お知らせ 2019年10月1日からこのブログ
「あなたの幸せ力を引き出すストーリーセラピー【ストセラ】」は
https://storytherapy.net/
へ移行します。

こちらのseesaa版は、これまでの記事のアーカイブとして残します。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2018年03月31日

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」当たり前に持っている凄い愛



わたしが住んでいるのは福岡です。

市内ですから人が沢山います。
日々多くの人たちとすれ違っている。

福岡は美人の街と言ってもいいくらい
きれいな女性が沢山います。
毎日一目惚れできるくらいです。

でも、ただすれ違うだけ。

異性だけではありません
社会人になってから
本当の意味での友というのは
若いころのようにできません。

でも、毎日多くの男性たちと
関わったりすれ違ったりしている。

子どもたちもそうですね。
街を元気に登校で走っていく子どもたちは
観ているだけで元気がもらえる。
かわいらしいし、
大人にはないハツラツとしたパワーがある。

もともと教師になるか映画監督を目指すか?
と十代のころに悩むほど
子どもは嫌いなほうではなありません。

でも、わが子ができてから
その他の子どもたちを見る目も
更に変わったとは思います。

とはいえ、わが子とそうでない子は
当たり前のことですが
全く別世界のかわいさです。

世界で一番大切なものが
わが子なわけですから
当然といえば当然ですよね。

わたしの息子ももう中学生ですが
それでも寝顔をみていると
体は大きくなっていても
赤ちゃんの時の彼を観ているときと
わたしの中に湧く感情は
全く変わりません。

でも、これは他人を愛せない
ということとはまた違いますよね。



人知れず正義を行うジャック・リーチャー
というキャラクターを前作「アウトロー」
で大好きになりました。
満を持しての続編

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」

を観ました。

元アメリカ軍の優秀な秘密捜査官。
今は街から街へとあてなくさまよっては
悪を懲らしめている様子のアウトロー、
ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)。

悪を懲らしめては自分が元いた軍の
同じ仕事をしている
ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)に
逮捕協力を要請している様子。

次第に2人の間には仲間意識が芽生えます。

ある日ターナーを訪ねたジャック。

しかし彼女がスパイ容疑を掛けられて
逮捕されたことを知ります。

ターナーを救い出すために
弁護士に接触するジャック。

しかし、弁護士も殺され
ジャックが逮捕されます。

軍刑務所でターナーを救出し
共に事態の真相を追ううちに、
軍内部の不穏な動きに気づき…。



上手いですね。さすがです。
導入部から本筋に入っていく流れが
観客の心をサッとつかんで放さない。

監督はエドワード・ズウィック
「ラストサムライ」の人ですね。

この作品を盛り上げている要因のひとつで
ジャックの娘かもしれない
十代の少女との関係が描かれます。

ジャックがターナーの弁護士と会うと
ターナーからの伝言で
「会いたくない」と告げられます。

理由は私生活の乱れを知ったから・・・
とのこと。

軍に、実はジャックの子を産み育てている
という女性から申し立てがあり
母も娘も素行が悪く逮捕歴もあるのだとか。

ジャックには見に覚えがないようですが
気にもなるようで一応調べる。

そこからこの少女とジャックの関係が
始まっていきます。

全く他人の子かもしれないし
血のつながった実の娘かもしれない。

わからないまま知り合っていく。

ハードボイルドアクション映画の
本筋の下に流れるサブプロット
というやつですね。

でもジャック・リーチャーという
人間の心の変化を描かれた部分としては
メインといってもいい。

カーターの関係もジャックの
人間味が出ていてとてもよかったですが。

わたしたち人間には
完全に他人でも愛せる力がある。

ということがこの映画を観ていると
実感できます。
自分の中に感覚として存在することを
確認できると思います。

すごいなって思いますよね。
シンプルに。

でもこれって、考えてみれば
当然のことですよね。

夫婦はもともと他人。

そう、もともと他人である異性と
家族を築こうとするところから
愛が始まるわけです。

人の命のスタート地点が
アカの他人同士の愛。

凄い力が当たり前に誰の心の中にもある
ってことが凄い。

他人に興味がないとか
愛したはずの相手を愛せないとか、
情や愛や恋でもいいけど、
もしもそういうことに不感症な自分を
少しでも感じたら
こういうアクション映画で自分の中の
感覚を揺さぶってみても
いいかもしれませんね。

少しでも何か感じたら
あなたの中にも凄い愛があるという
証拠でしょうから。


       全ての物語のために








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2018年03月30日

オリジナルアニメ「僕のヒーローアカデミア 救え!救助訓練!」プロのやること



わたしは自己アピールが苦手です。

日々の仕事でも本当に良く言われます。
先輩や上司だけではなく
後輩たちからも言われる。

ある上司には、
「君みたいにマジメにコツコツやる人が
大きな組織の中では一番損をするよ」
なんて言われました。

笑って受け流しましたが
内心、上司としてそれ言っていいのか?
なんて思っていました。

でも彼の言うことも世の現実としては
正しいし、大事なことでもあるんですよね。

『評価』されなければ出世できないから?

んん?

間違ってはいませんが、それだと
人生を大きく間違う可能性が大きいので注意。

似てるけどそうではなくて
信頼をされないと任せてもらえない。
任せてもらえないと、やるべきことが
出来ない場合がある。

信頼をされるには認められる必要がありますよね。

例えば、あなたが事故で崖にしがみついている
としましょう。
天使と悪魔の二人があなたに近づいてくる
実は悪魔の方も中身は天使で
見た目が悪魔なだけですが、
あなたはそれを知らない。

そんな状況で二人が近づいてくる。

あなたはどちらが自分を助けてくれる
と思うでしょうか?

二人が差し伸べた手…
どちらを握るでしょうか?

シンプル。

組織の中でわたしが出した成果が
わたしの仕事のお陰だと誰にも知られなければ
誰にも評価されないし、信頼もされない。

何か大きな仕事があるときに
何をやっているかわからないから
メンバー候補にすら入らないその他大勢
として扱われてしまいます。

だから、その上司の言うことも間違ってはいない。

でも、じゃあ「オレがやりました!」
とオレがオレがと前に出て行けばいいのか?

というとわたしはそうは思っていません。
そんなことをやって競っているうちに
みんなでなさなければならない仕事の
機を逃すなら本末転倒です。

それはプロのやることじゃない。

まずはそのチームが為すべきことを為す。
そのために自分にできる役割を全うする。
それがプロの「当たり前」です。

それに、例え誰にも気づかれなくとも、
あるいは気づいていても
「アンタ損するよ」と言うだけで
上に引き上げてくれる人がいなくても、
それで、次の仕事ができなくなるなら
それは、その程度の仕事なんだとも
思っています。

わたしがそのポジションから抜けても
代わりの人がこなせるもの。

だからわたしは、周囲が
「オレがオレが」と中途半端に上に行こうと
競い合って仕事の本質からそれて
お客さまに迷惑がかかっているところで
お客さまの前に出て、謝ったりフォローする。

「一番損じゃ〜ん!」という人もいますが、
どうでしょうね。

周囲がお客さんを見ずにぎゃ〜ぎゃ〜
言っている時にわたしだけが
お客さまの心を学べているとしたら。
わたしだけがお客さまの信頼を
得る方法を虎視眈々と磨いているとしたら。

出世にギラギラする感性が少しでも
敏感なら少しはそこに恐怖を感じるかも
しれませんが、面白いことに
そういう人は少ないんですね。



順番が逆になりました。
前回紹介した「トレーニング・オブ・ザ・デッド」は
原作コミック第14巻のアニメDVD同梱版のDVDです。
入手できたのがこの順番だったので観れた順に
紹介してます。今回のは第13巻のDVD同梱版

オリジナルアニメ
「僕のヒーローアカデミア 救え!救助訓練!」


を観ました。

出久くんたちが入学して間もないころ
ヒーロー科1年A組は
「USJ=嘘の災害や事故現場」
での救助訓練の時間に
ヴィラン(敵)の襲撃にあいます。

後々1-Aが有名になり、また、
その経験値から
同じヒーロー科の1-Bや
他校よりも一歩先を行く実力を
発揮するようになった、
最初のキッカケとなる事件でした。

その4日後。

学校は担任の相澤先生、13号先生と
負傷した教師たちも復帰して
授業を続けていました。

そんなころ、ヴィラン襲撃事件で
訓練どころではなかったUSJでの
救助訓練が仕切り直されることに…

要救助者とヒーロー側に別れて
チームを組む生徒たち。

出久くんが要救助者で
「なんで俺がクソデクを助けないと
なんねぇんだ!」
と切れる爆豪や、張り切る飯田。

言い争うクラスメイトを注意し
今何が必要なのかを厳しく諭す
副委員長の八百万などなど、

それぞれ切磋琢磨する
よい救助訓練が進んでいる…
はずだったのですが…

倒壊したビルに潜んでいた
怪力のヴィランが姿を表して…。



少年ジャンプのアニメフェスで上映された
作品のようですね。

それを13巻の特典として付けて好評だったので
14巻でもオリジナルアニメを作ってつけた。
それが「トレーニング・オブ・ザ・デッド」
だったようです。

弟にそういう作品があるらしいと聞いて
慌てて入手しました。

いや〜しかし14巻同様さすがです。
ただのファン向けのサービスアニメではない。

パッケージにはDVDとマンガの他に
堀越耕平さんが書いたこのアニメの
シナリオのコピーが入っています。

シナリオといってもマンガ家さんですから
脚本家が書く文章とは違います。

完全にマンガのネーム。
マンガ原稿を書く前に書く下書きの下書き、
みたいなアレですね。
ストーリーとおおまかなコマ割りの設計図。

鉛筆で書かれたネームのコピーが
冊子になってついている。

それが、アニメ1話分でこんだけ書くか?
と思うほどの分量。

当然、アニメもテンポよくなります。
ギュウギュウ詰め。濃い濃い。

週刊雑誌の連載で忙しいはずの堀越さん
オリジナルアニメのためにも
こんなことまでやっちゃうの?

映画監督を目指して脚本を書いていたわたしは
ストーリーテリングの難しさを
嫌というほど実感していますが、
そのネームのコピーから何とも言えない
パワーを感じました。

才能と気迫ともっともっと
溢れ出る何か…みたいなものを。

そんな気迫のこもった
原作者が書いた下書きをそのまま
アニメ作品にしているわけですから
面白くないわけがない。

息子と二人で大喜びして、これもまた
2回立てつづけに再生しちゃいました。

そんな救助訓練。

初めに出久くんと飯田くんとお茶子ちゃんが
要救助者となり、
常闇・爆豪・轟・八百万が、救助する側をやります。

その組合せが決まった時に
爆豪少年がキレるわけです。
なんでオレが出久を助けなきゃならい!?
と・・・

しかし、相澤先生に厳しく諭され
仕方なくやり始める。

ロープで常闇を要救助者がいる
崖のしたに卸して轟と爆豪が
引き上げるのですが、
轟のうしろでロープを引っ張っているだけの
爆豪を見て、ただ手伝ってるだけじゃんと
からかう生徒がいました。

それぞれが個性という特殊能力を持っていて
それを有効活用してのヒーロー活動。

そのヒーロー活動の一環である
救助活動の訓練。

手から爆発を起こし、
さらに高い戦闘能力も持っている爆豪が
人の後ろでただロープを引っ張るだけ
という光景に違和感を感じるのは
自然なことです。

その生徒の気持ちもわからなくもない。

でも、13号先生が爆豪の行動を
擁護します。

いまこの状況に爆豪の爆破の個性も
戦闘能力も有効ではない。

そんな中で「オレがオレが」と前に出るのではなく
自分にできることで救助が円滑に行くように
フォローする。

これも現場で求められる大切な判断だと。

この訓練直後に轟が常闇と爆豪に
指示を出して、爆豪は「仕切ってんじゃねえ!」
とキレます。

轟は「こんな訓練で揉めるほど暇じゃねぇ」
と爆豪に言い放ちます。

そんな2人を厳しくいさめるのが八百万です。

下で要救助者が助けを求めている時に
やることかと。
「『こんな訓練』?真剣にやらずに何が訓練ですか」
と・・・。

八百万の本物のリーダーシップによって
4人がまとまった結果、爆豪も
自然と今その時の自分の為すべきことを
為そうとしている。

そんな爆豪を観て、13号先生は
彼は立派なヒーローになれると言ってくれます。

平和な時代のサラリーマンは、
特に大きな会社で分業化されている組織では
中間管理職になってある程度の
収入が確保できるようになると、
守りに入る人が多いです。

組織の真理の一つですが
そうなると組織が腐り始める。

平和じゃなくても、かつての日本軍が
そうでしたね…

でも、どうでしょうか?
いざその組織が無くなって、あしたから
肩書も役職も会社の看板もなくなって
みんな同じ、ひとりひとりとして
生きて行かなければならなくなった時。

わたしが相手をしていたお客さまが
組織で「オレがオレが」とアピールばかり
していて大事な時にお客さまを
見ていなかった人とわたしのどちらを
信頼してくれるか?

わたしも、実はまだまだです。

ここに書いていることが完璧にできていたら
とっくに会社を飛び出して一人で生きています。

そのための訓練中。
今はそう思って虎視眈々と何が真理か?
何が根本か?
それを掴み、求める人の役に立てるように
自分を磨いている真っ最中です。

1-Aの生徒たちと変わりません。

そう考えると、この作品が面白くないわけがない。
あなたも社会で生きるひとりなら
きっと、この作品からパワーをもらえるはずですよ。

このシンプルな少年マンガから。


            全ての物語のために







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2018年03月29日

オリジナルアニメ「僕のヒーローアカデミア Training of the Dead<トレーニング・オブ・ザ・デッド>」喜びは足し算じゃなくてかけ算で増量できる



人の痛みを理解できる人になる・・・

これって大切なことですが
わたしは42歳にして
まだまだだなぁと感じます。

あなたはあなた、わたしはわたし。

離別感を強く意識しているのもありますが
これも間違った解釈をすると
共感力から離れていく。

本当に離別感を理解していれば
共感力がなくなるなんてことはないし
むしろより強くなるのも
理解はしているのですが、
心の問題、知識と理屈だけでは
どうにもならない。

人の痛みを理解する・・・

これが難しい場合にわたしは
別のアプローチで共感力を
確認したり強めたりする方法をとります。

それは、人の喜びを自分の喜びに変える。
という方法。

仕事にやりがいを求める人なら
わかると思いますが
自分がやったことで人が喜んでくれると
とてもうれしいですよね。

でも、その感覚をもっと広げる。
あるいは視点を完全に他者に移動してみる。

自分がしたこと・・・という自分は
取っ払ってみる。

自分に関係なく、喜んでいる人を観る。
その人の喜びが自分のことのように
感じられるかどうか?

これも、ただ単にうれしそうな人を見て
あなたも喜んでくださいなんて
言っているわけではありません。

人の喜びを自分ごとのように感じるには
その人が何に喜んでいるのか
なぜ喜んでいるのかなど
その背景が理解・あるいは想像できないと
感じようがありませんよね。

例えば、恋人がいなくて寂しいときは
街いくカップルを見て
寂しくなったり嫌みを言いたくなったりする。

でも、自分に大好きな恋人ができて
ウキウキ幸せ絶頂のときに
同じ光景を目にすると微笑ましく思える。

知ることで理解につながり
理解は感じることにつながっている。

その法則をあなたが幸せになるために
めいっぱい使って欲しいんですよね。



いや〜。4月7日の第三期放送開始が
楽しみで仕方がないわたしと息子。
弟にオリジナルアニメが存在するらしいと聞いて
早速入手。

オリジナルアニメ
「僕のヒーローアカデミア Training of the Dead
<トレーニング・オブ・ザ・デッド>」


を観ました。

職場体験が終わり、期末試験が始まる少し前。

他校《勇学園》のヒーロー科の生徒4名を招いて
合同の訓練が行われました。

訓練のテーマはサバイバル。

雄英高校ヒーロー科、1年A組も、
4人一組になり
森の中で生き残りをかけて競います。

他チームをテープで行動不能にし
最後まで残ったチームが勝ち。

出久くんは麗日と芦戸、梅雨ちゃんと
4人のチーム。

最後まで残るためにまずは
動かずに隠れておくことを選択した4人。

しかし、爆豪はじっとしれいられません。
特に勇学園の藤見露召呂とは
あった瞬間からいがみ合い
勇学園をターゲットに攻めます。

しかし、藤見の個性は“ゾンビウィルス”で・・・



コミックス第14巻のDVD同梱版に
ついているオリジナルアニメです。

オープニングとエンディングの
テーマ曲が流れないだけで
ボリュームは25分とTVの1話分と
ほぼ変わりません。

しかも、原作の堀越耕平さんが
ストーリーを作っているので
見応えも楽しさも一級品。

息子と2人で大喜びして観ちゃいました。

オープニングテーマがない代わりに
マンガでも描かれた番外編で
梅雨ちゃんと中学時代の友達、
万偶数羽生子ちゃんのエピソードが
プロローグとして描かれます。

そして、本編では勇高校から来た
4人の中に羽生子ちゃんがいる
という構成。

心温まるエピソードです。

が今回は別の部分。

ゾンビウィルス個性の藤見露召呂は
紹介されたときから爆豪と
ソリが合いません。

何かと喧嘩を売るような態度の藤見のことを
他の勇校の生徒は
「なんかすみません・・・
根は悪い奴じゃないんですが・・・」
という感じ。

雄英の爆豪以外の生徒も
「こちらこそ申し訳ない・・・もっともこっちは
根は悪くないとも言えないところが・・・」
という感じ。

出久くんも合同実習が始まる前から
「大丈夫かな・・・」と
そわそわしています。

でも、コスチュームに着替え
演習場へ集合した全員の前に
世界No1ヒーローのオールマイトが
スペシャルゲストのような感じで
登場すると・・・

勇高校のみんなも憧れのヒーローを見る
純粋な眼差しになるんですね。

ガラの悪い藤見露召呂でさえも。

そんな藤見を横で見ていた出久くんが
優しく顔をほころばせるという
演出があります。

一瞬だけどもこういうところに
キャラクターへの愛を感じますよね。

出久くんは人の喜びを自分の喜びとして
実感できる人です。

出久くんのような優しさは持っていたい。

幸せ力というのは感じる力でもあります。

出久くんはもともとそういう感受性を
持っているんですよね。

だから、皆にも好かれる。
同じ山下大輝さんが声を演じている
アニメ「弱虫ペダル」の
小野田坂道くんも同じタイプです。

この感受性は本当の意味で
幸せ力の神髄と言っても良いでしょう。

ただ感受性と言ってしまうと
先天的なもののように感じてしまうかも
しれませんね。

だから、出久くんや坂道くんのような
性格ではない自分には無理だと
思ってしまうかもしれません。

でも、幸せ力に限って言わせてもらえば
もともとそれぞれが持っているし
その感受性を使っていなくて
鈍くなっていたとしても
必ずあなたの中から引き出して
のばしていくことはできます。

逆説的ですが、ある程度大人になっていれば
感受性の前に「理屈」を知ることも大切。

感性がついてこないなら
まず理屈、理論で幸せを理解する。

頭でわかる理屈とあなたの感受性を
融合させるのに使うのが
物語の力なんです。

物語もこういったエンターテイメントも
そうですし、あなた自身の人生の意味もある。

単なるPDCAではなく
物語性を持った目標設定や
自身の人生の捉え方もあります。

だからわたしは物語の力を使って
あなたの幸せ力を引き出す手伝いとして
こういう活動を続けている。

まあ、まずはエンターテイメントですから
何も考えず楽しんで、
どんどん感じて見てください。

出久くんも爆豪も他のキャラクターも
とっても愛らしく
また元気ももらえる作品ですよ。


        全ての物語のために







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2018年03月28日

小説「僕のヒーローアカデミア 雄英白書U 林間合宿:裏面 #1それぞれの勉強会」人の気持ちを考えるってこういうこと



アンタに私のなにがわかるの!?
俺の気持ちなんて誰にもわからない!
人の気もしらないで!

気持ちをわかってもらえないことは
寂しいことです。

でも、自分が人の気持ちを
ちゃんと理解してあげられるかというと
そんなことはありませんよね。

人の気持ちなんて
所詮他人にはわかりようがない。

これは真実です。

わたしはわたし、あなたはあなた。

じゃあ、どうしようもないからって
わかりようがないからって
人の気持ちを考えるのをやめていいのか?

っていうとそれもちがう。

そもそも「人の気持ちを考える」
ということの捉え方が
ちょっとズレているのかもしれませんね。



アニメ第二期のクライマックスは期末テストの
実技試験でした。それぞれが成長していく様を
愛情深く魅せてくれました。
その直前の筆記試験のための勉強にも
生徒たちは頭を抱えていたんですね〜

小説「僕のヒーローアカデミア 雄英白書U 林間合宿:裏面」
第1話「それぞれの勉強会」


を読みました。

前期の期末試験直前。

期末試験で赤点を取ったら
夏休みの林間合宿参加は認めない。
代わりに学校で補習地獄だ…

1年A組は担任の相澤先生に
そう宣告をされみんな一生懸命
試験勉強をしています。

緑谷出久くんは、自宅で
勉強をしながらも左手は
握力を鍛えています。

出久くんの心配は上鳴たち、
勉学の方の成績が芳しくない
クラスメイト達。

しかし、そんな上鳴を筆頭に
瀬呂、尾白、耳郎、芦戸は、
優等生で副委員長でもある
八百万百に勉強を教えてもらうために
八百万邸を訪れていました。

また、もう1人のクラスメイト
切島は爆豪に勉強を教わっていました。

八百万邸では異国の大使館かなにかと
見間違えそうなほどの大邸宅に
驚かされながら、もてなしにトラブルが?

そして、爆豪と切島は
図書館では声の大きさで周囲に迷惑をかけ
ファミレスでは爆豪の中学時代の
クラスメイトと鉢合わせして…



いよいよ来月、4/7(土)から始まる
アニメ「僕のヒーローアカデミア 第三期」
1年のヒーロー科はA組、B組揃って
夏休みの林間合宿に入ります。

この小説、
「僕のヒーローアカデミア 雄英白書U」
はサブタイトルにもある通り
その林間合宿でマンガやアニメでは
描かれなかった部分が描かれます。

第1話はプロローグと言っても
良いのかもしれません。

これもまた、ステキなエピソードですね。
八百万の家での出来事も
爆豪と切島のほうも(笑)

八百万の家でのエピソードも
わたしは読みながら涙が出てしまったのですが
それはまた別の機会に。

今回は、クラス一の乱暴者、爆豪少年に
勉強を教えてもらう切島くんのお話。

ちなみに「週刊少年ジャンプ」や
原作コミックを読んでいる人は
ご存知でしょうが、
切島くんがヒーローを目指す原点のお話も
多くの人の胸に刺さるエピソードですよ。

切島くんも筆記テストは苦手です。

爆豪少年は地頭がいいので
なんでもこなせてしまう。
クラスでも筆記テストの成績は
3位だそうです。

切島くんに教えてあげると言った
爆豪少年もヒーロー志望ですから
本当は優しさも持っている。

でもわからないという現象がわからないから
教えかたも
「こんなもん順番に計算すりゃ
答えが出るだろが」
といった感じ。

切島くんも半分諦めているかもしれません(笑)

そんな切島くんと爆豪少年が
図書館からファミレスに場所を移したとき
爆豪少年の中学時代のクラスメイトと
偶然鉢合わせします。

爆豪少年の中学時代の様子を聞いたあと
爆豪がドリンクをとりに席を立ち
爆豪の中学の同級生2人と切島だけになり、
切島はふと中学時代の緑谷出久くんのことを
聞いてみます。

するとさっきまで勢いがしぼんで
どこかバツが悪そうな態度になる2人。

アニメの第1話、2話に出てきた2人だと
思いますが、彼らは爆豪と一緒になって
出久くんをいじめていました。

そんな出久くんがまさか雄英に
合格するとは思っていなかったし
雄英体育祭をテレビで観て
バカにしていた出久くんを
認めざるをえなくなったんですね。

そんな2人の雰囲気を感じた切島くんは
卑怯なことが嫌いですから爆豪が勉強で
「わからないということがわからない」
ように、誰かをバカにしたりする気持ちが
わからないんですね。

でも、自分がしたことを後悔している人間を
責める気もないわけです。

切島くんは
「それができるのは当事者だけなのだろう」
と思っているから・・・

さすが男気ヒーローを目指す切島くんです。

誰かをバカにするという気持ちはわからない。

誰かをバカにしたことがないのでしょう。
そんな気が起こらない。

でも後悔する。悔いる。
その気持ちはきっと
わかるんじゃないでしょうか?

過去を悔やんだ経験は
切島くんにもあるのでしょう。

そして、きっと切島くんはその後悔と
向き合っても来たんじゃないでしょうか?

本当の意味で出久くんをバカにしていた
目の前の2人のバツの悪さを
同じように感じてあげることはできない。

だから、きっと自分の経験上わかる気持ちで
想像してみる。

その上で後悔というのは
すでに悔いているわけですから
自分自身でその気持ちと付き合わせる。

あなたの心はあなたが解決する。

という距離を保っている。
でも切島は優しいですよね。

そのまま黙っていても十分な優しさだけど
2人の言葉を出久くんが聞いたら
きっと喜ぶだろうなと2人に伝える。

2人を後悔の苦しさから
少しだけ救ってやる。

精神的にとても自立していて
相手の自立した心も尊重していて
その上で少しだけ救いの手をさしのべる。

相手の気持ちを考える・・・

というのはこういうことなのでしょう。

切島くんは2人の気持ちはわからない
というところからスタートして
救いまでさしのべている。

爆豪少年もそうですよね。
勉強がわからないという状況がもう
気持ちとしてわからない。
想像もできない。

でも救いを求めているのは確か。
じゃあ、俺にデキることがあるならやろう。

という姿勢を実行に移している。

これは小中学生向けの小説です。

でもこれだけ繊細な描写がなされている。
このシリーズがもつ良さそのものです。

1話読むだけでいろいろと
幸せな感情が味わえますよ。


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2018年03月27日

「キング・オブ・エジプト」 肩書きではなく人として付き合っているか



わたしは人を肩書きで呼びません。

わたしの主義ですね。

エラい役職の人たちの中には
役職で呼ばない人を
気に入ってくれないような人も
いるにはいるのですが
それでもこの主義は曲げない。

わたしの頑固な部分の一つですね。

これはエラい立場の人相手に
限ったことではありません。

部下、後輩、にも関係ありません。

社長、支社長、支店長、センター長、
マネージャー、リーダー、部長、課長、
派遣さん、社員さん、パートさん、
バイトさん・・・

肩書きではなく雇用形態も含まれますね。
とにかくこういう呼び方はしない。

書いていて、誰の顔も浮かびません。

それはわたしが必ず名前で
相手を呼ぶし、個として認識して
その意識で接するからです。

「喜村マネージャー」
みたいに、名前+役職なんて
半端な呼び方もしません。

必ず「喜村さん」と名前だけ。

わたしの在り方は常にその人と
わたしという人の一対一の人間関係。

好きだろうが嫌いだろうが
まずはその一対一を忘れない。

業務上の役割分担はその後のことです。



ネット系やCS・BSなど多チャンネルや
オンデマンドが充実している今、
地上波での映画放送が少なくなっています。
そんな中で放送されるのは視聴率が取れる
誰もが知っている作品だと思っていたので
コレが登場したのはちょっと意外でした。

「キング・オブ・エジプト」

を観ました。

人間と神が共存していた古代エジプト。

天空の神ホルス
(ニコライ・コスター=ワルドー)
の王位継承式典の日、

ホルスの叔父、砂漠の神セト
(ジェラルド・バトラー)の
突然の襲来により
父を殺されて、
王位を奪われてしまいます。

さらにセトに両眼を奪われ、
姿を消すホルス。

人々はホルスの不在に絶望し、
セトの圧力による統治に
悩まされています。

そんな中、良心ある神々は、
暴君セトに反逆を試み、
戦争の日々が続いていました。

ある日、セトの神殿の宝物庫に侵入した
人間の盗賊、ベック
(ブレントン・スウェイツ)は、
セトが奪ったホルスの片眼を盗み出し…



地上波でやってくれてよかった!

少し気になってはいましたが
かなり後回しになっていたんです。

でも地上波のゴールデンタイムに
時間延長でやるくらいですから
それなりの面白さがあるんだろうと
思って見てみたら、なるほど。

ちゃんと面白かったです。

神話・アクションアドベンチャー・
ファンタジー・テレビゲーム・
コミック・バディ(相棒)ムービー

色々な要素が入っている今風の
軽いノリのエンターテインメントです。

ゲーム世代向けなのでしょう。

軽いとは言っても「ザ・映画」
という堅実なエンターテインメントですから
映画好きにも納得の作品。
見応えあります。

いろいろな要素がそれぞれに
作品としての成功要因だとおもうのですが
わたしがもっとも好きな部分は

バディ(相棒)ムービーとしてですね。

この作品のバディムービーとしての
秀逸さは神様と人間のコンビという
設定にしたことです。

人間のベック、神のホルス

はじめホルスはベックのことを
「おい人間」と呼ぶ。

人間は自分たちの足下でうごめく
有象無象で、一対一の対等な関係は
神対神の間でしか考えていない。

無意識でそうなんですね。

それがよく現れています。

一方ベックは、
「俺の恋人はアンタを最高の神だって
まだ信じてるよ」
なんて言い方をする。

ベックにとっては神も
ただ身長が高い人なだけで、
ホルスはホルスでしかない。

変にあがめ奉らないんですね。

俺の名前は「おい人間」じゃないベックだ。

とホルスに言います。

以降は、バディムービーの例に漏れず
冒険を通して少しずつ2人の距離が
縮まっていく。

上手くできていますよ。

上司に「アンタ」と言えと
いっている訳じゃないですよ(笑)

あくまでまずは「あなた」と「わたし」
という個と個の対等な存在が前提。

そのことをわすれちゃダメだということ。

わたしの場合は忘れないどころか
頑固に常にそれをまず貫くので
扱いにくい人ではあるようで
出世に響いている部分も
少なからずあるようです。

わたしにとって「出世」とは
魂の在り方のことなので
一個の業務組織の中での役職なんて
どうでもいい。

あなたには
そこまでをおすすめしているわけでは
ありませんよ。

でも、この気構えがあるかないかで
人としての深み、あなた自身の
人生の深みが変わっていくことは
疑いようがありません。

だって、人の嫌いな部分は見えても
その人を心底嫌うなんてこと
滅多になくなりますよ。

少なくとも一対一のときだけは
相手もちゃんと人として敬意を持って
接してくれる。

これは、わたしが日本を誇れることの
理由のひとつかもしれません。

今の国際社会では「お人好し」な
主張にもなりかねませんが、
大いなる和をもたらす魂をもつ
われわれから世界に発信していくべき
大切な尊重関係の第一歩だと思っています。


        全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする