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2016年07月19日

アニメ「猫物語(ネコモノガタリ) 黒 つばさファミリー」悩んだって仕方がないからって、悩まなくて良いわけではない!



親として、悩んだって仕方のないことは沢山あります。

でも、だからって、悩まなくてもいいわけではないんですよね。

都度つど、悩みながら、迷いながらも
腹をくくって決断しないといけない。

悩んだってどうしようもないけど、
結局それを、ずっと続けていかないといけない。

たとえば、子どもへの期待。

子どもにとって、親の期待は
愛されていることの証にもなれば
子どもを縛ったり、可能性をつぶす
圧力になることだって大いにあります。

これは考えれば考えるほど
デリケートな問題だと思っています。

オレの子なんだからオレの主義で育てる!

と、親の期待を押し付けるのは
虐待にもなります。

でも、全く期待をせず無関心になることも
虐待になっちゃう。

法的にとか社会的にとか、
そういうことよりも、どうしようもなく
子どもの心には影響を与えてしまうという話です。

そう考えると、期待の持ち方、伝え方には
やはりバランスが必要だと思うわけですが、
そのバランスもケースバイケースで
正解は変わってくる。

瞬間瞬間で変わってくるし、
いっそ、「正解はない」と言い切るほうが楽な気がします。

でも「正解がない」から好きにして良いわけではない。
ずっとずっと悩んでいこうねと、腹をくくるしかないし、
その時々の局面では選択を迫られて
その決断にも腹をくくるしかない。

そういう悩みを持つことも
親であることの喜びの一つなんだと思っています。
そう思えない人たちが、その責任から逃げて
子どもを置いて逃げるわけです。


原作小説でも同じセリフはあったのにスルーして
アニメで見ると琴線に触れる。
そんなセリフもあるんですね〜

アニメ「猫物語(ネコモノガタリ) 黒 つばさファミリー」
を観返しました。


シリーズ第一作「化物語(バケモノガタリ)」の前日談。
阿良々木 暦くんが、「化物語」の第一話で、
戦場ヶ原ひたぎの怪異に遭遇する直前までのお話。

やはり、小説の語り部である主人公・阿良々木くんが
活字で語るほどに、様々な思慮に関しては
かなりの部分でカットされいます。

もちろん会話部分もカットされている個所は多い。
それでも、原作物の映像化としては
はやりこのアニメシリーズも、非常によくできています。

そもそも会話劇の部分が多い原作を
ここまで映像的に作り上げてしまうことが
演出の秀逸さを感じます。

そして、原作ファンが大切な原作のイメージを
きっと、悪い意味では裏切っていない。
…と思います。

わたしの場合はアニメを先に観ているので
その点を正確には言い切れませんが、
それでも、原作を読んでいて
アニメをより深く理解するための小説にはなっていますが、
イメージが違うとは一切感じません。



阿良々木くんが、羽川翼が精神に宿した怪異、
障り猫に襲われて、
忍野メメと元吸血鬼の金髪金眼の幼女の住家で
意識を取り戻した後、
怪異の専門家・忍野メメと対話をします。

阿良々木くんを恨んでいるはずの元吸血鬼幼女が
自分が気を失っている間に自分の傍についていてくれた。

そのこともあり、最近の元吸血鬼幼女の変わりようを
阿良々木くんは気にしていたのです。

本来500歳近いはずの吸血鬼。
春休みに阿良々木くんを吸血鬼にして、
結局、阿良々木くんとのバトルを経て、
幼女の姿となり、阿良々木くんも
若干の吸血鬼性を残してほぼ人間に戻った…

そこに、お互いに許しあえない事情があるようで
そんな彼女が阿良々木くんに
付いていてくれたことも意外だったようですが、
それ以前に、見た目の幼さに
精神年齢が引っ張られていないかという危惧がありました。

なぜなら、阿良々木くんが彼女の食糧である
阿良々木くんの血を吸わせに来た時に、
いつもは恨みがましく睨みつけて
黙って血を吸うだけだった彼女が、

直前に、血を吸わせに来たとき、
たまたま忍野メメ宛に持ってきた差し入れの
ミスタードーナツに興味を示し、
従順な飼い犬よろしく、阿良々木くんの言うことを聞き、
ご褒美のミスタードーナツにありつき
文字通り犬のようにガッついたのでした。

怪異の王、吸血鬼の中の吸血鬼。
高貴なプライドを持っているはずの彼女にしては
ありえない姿に驚いた阿良々木くんだったのです。

忍野は、そんな阿良々木くんの疑問に
親と子の関係を例えにして言います。

「子どもが親の期待どうりに育つとは限らないだろう?
それでも、期待の影響は受けるさ。概ね、そんな感じだよ」

忍野は、阿良々木くんがあまりふざけたことをしないように
釘をさすように、注意をしたくて言ったことだったようです。

しかし、現実に親としてどうでしょう。

わたしは父親として非常にギクリとするセリフでした。

期待どうりには育たなくとも、期待の影響は受ける。

それは事実です。

ですから、わたしは、もちろん大いに期待はしていますが
期待が変なプレッシャーにならないようには気を付けています。

気を付けているつもりですが、もちろん、
その気の使い方が正しいのか間違っているのかなんて
わかりませんし、自信なんて持てません。

全く期待されないのも寂しいでしょうし
わたしや妻の子である甲斐みたいなのも
期待されたほうが感じるものでしょう。

でも、期待通りではない結果が出たとき…
君が心を痛めることは父としても心が痛いが、
期待通りでなかったことを責めたりはしないよ。
期待は親が勝手にするものであって、
それを叶える義務は君にはないんだよ。
君は君が信じるとおりに生きればいい。

そういうことが、“感じ”として伝わればいいなと
いつも注意しながら息子と対話しているつもりです。

ただし、吉田松陰のご両親のように
「命はお前のもの、生きるも死ぬもお前の自由」
みたいな大きな意味で自由に生きろとは言えない。

そんな大スケールの親にはなれないことは
もうどうしようもなく自覚して、とにかく体には気を付けて
と、言いながら、息子が大人になってもその範囲での期待。

そんな親としてのスケールの枠を
これもまた一つの“期待”かなと思いつつ、
歯切れの悪い言い方は続くわけですが、

その上に、もちろんまだ親の保護下にある子なので
人の道は外さないように
教えていかないといけないわけですが…

そんなこんなも考慮しつつ、迷いながらも
期待をプレッシャーにしないように、
思いっきり生きて欲しいという…まあ、
勝手な期待をやっぱりかけてるわけです。

都度都度、迷いながらも決断するしかない。
その瞬間瞬間は迷いながら腹をくくりながら。

とにかく、どんなに期待をプレッシャーにしないように
気は使っても、期待されているということも
期待をされていないということも
わが子にはどうしようもなく影響を与えるわけですから
そこに、愛を注ぐ親としての責任があることは
逃れられない事実です。

もちろん、逃れられないというのも
親にだけ与えられた責任であり、
だからこそ親という何にも代えがたい喜びを
得られているわけです。

そういうことを悩みながら迷いながら
考えさせてくれるわが子という存在がいることが
やっぱり幸せなことなんだと思います。

幸せに苦しみながら悩み続けます。


                全ての物語のために



















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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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