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2017年02月09日

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン7 #5 消せない憎しみ(Go Getters)」突っ走る若者を冷静にさせるもの



大人はなんにもわかってない!
自分は絶対に正しい!

若者はそう思います。

思春期特有の大人たちへの不信、
あるいは若さゆえの視野の狭さ…

大人になるといろいろな立場や視点を知り、
自分の視野も広がるので
それが若さゆえの未熟さであるのが
わかるようになります。

それと同時に、そのパワーに
大人たちは、本当は嫉妬もあったりして…

突っ走るのは若さの特権でもありますよね。

でも、親という立場だったり
兄弟姉妹、先生、先輩、上司…

身内であればあるほど切実な心配ごとに
つながる場合もあります。

鋭くとがったナイフのようでもあり
ガラスのようにもろくもある。

だからと言って、頭ごなしに
大人の意見を押し付けても
「大人はわかってない!」
と思われるだけで、
下手をすると逆に暴走させてしまいかねない…

わたしもこれから思春期に入る
わが子がいますので他人事ではありません。



「チチ、『進撃の巨人』観ると?」と息子に聞かれました。
4月から始まるアニメ、シーズン2の話を
学校で友達から聞いたようです。
年齢的にも、一緒に楽しめる作品も増えてくるだろうな。
楽しみです♪

ドラマ「ウォーキング・デッド シーズン7」
第5話 「消せない憎しみ(Go Getters)」


を観ました。

第一話でのニーガンとの酷いやりとりのあと、
ヒルトップで治療を受けていたマギー。

医師は出産までここにいるべきだと、
言ってくれるのですが、
ヒルトップのリーダー、グレゴリーは
すぐにでも出て行くようにと言います。

“救世主”に見られたら、ヒルトップとアレクサンドリアが
結託していたことがバレてしまうからです。

ジーザスもグレゴリーを説得しようとしますが、
聞く耳を持ってくれません。

一方、アレクサンドリアを抜け出した
イーニッドはマギーがいるヒルトップを目指していました。

そんなイーニッドをカールが追ってきて…



リックの息子カールはまさに思春期です。
以前にも成長の過程でリックと対立しましたが、
それ以来の大きな反抗。

こんなこと父親が知ったら気がきじゃないよ!

と、わたしも父親としてカールを叱りたい(笑)

危険極まりない暴走・独走です。

カールはニーガンが許せない。

本当はみんなそうだけど、勝手に暴走すると
仲間たちを危険にさらすから
大人たちは様子見をしている状態。

でも、カールは黙って動いちゃいました。

わかります。カールの気持ちは。
第1話の惨劇を経験して黙っていられるわけがない。

結果的には誰もカールを止められませんでした。

でも、ひとつだけ重要なポイントがありました。

それは、カールの単独行動の前に
イーニッドが寄り添ったこと。

結局「止めても行くんでしょう?」と
イーニッドに言わせる。

イーニッドの制止も聞かなかったわけですが
一人で興奮状態のまま突っ走りそうな
とがった雰囲気が、イーニッドが寄り添うことで
スゥ〜っと引いていくのがわかります。

とても繊細な演出ですよね。

カールの運命が今後どうなるのかは
制作側の意図によるのでしょうが、
人の感情を熟慮して作られているのは
間違いありません。

それは、キャラクターたちの心理描写や
行動原理もそうですし、視聴者の心理も。

それも、かなり高いレベルでの熟慮でしょう。

イーニッドも思春期で、黙って単独行動です。
彼女の場合はマギーを心配して
一人でヒルトップに向かうという“勝手な行動”
ですが、カールはニーガンを倒しに行くという
危険極まりない行動。

危険であればあるほど、冷静である必要もある。

ただ怒りにまかせて行動するのと
少しでも冷静であるのとでは結果が
真逆になりかねません。

だからイーニッドの寄り添いによって、
気持ちが大分落ち着いたというのは大きい。

リックだったら「ダメだ。行くな」で終わりでしょう。
反感を買うだけ。

でもイーニッドはささくれたカールの気持ちを
かなり穏やかにさせたはずです。

この違いは何か?

味方であることが伝わる温もりですよね。

もちろんカールだって、リックや大人たちが
敵だなんて思ってはいない。

でもカールの中の消せない憎しみという
感情にとっては、ただ否定して押さえつけるだけの
大人の意見はある意味“敵”になる。

それをわかっているから
カールも黙って行動したのでしょう。

感情のベクトルが、衝突するか、同じ方向で
寄り添えるか。

共感の最たるものでしょう。

わたしたち大人は、そのことをわかって
若い人たちと接したい。

それでも、若者が“大人”を敵とみなしている場合
敵ではないことが伝わるには
それなりの時間も必要でしょう。

だからこそ、子供たちのいい友達をつくる力も
幼いころから意識して伸ばしてあげたい。

それには、はやりその子の心の育成に
主眼を置く必要があるし、
子どもたちの心の育成には
わたしたち大人たちの情緒の育成を自分自身でする。
ということがいかに大切かということになる。

大切であればこそ、“感情の敵”にならないよう。
寄り添える大人でありたいと、
わたしは日々精進しています。


              全ての物語のために



























posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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