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2018年02月28日

「劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ」 その2 わたしとあなたがヒーローになろうとしている



「ブラックパンサー」のコマーシャルが
がんがん流れていますね。

「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」
が公開されるまでに
わたしもまだ観ていないシリーズが
たくさんあります。

「ドクターストレンジ」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の
二作目など。

ちょっと全てを観てから・・・
と言うわけには行きそうにありませんね。
ヒーロー増えすぎ。

マーベルでもDCコミックスでも
ヒーローものが多く、
ハリウッドではテレビドラマも
それぞれ盛んですよね。

もともと「アベンジャーズ」のシリーズを
始めたユニバーサルピクチャーズでは
権利がディズニーに移ってから
新たなシリーズを始めましたね。

往年のモンスター映画を繋いでいく
ダークユニバース。

これも1作目であるトム・クルーズ主演の
「ザ・マミー」を観ましたが
悪の力と戦うヒーローたちのシリーズ
と言って良いでしょう。

日本では少年ジャンプのヒーローたちや
往年のマンガ・アニメのキャラの
復活がパチンコやマンガやゲームで
目立ちます。

アメリカでも日本でも、
かつて子どもだった大人たちが
作り手に回って復活させている
という構図が見えます。

でも、それってただ作りたいから作っている
というだけなら独りよがりです。

受け手も求めているからヒットする。

つまり、今、ヒーローが求められている
と言ってしまってもさしつかえない。

そんな時代なんだと思います。

つまり、わたしやあなたが
ヒーローを求めている・・・

ってこと。



90分という上映時間を事前に知っていたので
総集編に毛が生えた程度の作品では?
と期待もしていなかったのですが、
総集編は冒頭数分間のみ。
すぐに重厚な本編が始まります。

「劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ」

を、もう一度紹介します。

昨年秋から年末にかけて放送された
TVアニメ、「インフィニティフォース」
の劇場版です。

タツノコプロ55周年記念で制作された
フルCGアニメーション。

テレビシリーズが始まった早い段階で
映画化決定のコマーシャルも始まったので
もしかしたらテレビシリーズは
中途半端なところで終えて、続きは劇場で!

・・・と、たまにドラマなどでもやるような
流れにならないかも心配していました。
しかし、思っていた以上にクオリティも高く
話もしっかりと終わらせてくれました。

ですからこの劇場版は主人公たちの
新たな戦いということになります。

パラレルワールドを行き来するわけですから
いくらでも作れますよね。

今回はガッチャマンの世界。
でも主人公のひとりであるガッチャマンこと
大鷲の健がいた世界とはまた別の
ガッチャマンの世界でした。

今回はその世界の南部博士と
その世界の健とジョー、そして
主人公の健と同じ世界からきたジョーが
登場しましたが、
まだまだ他の科学忍者隊も観たくなりました。

なによりも、同じ主人公たち
テッカマン、キャシャーン、ポリマーの
それぞれの世界でも4人+笑もそろって
戦うところを見せて欲しい。

そんな新しい広がりを期待したくなる
そんな話でした。

是非ともシリーズ化して欲しいものです。



さて、今回の物語のキーは
やはり科学忍者隊2号コンドルのジョーと
科学忍者隊の創設者、南部博士です。

映画のポスターにもかかれている
キーワードはそのまま2人のテーマでした。

「正義を見失うな」

コンドルのジョーは幼いころに
両親を殺されていて
彼の怒りが正義の源になっています。

健の真っ当な正義とは少し違って
ゆがんだモノを抱えている。

南部博士は健とジョーの正義は
表裏一体だと言います。

悪への怒りもまた必要。

そんな2人や他の3人の科学忍者隊を
親のような目線で見守ってもいたのが
南部博士なのでしょう。

幼少の頃の記憶では、確か
コンドルのジョーは敵であるギャラクターの
元一員だったように覚えています。

だから粗暴とまでは行きませんが
怒りが荒っぽい方に向いてしまう
危うさもあって
健とジョーの対立は子供向けのアニメながら
物語に緊張感と深みを与えていたのは
覚えています。

しかし、この世界の南部博士は
次々と科学忍者隊を失ってしまい
大切な仲間を死なせてしまった
自分の力のなさへの後悔から
暴走をしてしまう。

科学忍者隊のコスチュームに変身した
健やジョー、それに
テッカマン、ポリマー、キャシャーンたちが
みんなで戦ってもなかなか勝てない
圧倒的な力を手にしてしまう南部博士。

もともとはジョーが根源的に持っている
「怒り」を博士も多く抱えてしまったんですね。

健にもジョーにもわかっていました。
その場のヒーローの誰よりも
高い戦闘能力を振りかざす南部博士が
一番弱いと・・・

つまり大切な仲間を失う怖さや
悲しさに対して牙をむいている。

そんなかわいそうな状態なんですね。

テレビシリーズの笑の父親もそうでしたね。
笑を守りたい一心で
笑の命を奪おうとする全世界を
たった独りで敵に回して戦っていた。

等身大の人間としては
とてもよくわかる気持ちです。

でもそうじゃないんだよと
ヒーローたちは言うわけです。

例えそれが愛ある心からの
純粋な平和への願いだったとしても
不安や怒りによって作られた
闘争心は、方向性を見失いやすいです。

ましてや攻撃性、闘争心を育てるために
悲劇や恐怖をつくり出そうとしたり、
世界が平和ボケしないように
自分自身が世界の驚異であろうとしたり・・・

もう、道がそれていますよね?

悲しいこと、辛いことを経験して
その苦しみから逃れるために
怒りや闘争心で自分の心を守る。

実はこれだと本当の傷ついた心は
癒せないし、その傷ついた心を
最強の心に鍛え上げることも出来ません。

きちんと、その辛い感情と向き合って
乗り越えることでしか成長にはならない。

でも、その感情と向き合う勇気こそ
ヒーローの勇気だし
それが出来ればわたしたちはみんな
ヒーローなのでしょう。

とくに大人は子どもにとって
ヒーローであって欲しい。

そういった人の在り方の象徴的な存在が
エンターテインメントのヒーローたちです。

今そういう作品が多く生まれるのは
わたしたちが在るべき姿を
模索しているからなんじゃないかな?


         全ての物語のために












posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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