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2016年10月31日

「グラスホッパー」壮大なタイムカプセルプロジェクト



2016年、今年の夏は息子と二人で
わたしの実家がある鹿児島へ帰りました。

ちょうどその頃、わたしの祖母が入院していたので
わたしの両親と息子と4人でお見まいに行きました。

もう、わたしのことも初孫であることをすぐには
思い出せない様子でしたが、
それでも会いに行くと笑顔で迎えてくれる
いつもの「おばあちゃん」でした。

その祖母が、「かわいいねぇ」と
わたしの息子の手を笑顔で握っていました。

祖母が触れているのは、
未来の希望。

祖母や先祖たちから受け継いだわたしの命は
息子の命につながりました。

そこには大きな責任もありますが、
やっぱり壮大なロマンを感じます。



久しぶりにTSUTAYAで時間をかけて
自分の琴線に触れた作品を借りてみました。

「グラスホッパー」

を観ました。

ハロウィーンでにぎわう夜の渋谷の街。
人ごみの中に、違法薬物でおかしくなった男が
車で突っ込んで行きます。

何人もの人間を突き飛ばしていく4WDの車…

その事件で恋人を亡くした鈴木(生田斗真)は
それが仕組まれた事件だと知り復讐を誓います。

教職を辞め、裏社会の組織に潜入し
その機会をうかがおうとする鈴木。

絶好の機会が訪れた矢先、
押し屋と呼ばれる殺し屋の仕業で
犯人の一人が目の前であっけなく死んでしまいます。

正体を探るため鈴木が押し屋の後を追う一方、
催眠術で標的を自殺に追い込む殺し屋・鯨(浅野忠信)は、
ある依頼を片づけたとき、殺人現場を目撃します。

そして、なぜか押し屋の依頼人は鈴木だという情報が流れ
鈴木は組織からも追われることに…。

「グラスホッパー」公式予告編

なぜこの作品を手に取ったのかわかりません。

伊坂幸太郎さんのベストセラーの映画化。
「ゴールデンスランバー」のように
ハラハラドキドキしたかったのかな…。

ハラハラドキドキさせてもらいました。

いつも、少しだけ不思議な感じを入れてくる
伊坂幸太郎さん作品。
今回も鯨という催眠術のような特殊能力を持つ
殺し屋が登場しました。

さて、普通に“いい人”な鈴木。

ゴキブリが出ても恋人の背中に隠れてしまうような男。

しかし愛した恋人を失ったときに、
とんでもなく大胆な行動に出る。

それが組織に潜入するという行為。

恋人と鈴木の間で「タイムカプセル」という
キーワードが使われます。

ある日、恋人が作ってくれたシチューか何かを
「冷凍しておくね」と冷蔵庫の冷凍室に入れてくれる。
それを見ながら彼女が「タイムカプセルみたいだ」
という言います。

食べて欲しいと思う人への思いも一緒に
とっておいて、後でその思いも解凍して
蘇らせることができるから…


息子が4-5歳の頃、家族で鹿児島の実家に
帰ったとき、わたしの祖母が、
息子のために最新の仮面ライダーの人形を
買ってくれていました。

グズる息子にその人形を見せ大人しくさせる祖母。
祖母が息子にその人形を渡したとき、
祖母と息子が触れ合ったときに思いました。

ああ、100年後の未来は、
こうして触れることができるものなんだ…

祖母にとってはわたしの息子がひ孫です。

昭和元年生まれの祖母。
孫であるわたしがあと10年ほど生きていられたら
それだけでも彼女の子孫が100年後にまで
生き続けたということになる。

それがさらにその子にまで続いていて、
健康でい続けられるなら、自分が生誕してから
100年以上先を生き続けるひ孫に触れた。

それは100年以上先の未来を触れたことと
同じじゃないか?と…

わたしが息子を触れているということも
未来に触れているようなもの。

そこに、神秘を感じずにはいられなくなりました。

可能性という神秘であって欲しいし、
それは息子にとっても、
そこから続いていって欲しい子孫たちにとっても
幸せな希望のある可能性であって欲しい。

そう考えると、わたしたちは毎日毎日、
壮大なタイムカプセルプロジェクトを
みんなで創りあげているような気さえします。

あなたの思いも、未来で…

その未来が明日なのか、100年後なのかは
わかりませんが、
誰かの幸せにつながっていますように。



             全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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