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2017年07月08日

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン7 #15 余地なき選択(Something They Need)」“怒り”の正しい使い方



怒り

という感情には力強さがあります。
パワーがある。

このパワーがあるから、
人間はこきまで発達してきた・・・
という人もいます。

それは間違っていませんが
十分ではありませんよね。

なぜなら、怒りは
他の動物にもある感情だからです。

わたしたち人間もほかの動物同様に
怒りが無ければ生き延びてこれなかった。
コレは事実です。

怒りは、自己防衛本能

自分たちを守るためには
なくてはならない感情だから
本能なのです。

でもわたしたち人間には
知性や感受性、理性などを
最適な方向へと結実させるという
想像力、創造力があります。

精神

というものまで持っているのが
わたしたち人間なんですよね。



シーズン6のラスト、そしてこのシーズン7の
オープニング・・・
これまでに類を観ないほどの凄惨な話でした。
大人でもトラウマになりそうな部分。
子供には本当に見せられない。心理的に
かなり危険な部分です。
このシーズン、残すところあと1話。
今のところ前シリーズとは違う方向に
進んでくれているようですが・・・

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン7」
第15話「余地なき選択(Something They Need)」


を観ました。

タラはリックにオーシャンサイドの存在を
打ち明けました。

話を聞いたリックは武器を借り、
できれば協力を取り付け共に戦うために
アレクサンドリアの仲間を引き連れて
オーシャンサイドへ向かいます。

とは言え、タラも命カラガラ、
なんとか逃げてこられたような危険性もある。

タラがひとりでリーダーの
ナターニャたちに説明する計画ですが、
もし受け入れられなければ
力づくでも武器を奪う覚悟です。

一方、1人で救世主の基地に乗り込んだ
サシャは生け捕りにされていました。

サシャの能力を見込んだニーガンは
仲間になるよう彼女を誘い、
ユージーンも申し出を受け入れるよう
サシャを説得します。

しかし、サシャはその先のことまで
お見通しのようで・・・。



このドラマはシーズン1からそうですが、
見る人の心理を高いレベルで考えて
緻密に計算されて作られています。

世に出るプロフェッショナルたちの
作品というのはもともと当たり前のこと
なのでしょうが、
この作品は、レベルというよりも
ステージが違うと言う表現がしっくりきます。

それも、演出とか脚本とか特殊メイクなど
どれか一つがそうなのではなくて、
作品を構成する要素すべて、
関わる人すべての力で
作品全体のステージがその他の
世に出ているエンターテインメント作品とも
文芸作品とも比べものにならないくらい
数段上のステージの作品になっている。

しかも、特にシーズン5くらいまでは
そのレベルはどんどん上がっていました。
シーズン6あたりからやっと
安定し始めた感があります。

これを作っているのは人間ですよね、
もちろん。

一人一人の物作りへの姿勢が
作品という一点に集まる。

その一人一人の集中力も能力も
最高の形で発揮されているんだろうな
と想像させられます。

今回のお話では、オーシャンサイドの
リーダー、ナターニャだけが
頑なにリックたちの申し出を拒みます。

彼女たちは救世主たちと戦って
男たちを全員殺されたり連れて行かれた
深い傷があります。

だから当然といえば当然。

でも、ナターニャはその怒りを
以前はタラに、そして今回はリックたちに
向けています。

自覚はないでしょうが
自分たちのコミュニティにも向けられています。

まず向けるべき方向が違う。
そして、怒りの使い方も違います。

今シーズンの始まりで、リックはすっかり
心を折られてしまいました。

それでも今は他のコミュニティに声をかけ
共闘しようとしている。

しかも、強く自分の考えを伝えようと
努力はしますが無理強いはしません。
ヒルトップでも王国でも、
そしてこのオーシャンサイドでも。

リックの中にはニーガンに対する
激しい怒りがあります。
それはアレクサンドリアの仲間たちも
みんな同じです。

本当はその他のコミュニティの人々も
同じはずなのです。

怒りに我を忘れて後先考えず
ただ突き進むのも、
頑なに自分の殻に閉じこもるのも
すべては怒りという感情が引き起こしています。

でも、その怒りと向き合い、
その大本にある本当に大切なものと向き合い
冷静さと怒りの力を上手にミックスさせて
集中力を越えた集中力へと浄化させ
自分たちの限界を超えた力を引き出す。

リックがこの作品の主人公として
みんなのリーダーとして回を追うごとに
今でも成長し続けているのは
その理性・知性・精神にあふれているから
ではないでしょうか。

わたしたちも生きている限り
自分の能力を発揮して
起こる問題を乗り越えながら
日々成長して生きていかなければなりません。

リックはいつも家族や仲間の
幸せを願っています。

そこは、わたしたちと何も変わりません。

怒りが湧いたら否定も肯定もいらない。

溺れることなく閉ざすことなく
その怒りを見つめ、
その向こうにある「守りたいもの」
を見定めて、自分の感情と
対話をしてみてください。

そうすれば、怒りの力を
あなたの能力とミックスさせて
みんなが幸せになれる方向へと
パワーを解放できるはずです。


        全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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