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2017年06月08日

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班 #7」思春期の子を持つ親の役割の本質とは?



息子が使っているタブレットを借りてみたのですが
わたしには使い方がわからず息子に聞きました。

目の前でさっさと操作してみせる息子。
彼は中学1年生です。

体育祭にも保健体育委員として一生懸命
真剣に責任感を持って取り組んでいました。

これからの思春期でどう変わっていくのか?

それはわかりませんが、心配になるほど
マジメで真っ直ぐな部分があります。

一方で、タブレットを使っていて、
何度か画面上のキーボードを押し間違えて
振り出しに戻ったり、あるいは Wi-fiが切れて
繋がらなくなったりするとイライラしていたりする。

今から、イライラはより一層激しくなるのでしょうが、
それにしても「そんなことでイライラするな」と
つい口に出しそうになります。

十代、多感、これからの彼を
信頼しつつ心配しつつ観ていると、
もっともっと色々な世界や考え方、価値観
などに触れさせて、広い広い…だだっ広い
寛容性を身につけて欲しいな〜

どうやったらそれが叶うのかな…
なんて考えてしまいました。

わたし自身がインドア派なこと、
息子がひとりっ子であること、
障害となる理由ばかりが思い浮かびます。

でも・・・それもおかしな話ですよね。
じゃあ、今のわたしにできること、
わたしだから出来ることはなんなんでしょう…



狂信的な新興宗教の問題や
社会を愁う若者たちによるテロみたいな話は、
どこかやりつくした感が否めないな…なんて
冷めた視線も持っていたのですが、これからの
社会を考えると人ごとでも無い気がしてきたので
順番前後しますが、

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班」
第7話


の紹介です。

テロリスト集団・平成維新軍が
テロを仄めかすような犯行予告を出し、
鍛治(長塚京三)は警視総監の乾(嶋田久作)から
特捜班をフル稼働させて阻止するように命じられます。

しかし、平成維新軍の狙いがなんなのか
情報が全くなく打つ手がない…

稲見(小栗旬)や田丸(西島秀俊)は大山(新木優子)に、
以前ハッカーだったころの記憶で
平成維新軍の前進メンバーと思われる人物たちとの
連絡手段がないかと聞きます。

大山は犯行予告分の中の一文が、
以前仲間の1人に教えた言葉だと伝えます。

“坂本”と名乗るその人物。
素性も性別も全く知らないが、大山を信用して
油断したのか、当時一度だけ普段とは違う
アドレスを使って連絡してきたことがあり、
そこからたどれば、何か手掛かりがつかめるかも…

それはすぐさま実現し、
特捜班は坂本(今井悠貴)を拘束します。

普通の高校生に見える坂本は、
吉永(田中哲司)の取り調べに表情一つ変えず、
黙秘を続けますが、大山がかつての相棒“岡田”
だと分かると、徐々に口を開き始めるのでした…。



“坂本”少年は権力を持つ大人に深い憎悪を
抱いているんですね。

そのことを説明し始める前に、“坂本”少年は
吉永に年収を聞きます。

ざっと考えて「大体700万円くらいだ」と吉永が答えると
“坂本”少年は「やっぱり公務員は安定していますね」
と言ってから自分の両親の話をし始めます。

父親の年収は400万、だから母がパートに出て
2人合わせてなんとか500万なんだと…

わたしは「なんだと!?」と呆れました。
ハッキリ言ってウチよりだいぶあります。

しかも観たところ2階建ての一戸建てに住んでいて
自分の部屋まで持っている“坂本”少年。

卑屈になるには贅沢すぎるぜ!!

というのは、わたしたちの境遇と比較した
ごく個人的な意見なのですが、
それでもわたしたち家族は自分たちが貧乏だとか
社会や行政に摂取されているとか、
そんな観方はしていません。

たしかに、今の税金などの仕組みは
サラリーマンがより不自由になりやすい仕組みには
なっている。

しかし、自営業者たちは例えば2000万稼いだら
1000万近くは税金を取られたりするわけですから
それはそれで「ふざけるな!」という話でしよう。

また、「公務員は安定している」とは言え、
警察や消防など常に命の危険もあるような
仕事をしている者への報酬として
まったく割に合う金額とは思えません。

吉永でやっと700万。じゃあ、田丸や稲見たちは?

吉永の年収の半分強しかないわたしからすれば
正直吉永クラスの年収の人との金銭感覚が
どれほど違うかというのは身にしみてわかっています。

「バスでくればいいのに…100円くらいケチるなよ」

って、その100円が命取りなの!!!

みたいな。わかります(笑)

それでも、やりくり上手な妻のお陰で、
わたしたちは充分広いマンションに住み、
車もあって大型テレビやエアコンやらもあって
外食もお出かけも楽しめている。

もちろんこのままでいいとも思っていないので
将来のための準備というのはいろいろな意味でやっています。

わたしたちより少ない年収の人たちも知っているし
多い年収の人たちも周囲には当然沢山いる。

“坂本”少年が言う、「自分がマイナスからのスタート」
という論理も分からなくはないですが、
それは無限にある視点の中の一視点でしかない。

でも、“坂本”少年にとってはそれが全てで
その基準によってしか正しさと間違いを判断できない。

きっとお勉強は出来るし、頭もいいのでしょう。
だからハッキングなんてフツーのわたしたちから見たら
超人的なことまでやってのける。

知識を多く覚えて、作業を効率よくこなせば
『仕事ができる』と勘違いされるように、
お勉強ができて、理屈も通れば、
そしてコンピューターも使いこなせれば
『頭がいい』と思われたりもする。

現に、“坂本”のまわりにも彼を崇める人たちが
集まっていました。

それでも、やはりたった一つの視点でしか物事を観れず
それによって過激に感情的になっているだけでは
やっぱりそれは『おバカさん』ですよね。

本当の意味で『頭がいい』というのとは程遠い。

そういうことを、自分でチェックできるように
なっていかなければならない。


わたしは息子の話を
なかなか聞いてやれる時間がありません。

仕事に出ている親は多かれ少なかれそうでしょう?

しかも家でも色々なことが頭の中を
駆け巡ってしまうので、ともすれば
上の空や生返事なんてことも日常茶飯事です。

だからこそ、それに気づいたらできるだけ
息子の話を聞こうと努めます。

話を聞いていると、彼の実直さに心配したり
自分の正義は主張するのに、反面、
自分のズルさは棚上げしていたり、
突っ込みどころも満載ではあるのですが、
そんな彼が色々な友達から良くも悪くも
色々な影響を受けているのが感じられる。

その周囲からの影響に彼自信の感性や魂が
反応して育っているのがよく分かります。

だから、極力口を出さずに楽しんで聞くようにしています。

視野を広げる、思慮深さを身につける、
寛容性、大らかさを学ぶというのは、
必ずしもあちこちに出かけたり、
沢山の兄弟たちの中で揉まれたりしないと
身につかないということでもない。

目の前の現実にぶつかりながら、傷つきながら、
化学反応を起こしていく。

その現実で得た感覚を手掛かりに
アニメやドラマや映画、活字の世界に触れることでも
また世界は広がるでしょう。

わが子の成長の舵取りは親にはできません。

「それは無責任だ」と言ってコントロールしようとする
親御さんもおられるでしょうが、
それは返ってわが子の可能性を狭めかねない。

自分の成長の舵取りの基準をどう自分で育むか?
その根本をわが子が参考にする手がかり…
くらいには頑張れば親でもなれるのかもしれません。

だからわたしは頑張ってもいます。
わたし自身の人生を楽しく舵取りしようと
挑戦し続けることで。

でも、それも“親”としての本質ではない
枝葉の部分だと思っています。

親としての本質は、わが子が自らの成長に疲れて
休養や療養を必要としている時に
何の心配もなくゆっくりじっくり羽を休めて
英気を養える“場所”でいてやること。

息子が話してくれる外での物語を楽しんで聞きながら
わたし自身の物語や、多くのフィクションから
得た教訓や自分の物語との接点…
そういうことを面白おかしく紹介して、
それをまた息子自身が自分の物語にどう影響を与え、
影響を受け、化学反応させながら育っていくのか。

信頼しつつ、心配しつつ、
すくすくと悩み苦しみながらも育とうとしている
その思春期パワーを見守っていく。

親って、やっぱり喜びに満ちていて、
そのくせどこかスリリングで、
やっぱりかけがえのない、他には代えがたい
有り難い経験をさせてもらえているんだなと思います。


               全ての物語のために












ラベル:ドラマ CRISIS クライシス 公安機動捜査隊特捜班 #7 思春期の子を持つ親の役割の本質とは? タブレット 心配になるほど マジメで真っ直ぐ イライラ より一層激しくなる そんなことでイライラするな つい口に出しそうに 十代 多感 信頼しつつ心配しつつ 色々な世界や考え方 価値観 だだっ広い 寛容性を ひとりっ子 長塚京三 嶋田久作 小栗旬 西島秀俊 新木優子 今井悠貴 田中哲司 マイナスからのスタート たった一つの視点でしか物事を観れず 過激に感情的になっているだけ 息子の話を なかなか聞いてやれる時間がありません 仕事に出ている親 上の空や生返事なんてことも日常茶飯事 周囲からの影響に彼自信の感性や魂が 反応して育っている 視野を広げる 思慮深さを身につける 寛容性 大らかさを学ぶ 目の前の現実にぶつかりながら 傷つきながら 化学反応を起こしていく 現実で得た感覚 わが子の成長の舵取りは親にはできません 「それは無責任だ」 コントロールしようとする 親御さんも 自分の成長の舵取りの基準をどう自分で育むか? その根本をわが子が参考にする手がかり わたし自身の人生を楽しく舵取りしようと 挑戦し続けることで それも“親”としての本質ではない 枝葉の部分 わが子が自らの成長に疲れて 休養や療養を必要としている時に 何の心配もなくゆっくりじっくり羽を休めて 英気を養える“場所”でいてやること その思春期パワーを見守っていく
posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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