2017年08月06日

「ジュラシック・ワールド」その2 人間はちっぽけな存在だから・・・



エアコンが壊れました。
リビングのエアコンです。

今この猛暑のただ中で、
自宅のリビングは日中平気で
36度などという室温になります。

窓を開け風通しを良くして、
扇風機を使って・・・
それでも足りないときは
エアコンが生きている寝室に非難です。

30年前、わたしが小学生の頃の
“猛暑”とは別世界。
まさに殺人的です。
冗談ではなく、熱中症で
健康を害してしまいかねない。

エアコンも地球温暖化を加速させている
原因の一つであるはずですが
そんなエアコンがなければ命も危険。

街という文明の世界に生きながらも
自然の驚異は容赦なく襲ってきますね。



金曜ロードSHOW!が時間延長してまで
映画を見せるというのは珍しいですね。
自社の日テレ系の作品でさえいつも
特別版として正味90分強に編集し直されるのに
今回は11:30近くまで延長されていました。

「ジュラシック・ワールド」
(新吹き替え版)


を観ました。

両親の都合で叔母のクレアが勤める
「ジュラシック・ワールド」で
過ごすことになった16歳の兄ザックと
11歳の弟グレイ。

「ジュラシック・ワールド」は
世界中から家族連れが集まる
人気テーマパークです。

グレイは大好きな恐竜と触れ合えると大喜び。

しかし出資者やパークを所有する
野心家のオーナー・マスラニの対応に追われ、
クレアは、兄弟の面倒をスタッフに任せて
すっかり放置状態になります。

2人はスタッフの目を盗んで、
勝手にパーク内を動き回り始めます。

同じ頃、クレアはマスラニを連れて
遺伝子組み換えで生みだされた新種の恐竜、
インドミナス・レックスの飼育スペースへ。

凶暴で知能が高く、塀の中でそだった
新型恐竜が本当に安全なのか、
マスラニはクレアに再調査を指示していました。

クレアは、群れで行動する凶暴な肉食恐竜、
ヴェロキラプトルを“調教”することに成功した
元軍人のオーウェンに協力を求めます。

集客数を伸ばすために
新型恐竜の公開を急ごうとするクレアに、
その無謀さを訴えるオーウェン。

その直後、彼の言葉を証明するように、
インドミナス・レックスは人間を騙して
檻から逃げ出してしまいます。



パークのオーナー、マスラニさんが
「ジュラシック・ワールド」をつくった理由を
クレアに話すシーンがあります。

クレアはパークの経営を任されているので
顧客満足度と収益という数字に追われている。

そんなクレアに「儲けにばかり囚われるな」
とマスラニは言います。

このパークをつくったのは
人間がいかにちっぽけな存在なのかを
知らしめるためなんだ・・・と。

さすがわ大富豪といったところですが、
それでもやはり恐竜を現代に蘇らせて
管理できると思うこと自体が傲慢だったのか
人格者らしきマスラニでさえ
身を持って人間の小ささを身を持って
知ることになります。

客のことも、恐竜のことも
ちゃんと考えているような、
そんなキャラクターがマスラニです。

多少傲慢ではあるけれど悪人ではない。

この作品では傲慢さの象徴というキャラクター
が別に設定されていました。

それが、ホスキンスという男。
ヴェロキラプトルやインドミナス・レックスを
戦争用の兵器として調教することを
考えているような人間です。

人間はちょっと力を持つと
万能感を得て傲慢になる。

弱い人間ほどそうです。

自然ですら支配している気になってしまう。

でも、それは自分がたまたま
自然の猛威の被害者になったことが
無いからですよね。

そして、圧倒的に欠落しているのが想像力。

今年の夏は各地が豪雨で被害を受けました。
わたしが住んでいる福岡県も
大きな被害を受けています。

エアコンが止まったくらいで
実は命の危険すらある。

「ジュラシック・ワールド」放送の日は
自宅マンションの貯水槽点検の日で
反日水道が使えませんでした。

水分補給も前もって
準備しておかなければならなかった。

たったこれだけのことでも
怠ってしまえば本当に熱中症で
やられてしまいかねない。

傲慢になるにはわたしたちは
ひ弱すぎます。

息子が「ジュラシック・ワールド」を観ながら
豚肉を食べていられることを
自分で皮肉っていました。

わたしたちは自然に生かされている。
だから、神を崇め奉り
自然の機嫌をとろうとする。

そういうことを考えられる一日でした。


        全ての物語のために







posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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