やかな…というよりむしろちょっと
後ろめたそうな目をしていたのが印象的でした。

更にその倍の人生を生きた今、彼らはどうなっているのかな…



夜帰宅して、遅めの夕食を一人でとっていたら
息子がとことこと来てソファに座りました。
「吹奏楽のドラマの2話目見たよ。アレ、面白いね」
1話目を見てもいないのに、録画リストから興味を持ったようです。
息子の成長を感じますね。

ドラマ「仰げば尊し」 第2話
を観ました。

青島(村上虹郎)たち不良グループに脅されたことで、
発表会の出場がかなわなかった美崎高校吹奏楽部。

気まずそうな生徒たちを前に
樋熊(寺尾聰)は「初舞台をどうするか考えないと」
とあくまで前向きです。

そんな樋熊の言葉を受けて、副部長の井川(健太郎)が、
吹奏楽部の甲子園と呼ばれる“全国吹奏楽部コンクール”
を目指してみませんかと提案。
部長・渚(石井杏奈)の「やります!」という力強い声もあり
吹奏楽部はコンクールを目指すことになります。

一方、青島たち5人が音楽室で暴れたことを
問題視した教師の新井(尾美としのり)と鮫島(升毅)は、
今度問題を起こしたら退学にすると興奮しますが、
樋熊は青島たち5人についても、
吹奏楽部が責任をもって面倒を見ると言い切るのでした。

そんな折、かつて青島らのライブをメチャメチャにし、
青島の手に深い傷を負わせた卒業生・陣内剛史(高畑裕太)と、
横須賀の街角で偶然再会してしまう5人。

陣内の職場の仲間もいたこともあり、その場は収まりますが、
翌日、陣内は不良仲間を伴って学校に乗り込んでくるのでした。



陣内はこのあとどうなるのでしょうか?
成長していけるのか、どうしようもないままなのか…

それはわかりませんが、
陣内は青島たち5人に「調子に乗るなよ」と言いました。

とても傲慢で、幼稚な感情の発露です。
身勝手そのものです。

陣内は暴力事件を起こして
つかまっていた時期もあるようです。

良心が通じない相手がいる。
良心じゃあ、渡り合えない暴力が存在する。

考えてみれば、人間も動物である以上
当たり前のことなのかもしれません。

「猫物語(ネコモノガタリ) 白」でも、
女子高生が人の悪意に対してすら
白無垢すぎるクラスメイトに言っていました。
「野生として落第よ」と。

街で、高校生と思われる不良グループに
物陰に連れて行かれて囲まれ、
お金を取られたときは、本当に思い知りました。

そして、高校の体育の授業では毎回
思い知らされていました。
運動能力がある男子とそうでない男子の
オスとしての優劣を…

サッカーなどのチーム競技では、
身体能力がなければ身体能力がある生徒の
言いなりになるしかありません。

言いなりになっても“使えない”わけですから
いい加減あきれられて、隅っこにいるしかなくなります。

わたしは、浪人時代に
軽い折り畳み式のちゃぶ台を持ち上げただけで
ぎっくり腰に近い状態になり、自分の体に危機感を持ちました。

大学に入ったのと同時に、サークルではなく
県の団体の扉をたたいて中国武術を始めました。

2年も続けたころには、街を歩く時の気分が違っていました。
同学年の学生たちが遊びまわっている日曜日の昼間に
毎週4時間の訓練を受けて、
毎日自宅でもトレーニングしてきたのです。

ジェット・リーみたいな武術です。
高校を卒業して鈍っていった同年代の人たちとは逆に
どんどん身体能力が上がるわけです。

武器を持っているとか、空手のチャンピオンだとか
K-1選手だとか…そんな人たちにからまれたら
太刀打ちできなかったでしょうが、
普通にいきがって街を歩いているような輩なら
まったく負ける気はしませんでした。

だからと言って、殴り合いなんかしたくないし、
そんな機会はないに越したことはないのですが、
実際に高校時代まで明らかにわたしより
身体能力が上だった活発な人たちの前で
体力や運動能力を披露する機会はありました。

そういう時は、爽快でした。

つまり、腕力による自信というのは、
動物として、明らかに、確実に、リアルにある。
ということなんですね。

「逆らえる」「逆らえない」のリアルな実感がある。

でも、そこに、内面が伴っていないと
本当に手が付けられない。

スポーツ選手が暴力事件を起こせば凶器ですからね。

動物的にリアルにある、腕力・運動能力による
「逆らえる」「逆らえない」の違い。

それがあるからこそ、良心・情緒がないと
社会生活に問題が出るんですよね。

陣内は職に就いているようだし、会社の先輩・上司には
逆らえないようでした。

腕力がなくても、芯の強さを持っている本物もいます。
腕力の自信に任せて、
「調子に乗るな」「俺様に逆らうな」という
それこそ勘違いして調子に乗っている人も
社会の“本物”の良心に出会って、顧みて、
成長していく…

社会は、そういうところであって欲しいと思います。
わたしたち人間が、平和に安心して生きていけるところ。
それを目指して人類の総意として
社会があるのですから、そこは良心がもとであって欲しいです。

少なくともわたしたちはそういう社会を
後世に残していかなくてはならないでしょう。


                全ての物語のために



「仰げば尊し」原作
















ラベル:ドラマ 仰げば尊し #2 良心を信じないと社会では、落第 いつから俺に逆らえる身分になった 男子生徒の胸ぐらをつかんで ヤンチャなタイプの男子生徒 ショック 納得がいかなかった 同じ年の友達どうしで身分も何もないだろうに どれだけ偉いつもり 何様のつもり 腕力に任せた理不尽 悔しさ あんなに堂々と言えるくらい “わかってない”15歳がいるなんて 街でカツアゲ 悔しい思いをして泣いた 男気のあるヤンキー 助けられ 彼も、いろいろあったようで 成人式の会場 剣のとれた穏やかな 青島 村上虹郎 樋熊 寺尾聰 井川 健太郎 石井杏奈 新井 尾美としのり 鮫島 升毅 陣内剛史 高畑裕太 良心が通じない相手がいる 良心じゃあ、渡り合えない暴力が存在する お金を取られたとき 体育の授業 運動能力がある男子とそうでない男子の オスとしての優劣 身体能力 軽い折り畳み式のちゃぶ台 ぎっくり腰 中国武術 ジェット・リー 高校を卒業して鈍っていった 逆に どんどん身体能力が上がる 街を歩く時の気分が違って いきがって街を歩いているような輩 まったく負ける気はしませんでした 運動能力 爽快 腕力による自信 動物として リアルにある 「逆らえる」「逆らえない」のリアルな実感 スポーツ選手が暴力事件を起こせば凶器 良心 情緒 社会生活 腕力がなくても、芯の強さを持っている本物 社会の“本物”の良心に出会って 社会は、そういうところであって欲しい
posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック