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2017年07月13日

「オーバー・ザ・トップ」嫌いか、じゃあそこから始めよう



思春期のころからラブコメや
青春もののマンガも多く読んでいました。

あだち充作品の数々や
「めぞん一刻」「ツルモク独身寮」などは
なんども読んで、その中で繰り広げられる
恋愛模様に強く憧れました。

しかし、現実世界で若者たちが繰り広げている
恋愛模様には疑問を持っていました。

くっついたり離れたり・・・
という在り方にです。

気に入ったからくっつくというのはわかります。
でも、気に入らなくなったら終わり。

それが正直「解せない」という感覚でした。

わたしは幼少の頃から
幸せな家庭で育てられているという理解は
ありましたが両親を観ていて思うのは
「その程度」の気に入る気に入らないで
人はくっついたり離れたりするもんじゃない。
という感覚。

家庭を持った以上は最低限持っているはずの気迫
とでも言うのでしょうか。
幸せな家庭で育てるということは
そういう気迫の純粋培養でもあるんですよね。

だから、周囲の恋愛は
恋愛ごっこに見えていたんですね。

そのぶん、わたしが恋愛を始めるのは
とても苦労しました。

「重い」と言われてしまう。
わたしから観れば、絆を築くのは
当たり前のことなのですが
絆を求めるタイミングや深さや速度が
性急すぎたのでしょう。

今でも、当人たちは決して
思っていないでしょうが
世間の離婚話を観ていると
「簡単」に離婚しているように見えます。

家族の絆ってそんなもんじゃないんですけどね。



基本的には家族でいる時に、
わたしはテレビを占拠しません。
誕生日前日、早めに仕事が終り、
自宅で夕食を終えた夜9時ごろ、
映画が見たくなった・・・と呟いたわたしに
息子が「たまにはいいんじゃない」
と言ってくれました。

「オーバー・ザ・トップ」

を観ました。

妻子と別れ10年。
リンカーン・ホークはトラック運転手として
身を立てていました。

妻の願いもあり、息子の卒業式に
トラックで迎えに行くリンカーン。

妻の心臓の手術の日までに
病院までの道のりを
ホークのトラックで二人旅できて欲しい。

妻のアイディアに乗り、
息子のマイクとは10年ぶりの再会でした。

いきなり現れた父だと名乗る男に
優等生ばりばりの理屈で楯突くマイク。

ホークとマイクの絆を取り戻すための
旅が始まります。

ホークはアームレスリング大会に出て
優勝賞金を元手に運送会社を始めるという
目標を持っていました。

野蛮な父に嫌悪感を示しながらも
次第に笑顔を見せ始めたマイク。

しかし間もなく二人に突きつけられる現実は・・・



シルヴェスター・スタローンの名作です。

この作品を退屈な作品だという人もいますが、
「ロッキー」「ランボー」の2大ヒットシリーズ
とはまた違う彼の代表作。

わたしも大好きで、DVDが出たっときも
ブルーレイが出たときも
出たのを知ってすぐに購入しました。

ヒューマンドラマを作りたかった訳でもなく
アクション映画でもなく、
そのどちらかを期待して観た人には
つまらなく感じられたのかもしれません。

でもエンターテイメントとしては
とてもシンプルで感動的で演技も繊細。
だからこの作品を大好きなひとは多いですね。

前シーズンのドラマ
「ボク、運命の人です。」
でもちょっとだけ紹介されていましたよね。

中高生のころ、この作品から
人生に大切なことをいくつもの学びました。

その一つを紹介します。

主人公ホークのトラックに
渋々乗った息子のマイクは
トラックが走り始めてしばらくすると
気分が悪くなったから停めてと言います。

ホークが車を停めると
飛び出して行ってしまうマイク。

車が行き交う危険なハイウェイを
横切るマイクをホークもびっくりして
必死で追いかけます。

やっとのことつかまえると
マイクから「アンタなんか嫌いだ!」の一言。
ホークは落ち着かせながら言います。

「嫌いか・・・じゃあ、そこから始めよう」

この言葉、リンカーン・ホークの在り方は
すべての家庭人が持つべき覚悟を
とてもわかりやすく魅せてくれていますよね。

息子との絆を取り戻そうとする父親。
嫌われいてもいい、その現実をうけとめ
そこから始めればいいと歩み始める。

今を観て着実に前進する。

至極当たり前。

気に入らない、価値観が合わなくなった、
性格が合わない、生活がすれ違い・・・

だからなに?ですよね。
そんな時期だってありますよ。

ずっと一緒に生きているわけですから。

それが結果ではない。
そうじゃないところからそうなってきたように
また今とは違う状況になっていく。

どんな未来をも受け止める覚悟、誓い。
それが結婚の誓いです。

その未来をできるだけ自分たちにとって
家族にとって、いい方向に向ける努力。

それをやる。
大事なのはつべこべ言わずにやること。
実行することなんですけれど
ちょっとやってみてすぐにやっぱりダメ・・・
と投げ出してしまう。

これはうまく行くまでやり続けるとか
うまくいったら止めていいとか
そういう類の話でもありません。

常に今ここにある現状から
一歩一歩前進していく。

どこへ?

今より少しでもいい方向へ。

ただそれだけです。

永遠に?

死ぬまでか、死んでもか、
どちらを選ぶかはおまかせします。

42歳前夜に、12歳の息子も一緒に
この作品を見れたのはまた
いい時間でした。


       全ての物語のために








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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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