お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2018年12月31日

小説「終物語(オワリモノガタリ) 上 第一話 おうぎフォーミュラ 講談社 西尾維新 著」その2 自分と向き合うことの難しさ



自分と向き合うこと。

その大切さを、わたしはこのブログで
沢山書いてきました。

それが軸と言っても良いくらいです。
自分を客観視してみる、
俯瞰してみる、突き放してみる・・・

そうやって客観的に自分を観察する。

あるいは主観的でも自分の心の
奥の奥の奥の奥に注意深く繊細に
耳を傾けてみる・・・

自分が何をどう捉えて
どんなふうに解釈しているのか?

何に対してどう感じているのか?

そうやって今の自分を知りながら
在るべき自分、在りたい自分に向けて
調整したり、本来の自分の心に沿った
行動を選択したり・・・

そうやって成長していく。

幸せになる力とは
そういうものだと思っているからです。

ところが、これだけ書いてきても
これだけ考えてきても
どれだけ実践してきたつもりでも
やっぱり自分と向き合うのは難しいです。

正確には非常に難しいときがある・・・ですかね。

無意識が抵抗して見たくないものを
みないようにしてしまう。
認めたくないことを意識から外してしまう。

で、必要以上にムキになったり
頑なになったりしてしまうんですよね。

でも、そんなときこそ、
なおさら丁寧にそんな自分と向き合えるのが
やはり成長への道だとしてか言えませんね。



2巡目は時系列順で読んでいます。
物語シリーズ。マンガも出てるんですね。
さすがに「僕のヒーローアカデミア」が2〜3ヶ月おきに
1冊ずつ増えていくのだけでも本棚の脅威なので
今は手を出せないな〜

小説「終物語(オワリモノガタリ) 上」
「第一話 おうぎフォーミュラ」
講談社 西尾維新 著


読み終えました。

直江津高校に転校してきた一年生、
忍野扇に頼まれて、校内の見取り図の
不可解な場所を確認しに行った阿良々木暦くん。

そこにあった見覚えのない教室に
扇ちゃんと二人で閉じこめられました。

そこが、2年前、阿良々木くんが一年生のときの
「あの時」の教室だとわかり、
当時なにがあったのかを扇ちゃんに
説明していく阿良々木くん。

それは、数学の試験の前日に
クラスメイト老倉育が主になって開催された
数学の勉強会に端を発することで、
なんでも、勉強会に出席した者の
平均点が余りにも他の生徒より高すぎたことから
誰かが事前に問題を盗み出し
勉強会に反映させたのではないか?

という嫌疑によるものでした。

試験の結果が返ってきて
そのおかしさに気付いた老倉が
クラス全員を教室に軟禁して、
犯人を特定するまで誰も教室から出さない
と宣言したあの日。

あの日、この教室で繰り広げられた
「犯人探し」の様子を
克明に思い出していく阿良々木くん。

結局犯人はわからなかったけれど
阿良々木くんが
「友達はいらない。人間強度が下がるから」
と学校と距離を置くようになったきっかけとなる、
ある結論に向かって繰り広げられていく物語・・・



先日このエピソードを紹介したとき、
阿良々木くんのことを観ていると
イライラすると書きました。

この「おうぎフォーミュラ」はとくに
そういう傾向が強いお話です。

回想の中で一年生の時の
クラスの全員が出てくるのであまり感じませんが、
今、相対しているのは阿良々木くんと扇ちゃん。

つまりは2人だけで謎解きが始まります。

当時わからなかった犯人を
みつけることができたら
きっとこの教室から出られる・・・

あのときの老倉かあるいは阿良々木くんか、
あるいはあるいは教室自体かの
無念が作り出した教室の怪異・・・

そんな可能性を扇ちゃんが示唆して
扇ちゃんに促されるかたちで
阿良々木くんが彼女の質問に答えていく。

その質問があまりに断定的だったりして
「君は何を知っているんだ?」
「わたしは何も知りませんよ。あなたが知っているんです」
という象徴的なやりとりが繰り返されます。

物語シリーズは自分と向き合い
成長していく青春物語。

だからわたしも息子に父親推薦図書として
全巻そろえてやりました。
それくらい各登場人物が真摯に
自分と向き合って成長していく。

で、この「おうぎフォーミュラ」はいつもは
語り部のほうにいる阿良々木くん自身が
扇ちゃんに真正面から尋問され
自分と向き合わざる得ない状況に
軟禁されて向き合っていくお話なんですね。

最後の最後までイライラします
阿良々木くんに。

ムキになってますもんね。
結構クールに物事を突き放して
観れているいつもの阿良々木くんと
このお話に出てくる阿良々木くんは
印象が少し違います。

語り部の阿良々木ではなくなっていて
言いたくないこと、認めたくないことを隠して、
そのことに自分でも気付かないのか
気づいていないフリをしているのか
とにかく自分自身でさえごまかそうとする。

だからムキになる。

そこを扇ちゃんは強制的に突きつけていく
謎解きミステリーの形を取りながら
当事者の阿良々木くんに話をさせながら
最後にドーンと突きつける。

気持ちよくない阿良々木くんが続くけど
物語としてのクライマックスの気持ちよさは
お見事ですね西尾維新さん。

守りたい、認めたくない。
そんな自分とはなかなか向き合えません。

だって自分でも気付かないレベルで
自分を騙そうとするんですから。

でも人は気付いていたりする。

ただし人から指摘されると
怒っちゃうんですよ。

「そんなことはない!」って。

わたしも気付けばそうなってしまうことが
多々あります。

でも指摘してもらえるのはチャンスです。
ラッキーです。

指摘してもらえなくても
せめて「自分は何にムキになっているんだろう?」
とムキになりながらも思える自分を
持つことができれば良いですよね。

そしたらムキになっていることも
自分を知るチャンスになりますから。

難しいですよ。ものすごく。
でも、確実に自分の中に在る問題ですから
答えも逃げも隠れもせず自分の中にある。

わたしは何も知りませんよ、
あなたが知っているんです。。。ですよ。


             全ての物語のために





アニメで観るならこちら







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2018年12月30日

ドラマ「株価暴落 #1〜#3」仕事をとるか職場をとるか?



転職の情報は今でも観ています。

今よりも条件の良い転職先があれば
チャレンジする価値はあるでしょうから。

ただし条件と言っても給料だけじゃないですよね。

仕事内容はもちろん自分のキャリアとしての
将来がどんなふうに描けるか?

とか、生活パターン、習慣、
勤務外の活動への影響、
休日数、福利厚生、諸手当などなど

これは人それぞれ重視するところが
違うでしょう。

わたしの場合は今の職場に
全く不満がないと言えば嘘になりますが
その不満はどの会社に行っても
必ず起こる程度のレベルのものです。

転職で観るべき今の会社に不足している部分は
自分の主義や人生の軸、
大切にしている考え方などに
マッチした理念を持っている会社かどうか?

と昇給のチャンスがさらに広がるかどうか?

です。

まず、そんなに良い会社はない。

ただ、たまにど真ん中にくるような
素晴らしい理念の会社があったりしますが
よくよく調べると他が余りに劣る。

例えば休日数やワークライフバランス、
福利厚生が違ってきて
理念は素晴らしくとも生活の全てを
ほとんど犠牲にしなければやれない・・・みたいな。

それだと、人生全体を通して
やりたいことが沢山あるわたしには
とてもじゃないけど続けていけない。

そんなこんなで、わたしは転職先としては
今のところ今の職場以上の場所を
見つけられていません。

多少、自分の信念は通らなくとも
多少、給料に不満があっても
人生全体を信念により近づけるには
今の職場にいるほうが有利。

仕事よりも職場を選んでいる・・・

ように見えて、実質、
人生という大きな仕事を選んでいるわけです。



織田裕二さんがクールで熱かった10月期の月9ドラマ
「SUITS(スーツ)」の最終回前、深夜に
映画「ホワイトアウト」をやっていました。
録画してまだ

ドラマ「株価暴落」
第1話〜第3話


をあらためて観ました。

白水銀行の審査部審査役、
板東洋史(織田裕二)が担当する
大企業・一風堂の店舗が爆破されます。

一風堂は債務超過に転落後、
経営再建に乗り出していました。

そこで、更なる融資を
求められている白水銀行。

一風堂の倒産は白水銀行にも
大打撃となります。
行内では、融資の是非が
争われていました。

その矢先の爆破事件だったのです。

案山子を名乗る犯人から、
一風堂の会長と社長の辞任と
会社精算を要求する声明文が届き、
一風堂の株価は暴落します。

メインバンクである白水銀行では、
再建計画が実行に移されていない一風堂に
これ以上の追加融資を反対する坂東と、
倒産しないように支援を続けるべきという
企画部次長の二戸哲也(高嶋政伸)が
激しく対立します。

一風堂では、財務部長の友部勇作(石黒賢)が
ワンマンオーナーの会長・風間耕造(竜雷太)
に頭を悩ませていました。

一方、爆破犯人を追う野猿刑事(板尾創路)と
田崎刑事(遠藤要)は、
容疑者の犬鳴黄(瀬戸康史)にたどりつき…



全5話のうちの3話目までを一気に観ました。
ドラマ「グッドパートナー無敵の弁護士」
を一気に観た後にそのまま立て続けに
再生をしたらそこでタイムオーバー。

やはり、このドラマも好きです。

織田裕二さんが「SUITS」の甲斐のような
クールさとは全く違う、
「踊る大捜査線」の青島刑事の
明るいさわやかなお兄さんとも全然違う

頭は切れるけど仕事の本分をそれない
実直な熱さを見せてくれるドラマです。

「下町ロケット」の池井戸潤さん原作。

主役の板東は、銀行で融資の審査担当です。
スーパーマーケットの大手、一風堂への
融資審査を担当していますが、
なかなか審査を通しません。

板東は一風堂の体質が変わらなければ
経営の悪化は解消されないと思っています。

つまり、今の一風堂にお金を貸すことは
助けることにはならないと思っている。

銀行マンとして、融資は回収にあり
という鉄則の本分を全うしようとしている。

それは自分が誇りを持って働いている
白水銀行の為でもある。

しかし、彼のそんな在り方は
銀行内でも多くの敵を作ります。

そうすると銀行で働くこと自体が危うくなる。

ところが
「自分の心配をしたまえ」
なんて言われても、板東は
自分が努めている銀行のためを第一に
仕事をしている。

周囲の目よりも仕事の本分をとっている。

職場よりも仕事をとっているのかもしれません。
でも板東に言わせれば職場を守るため。

凄いなと思います。
この人は本当に腹をくくって
人生をかけて白水銀行のための仕事をしている。

でも、変な偏った忠誠心は感じない。
自分に忠実だからこそ言える「銀行のため」

こんなに正しさを通せる従業員というのは
なかなかいないと思います。

わたしはどちらかというと
通してきたほうですがだから周囲より
出世はしていないし、
かといってぶつかってばかりいたわけでもない。

折れるところは折れてきました。

つまりフツーなのでしょう。
それでも本当に譲れないことで
進退が決まるようなときのための覚悟として
常に辞表はポケットに入れているのですが。

自分の人生に忠実になればこそ
会社のためというよりも
自分の人生のために会社を利用させていただく
という気持ちのほうが強い。

今後、さらに良い条件の会社に出会えるのか?
それはわかりませんが
仕事を選ぶか職場を選ぶか?

それを考えるときにただ努める先の仕事ではなく。

自分の人生という仕事

という視点を絶対に忘れないようにします。


            全ての物語のために

全5話 この長さがちょうどいい!!







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2018年12月29日

小説「終物語(オワリモノガタリ) 上 第一話 おうぎフォーミュラ 講談社 西尾維新 著」イライラする自分



自分のことが好き。
20代のころは胸を張って言っていました。

本当にそう思っていたし
そう思えていました。

でも30代の半ば頃から、だんだんと
かげり初めて胸を張って
自分のことが好きだとは言えなくなりました。

思ったような結果を出せない自分、
思ったような行動をとれない自分、
思ったように考えて、感じてくれない自分、

本当は脳に対してやってはいけない質問ですが、
「なんで自分はこんなにダメなんだろう」
なんて思ってしまう。

自分の中に好きになれないところが
いっぱい見えて来ちゃったんですね。

そう言う自分と出会って
つきあっていくというのもまた
成長なんだろうなと思います。



息子がアニメに興味を示し、活字慣れに良いかもと
全巻購入した原作小説「物語シリーズ」。
購入時には出版順で読みました。元々時系列が
いったりきたり激しかったシリーズ。
二度目は時系列に読んでいます。

小説「終物語(オワリモノガタリ) 上」
第一話「おうぎフォーミュラ」
講談社 西尾維新 著


を読んでいます。

私立直江津高校三年生の阿良々木暦くん。

春休みに吸血鬼に遭遇して以来
ゴールデンウィークには化け猫、
そして、一学期の間に蝸牛、猿や蛇、
夏休みには蜂、不死鳥の怪異と遭遇。

夏休み最終日から二学期の始めにかけては
タイムスリップして別次元へ飛んだり
暗闇に追われたり、吸血鬼の最初の眷属が
400年がかりで蘇ってきて決闘したり・・・

とにかく大冒険の連続でした。

友達を作らないようにしていた彼は
友達ができ恋人ができ、
いろいろな人たちと対話をしながら
ずいぶんと変化もしてきました。

そんな彼が今回遭遇するのは教室の怪異。

後輩の二年生、神原駿河に紹介された
一年の転校生、忍野扇。

春休みからの数ヶ月
阿良々木くんに怪異について
教えたり彼の助けになっていた
怪異の専門家、忍野メメの
姪っ子だと名乗ります。

そんな扇ちゃんが阿良々木先輩に
会いたかったのはなんでも
校舎の見取り図が変だからとか・・・

早速、夕方扇ちゃんと二人で
問題の場所に行くと、そこには
あるはずのない教室があり、
中に入った二人は出られなくなります。

しかもグラウンドに面しているはずの
窓からは体育館が見え、
階数も、外の景色の日光のあたり具合も
時間や季節が秋にはそぐわない・・・

阿良々木くんがなんとなく座りやすいと
腰掛けた机の引き出しには
置き勉された教科書があり
「阿良々木」と名前が書かれています。

私は何も知りませんよ、あなたが知っているんです。
阿良々木先輩。

・・・とニヤニヤ楽しそうな扇ちゃんに
先導されながら阿良々木くんは
自分が友達を作らなくなったきっかけとなる
一年生のころの教室での出来事を
思い出していくのでした・・・



阿良々木くんが語り部。
この「物語シリーズ」のほとんどがそうです。

そんな阿良々木くんの語り
観ていると・・・聞いていると・・・読んでいると・・・か。

イライラします(笑)

いろいろ感づいてもおかしくないでしょ?
というところをわざとスルーしたり
良いふうに解釈してしまって
それが後になってとんでもないことになる。

現実を直視していない。

とくに扇ちゃんとのやりとりのときは
それが顕著に表れます。

だからイライラする。
扇ちゃんはそれをわかってていじっているようです。

ニヤニヤしながら
「愚か者ですねえ。阿良々木先輩は」
なんて言っている。

まるで、阿良々木くんが現実を直視せず、
スルーしたことで大問題となったこと、
なりそうなことを正させようとしているみたい。

でも、それが怖い。怪しい。

阿良々木くんはこれまでのシリーズでも
自分で語りながら読者を
「ええ〜!そこ勘違いじゃないと思うよ!
みたいなツッコミを入れさせたり
「また、そうやって見過ごす!」
とヤキモキさせます。

で「ほら!やっぱりー!!!」

と後でとんでもないことになる。

でも、この阿良々木くんへのイライラは
実はわたし自身へのイライラでもあります。

大体、良いふうに考えてしまう。
騙されやすい・・・とまでは言いませんが、
言わないのはわたしだけで
周囲は「騙されやすい人」と
思っているかもしれません。

イヤな予感からは自然と目をそらして
良いふうに解釈してしまうんですね。

希望的観測・・・とか、そういうことでしょう。

もともと、人の思いは善意として受け取る。
そういう自分でありたい。
と思ってもいますから
多くの場合は自分でも思っているとおりに
生きられているという自負もあります。

でも、後で問題に発展するようなことまで
目をそらして良いと言うことにはならないですよね。

それなのにそこで無意識がやっちゃうんですよね。

だから、わたしは自分を信用していません。
いつも「自分で気づいていないことに
この人は気付いているのかもしれない」
と思うので人に対して反論をなかなかしない。

せめて、わたしはそう言う自分を
知っておこうと思っています。

そういう自分を認められているかいないかで
またその先の結果が大きく変わるでしょうからね。


           全ての物語のために

アニメ「終物語」


小説「終物語(上)」







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2018年12月28日

ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」(全)あなたにとって家族って?



価値観は人の数だけあります。

その多様な価値観を尊重する。
それはとても大切なことなのでしょうけれど、
それは…

“どんな場合でも未熟さも許容される”

という風に使って良いものではないでしょう。

ところが、結婚ということに対しては
このあたりのことが非常に曖昧なままに
『価値観』としてやり過ごされている感が
どうしても否めません。

例えば“シングルマザーという生き方”
について…

と言ってみたらどうでしょう。
正直、並大抵のことではないでしょう。
その苦労は。

それでも現実に非常にたくさんいます。

で、考えたいのは意図せず
シングルマザーとなってしまって人とは別に
初めから「結婚する気はないけど
母親にはなりたい」
という生き方…価値観についてです。

実際に実践されている方もいるし
それで子が立派に育たないなんてことは
思ってもいないし言うつもりもありません。

立派に母親としてやっておられる方も
実際に沢山いることでしょう。

それでも、ひっかります。

なぜ結婚を選ばないのか?

わたしがなぜそこに引っかかるかと言うと
元々他人であるひとりの男性と
家族になるという決意をすることで
その先に子を授かる。

これは、家族を築く上での全ての始まりが
夫婦関係にあり、その最初の関門を
誓うことができた人が人の子の親となれる。

という人間の…家族というコミュニティの
根幹に関わる部分だと感じるからです。

つまり夫婦という人間関係を築く努力を
初めから放棄している人間に
親子なんて更に責任のある人間関係を
良いとこどりのように選べるものなのか…

という考え方です。

正解はありません。
わたしの頭が固いだけかもしれません。

でも、夫婦という煩わしさを放棄しておいて…
家族という大切な営みの
最初の成長から避けておいて
子は授かりたい…なんて、
なんだか人間関係への責任として
根本を放棄しているようで
虫がよすぎないか?

本当にそれで、親子関係を、家族を
大事なことを大事なこととして
育んでいけるのでしょうか?

という気にさせられてしまいます。

「価値観」なんて自分の都合で
頭の中で作られた理屈に、
人間という主の営みの根源が
壊されていないかな?

と危惧しちゃうわけです。

もちろん、ずっと遠い未来では
価値観の多様化によって種の繁栄が
守られた…

なんてことになっているのかもしれませんが、
逆もまた考えられますよね。
人と人の繋がりが希薄になり
他者を尊重できないことで不幸が蔓延するとか、
人類が滅びるとか…

夫婦とか家族を考えるって、
それくらいのレベルでわたしたちにとっては
本当に大切なことだと思うんです。


意図せずできた3連休。家族は風邪で
ふせっていたので1人でドラマを観ていました。
わたしが大好きな脚本家、「まんぷく」の
福田靖さん作の傑作弁護士ドラマ、

ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」

を全9話、観返しました。

『神宮寺法律事務所』に新任の弁護士、
熱海優作(賀来賢人)が着任します。

はりきってやってきた熱海を前に
ボスである神宮寺一彦(國村 隼)は、
教育担当となる弁護士を誰にするか…
考えていました。

そこに出勤してきたのが敏腕パートナー弁護士
咲坂健人(竹野内 豊)。

ハンサムでクールに見える咲坂は
熱海に興味を示すことなく、
さっさと自室に入っていきます。

『神宮寺法律事務所』には咲坂のほかに、
咲坂の元妻、夏目佳恵(松雪泰子)や、
猫田純一(杉本哲太)のパートナー弁護士と、
それぞれ彼らについているアソシエイト弁護士の
赤星 元(山崎育三郎)と城ノ内麻里(馬場園 梓)、
そしてパラリーガルの九十九 治(大倉孝二)
たちが働いています。

熱海を押し付けられて
どこか不満そうな咲坂。

しかし、実は人間くさくて泥臭い咲坂と
熱海の物おじしない性格が相まって
2人で騒動しながらいくつもの依頼を
熱く解決していきます。

実際には、『神宮寺法律事務所』の面々
全員で大騒動しながら…

が正しいのかな?

しかし、グッドパートナーというのは
咲坂と熱海のことではなくて、
咲坂と元妻の夏目。

2人の間には小学校5年生?くらいの娘
みずき(松風理咲)がいて、
咲坂と2人暮らし。

みずきの想いも2人の関係にどう影響するのか…



竹野内豊さんと反町隆史さんて
今でこそベテラン俳優ですが
出てきたころは二枚目気取りのワカモノ…

女子がキャーキャー言っている脇で
モテない男子たち(わたしたち)は
「ケッ」とひがんでいた…

というタイプのモデル出身っぽい俳優さんでした。

しかし、「バージンロード」は
一生懸命応援したし、
「グッドライフ〜ありがとう、パパ。さようなら〜」
はずっと共感しながら観入っていました。

竹野内豊さんの作品は
あまり観る機会がなかったのですが
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」
という映画を観て、なんだか渋くなってきてるな〜

と思ったのが変な先入観を捨てる
きっかけになりました。

「ステキな選TAXI」では三枚目役を
見事に演じて見せてくれたおかげで
この「グッドパートナー 無敵の弁護士」を
抵抗なく観ることができました。

このドラマの主人公、咲坂は男前で
モテモテですが、中身は普通の熱いおじさんです。

だからお茶目。
大好きなキャラクターです。

このドラマは、「HERO」の久利生公平のように
泥臭いことも正義感を持って徹底的に
やるという福田靖さん特有のテイストはそのままに、
自分の家庭のトラブルは回避できなかった
バツイチのパパという部分が、
他の福田靖作品とは違うところです。

それだけにその部分がやはり見所です。

松雪泰子さん演じる元妻との掛け合いが
楽しくて微笑ましい。

でも、娘のゆずきちゃんは両親の復縁を
望んでいるんですね。

結婚…結婚という生活、
他人同士が家族になるということ、
つまり夫婦の関係、距離感、
そして親、親になるということ
親であるということ…

徹底したエンターテインメントで
とにかく楽しませてくれるのですが

そういう家族に関することも
考えながらみてしまいます。

結婚生活、夫婦の距離、
そして子にとっての両親というのは
どういうものなのか?

わたしも偉そうなことを言えるほど
立派に夫、父親をやれているわけではありません。

それでも、いやだからこそ
ここは永遠に考え成長、成熟していくことから
逃げちゃいけないことなんだと思っているんです。

だってこんなに幸せなことはないんだから。


              全ての物語のために

痛快!企業弁護士ドラマ、年末に一気見!







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2018年12月27日

アニメ「ゴールデンカムイ 第二期 #24(最終回) 呼応」リアルな人間関係

※2019年元旦…なんと、発表したつもりの記事原稿が
記事帳に残っているのを発見!2018年12月の
更新記録を確認したら2018年12月27日が未更新
になっていることに気づきました…悔しい!!
でも、更新漏れも今の自分の記録として残しておきたい。
その上で2018年12月27日用の記事、紹介します※



え〜い!つまらん!

息子が反抗期なのでまあ
和気あいあいと出来るわけではないですが
そういうことではなくて

妻と息子が風邪をひいてしまい
ふせっています。

それがとにかくつまらない。

2人はわたしに風邪をうつさないように
気を使ってくれていますが、
家族が元気がない、苦しんでいる、
辛そうにしているのは
本当につまらないです。

でも、そんな風に思える人が存在する。
一緒に居るって言うのは
本当に幸せなことなんですよね。

つくづく思います。

だから早く元気になってくれ〜!!!

いがみ合っても家族は家族。
ケンカしても家族は家族。

一緒に企業戦士として戦っている
同僚たちだって信頼すればこそ
一緒に仕事をやれるわけですが
そこはどうしても家族のようにはいきません。

それぞれの思いや事情を尊重すればこそ…
の裏返しでもあるのですが
いつ立場が変わって、
どんな関係になってしまうのか?

なんて誰にもわかりません。



あれれ?年末年始の映画館が
なんだかパッとしませんね…
テレビはどうなんでしょうか?

アニメ「ゴールデンカムイ 第二期」
第24話(最終話)「呼応」


を観ました。

大混乱の網走刑務所。

杉元が遭遇したのは
青い瞳ののっぺらぼうでした。

杉元にマキリを見せられたのっぺら坊は、
それが娘アシリパのものだと気づきます。

アシリパを連れてくれば
金塊の在り処を教えるというのっぺらぼう・・・

監獄内の争いは最終局面を迎え、
土方が犬童典獄との決闘し、
鶴見中尉の一派も囚人たちを制圧。

そんな中、屋根の上から
一帯を見渡していた一インカラマッが
杉元と一緒にいるのっぺら坊に気づき
アシリパを呼びます。

お互いに双眼鏡で確認しあう父子。

しかしその直後に何者かの銃弾が
のっぺらぼうと杉元を直撃します。

二人を狙撃したのは尾形でした。

絶命したのっぺらぼうと、
生死のわからない杉元を命からがら
救出したのは谷垣でした。

さらに状況は混乱していきます。

キロランケに刺されて重傷を負うインカラマッ。
彼と尾形は、何も知らない白石とアシリパを
連れて行ってしまい…



やばい!おもしろい!!
続きがみたい!!!

いやホント。良いですねこの作品は。

「僕のヒーローアカデミア」は王道
と言われていますが
これまでにない新しいところをついてはいる。

やっぱり新しい作品だと思います。

一方この「ゴールデンカムイ」は
本当に今までになかったような作品です。

少なくともわたしにとってはですけどね。

バランスが絶妙です。
本物のバランス感覚を持っている人
でなければこんな絶妙な作品は
作れないでしょう。

シリアスと笑いのバランスだけではなく、
人間関係のバランスも絶妙。

次はエトロフ編ですか?

いつアニメ化されるんでしょうね〜

でも、今回の終わり方がとってもカッコイイ、
気持ちの良い終わり方だったので
「こんなところで止めるな〜!!!」
とはならない。

もちろん終わってもらっては困るけど
ちゃんと次まで待ちますよ!
って気持ちよく思えました。

この第二期の人間関係は
本当に面白いですね。

もちろん第一期でそれぞれが
しっかりと描かれているからこその
このシーズンの関係性。

わたしの弟が言っていました。

案外、これがリアルなのかもしれない…と。

第一期ではそれぞれバラバラの
敵だった人たち、殺し合った人たちが
集まって一緒に命を預け合って
網走を目指す。

もちろん、当面は目的が一緒だから…
というだけでお互いに信用しきっている
というわけではありません。

その緊張感が前話と今話で爆発します。

ひとまずの目的は網走にいるのっぺらぼう。

だけれども、そこから先の思惑は
それぞれにまた違う。

それぞれに都合があり思いがある。

みんな自分の事情に忠実に生きている。

と、こうもなるのでしょう。

極端で不謹慎かもしれませんが
親子が殺し合うなんてことも
今の時代でもあるわけですからね…

そんなのわたしは肯定したくないけど。
なんてったってエニアグラムでも
平和を好む人間だとバッチリ結果が出ちゃうような
人間ですから。

実際に杉元やアシリパだけではなくて
尾形や谷垣など他のキャラクターを
主人公にしても面白い作品になるでしょう。

それくらい、みんないろいろ抱えているし
それぞれの正義があるでしょうから。

昨日の敵は今日の友
逆もまたしかり。

会社でも部署が変われば昨日までの仲間に
厳しいことを言わなければならなくなったり…
なんてそこかしこで起きていますもんね。

わたしも何度経験したことか!

でもだからこそ、そんなかでも本当に
心から信じられる存在って大切ですよね。

このお話の中でも語られます。
アシリパが本当に信頼しているのは
杉元と谷垣だけだと…

もっと言えば杉元への思いはもはや
“愛”と言えるでしょう。

ラブロマンスの愛なのかどうかは
ひとまず置いておいて、
家族の絆的な意味での愛、ですね。

どれだけ尊いものか、
どれだけ貴重なものか…
って改めて思えますね。


          全ての物語のために



全てはここから始まった!







posted by ストーリーセラピスト at 00:08| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする