2017年09月11日

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」その3 おもてなしにかかせない心地よさをリズムで感じる



先日、職場で隣の部署の課長さんが
朝礼の時に自分の部下たちに声をかけて
じゃんけんをさせていました。

わたしの良き友人でもある彼は
人を率いるために多くの勉強していて
その中の一つとして、
人の脳が活性化する方法として
仕事始めに自分と勝負させたんですね。

驚いたのはその呼びかけから
じゃんけんへの誘いです。

朝礼が終わって、みんなが机に向かおうとした瞬間
「みなさん!」と声をかけて端的に目的を伝え
みんなの興味を惹きつけました。

そして、シンプルで簡単に短く楽しく
みんなの脳を活性化させて笑顔にまでして
机に向かわせました。

本当に数十秒の出来事でしたが
これから大変な仕事に向かう部下へ
労い、もてなし・・・つまりはエンターテインメント。

彼が狙ったのは脳の活性化のための
“勝負”をすることだったそうですが、
それだけにとどまらない効果があったはずです。

この心地好さが朝から頭と心を快にする。

やっぱ上に立つ人は違うな〜と、
勉強させられました。



やはりシリーズを通してみると
これも見たくなっちゃいますね〜
TVシリーズの24話と25話の間に当たる
エピソードになるのかな…

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」

を三度、観ました。

西暦2199年。

苦難の航海を経て、目的地イスカンダルで
〈コスモリバースシステム〉を受領したヤマトは、
地球に戻るため、大マゼラン銀河を
後にしようとしていました。

そんなヤマトに大マゼラン外縁部で
襲いかかる謎の機動部隊。

彼らは蛮勇で宇宙にその名を轟かせる
戦闘民族〈ガトランティス〉でした。

指揮官はグタバ遠征軍大都督、
雷鳴のゴラン・ダガーム。

ダガームはヤマトに艦の引き渡しを要求してきます。

戦闘を避け地球へ急ぎたいヤマトに、
容赦なく襲いかかるダガーム。

ガトランティスの誇る最新兵器〈火焔直撃砲〉
はから間一髪、ワープで振り切ったものの、
不思議な異空間へと迷い込んでしまうヤマト。

ヤマトはまるで意志を持ったように勝手に舵を切ると、
謎の惑星へと誘われるように降りていきます。

古代、桐生、沢村、新見、相原の5人は
打開策を探るため惑星へと情報収集に降下。

地表に降り立った彼らが見たものは、
地球のアマゾンに告知したジャングルと
そこにあるはずのない戦艦大和の朽ち果てた姿。

ガミラスの救難信号を追ってその艦内にはいると
そこには七色星団の戦いを生き残り
ヤマトへの復讐を誓う、ガミラスの
フォムト・バーガー少佐たちの姿がありました。

彼らもまた迷い込んでいたのです。

出口が閉ざされた不思議な空間の中で
ヤマト乗組員の古代たちと
ヤマトへの復習を誓うバーガーたち、
それぞれの想いが交錯します・・・。



地球人、古代進たち数人と
ガミラス人、フォムト・バーガーのチームの
遭遇と不思議な体験の物語。

幼少の頃から大好きだった
「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ。

多くの大人のファンは
劇場版2作目の
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」
が最高の名作とたたえ、
それ以降はお金儲けのための作品・・・

のような言い方をする人たちもいます。

しかしわたしが子どもころに好きだったのは
「さらば〜」をつくり直したテレビシリーズ
「宇宙戦艦ヤマト2」と、
その後の流れのシリーズです。

「ヤマトよ永遠に」などは何度観たことか・・・

短いから「金曜ロードショー」で何度か
放送されていたんですね。

でも、それだけ大好きだったにも関わらず
今、シリーズ中で最も好きな作品は?

と聞かれたら、間違いなく
新しく生まれ変わった「宇宙戦艦ヤマト2199」
ですし、一番好きな劇場版は?
と聞かれたらこの「星巡る方舟」と答えます。

なぜか?


この「2199」シリーズは本当に観ていて
『気持ちいい』んですね。
『心地いい』でもどっちでも良いですね。

それの生み出し方がとてもいい。

この「星巡る方舟」も全編通してスマートで
日本のアニメーションならではの心地好さがある。

しかも、過去のシリーズよりもリズム・テンポがよく
画や1カットごとのレイアウトやそのつなぎのテンポ。
ストーリー構成・・・

本当に気持ちよく見れます。

戦争を扱い、人の生き死にも描かれる作品。
平和への思いもいっぱい詰まった作品。

そういうのを見て「気持ちい」なんて
不謹慎に思われるかもしれませんが、
まさにカタルシス。

これは物語の命といってもいい。

エンターテインメントである以上は
このカタルシスをどう生み出して、
作品の中に観客を誘うか?
が要ですよね。

そこで観客がこころを開くから
物語が内包しているメッセージも
自然と受け入れるようになる。

売れているレストランやアミューズメント施設、
ホテルやレジャー施設も同じ。

気持ちいい、心地いい。

脳が快の状態になっているということ。

わたしたちも仕事の中でお客さんや取引先への
おもてなしに取り入れるべき要素ですし、
実は自分を上手に成功に導く要素でもある。

自分をもてなして、気持ちよく
成功のための行動を起こさせる。

この「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズや
そのシリーズを締めくくった劇場版、
この「星巡る方舟」はわたしにとっては
その流れやリズムを丁度よく教えてくれる
お手本のような作品です。


       全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 00:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする