2017年09月02日

アニメ「機動警察パトレイバーREBOOT」イマノウド



イマココ

いまここ

今、ここ。

今に生きる、ここに生きる。

とはいえ、今一生懸命に生きるということは
どれだけ集中するかという問題だということは
わかっても、

今という一瞬にある無限を
どれだけ感じ取ることができるか?

という問題になると
これは非常に難しい。

これを頭で考えている時点で
もうよろしくないのでしょうね。

だから、今この瞬間を“あるがまま”
受けとめる能力、感性が必要なのでしょう。

芸術的というか霊的というか
魂的というか・・・

そういうことを考えていると
やはり一瞬を切り取る写真の芸術性や
絵画などの芸術の中にある無限、
そして総合芸術と呼ばれる
映画作品の中にどれだけの情報やメッセージ、
感覚的なことを入れ込めるか?

という能力と、今を感じる能力の
共通点に思い至ってしまいました。



自分だったら絶対にチョイスしない、
というか存在を知ってもスルーしてしまう
そんな作品もあります。
それを弟から借りる機会があって、
本当によかった!

アニメ「機動警察パトレイバーREBOOT」

を観ました。

東京、山手線沿線地帯の下町。

土木系のレイバーが暴れています。
警視庁特殊車両二課のレイバー、
イングラムがそれに対抗するため
キャリアに乗って狭い町中に。

立ち上がるだけで電線を切り
周辺住民からは
「税金ドロボー!」などの野次が。

大らかなんだか鋭いんだか
物腰柔らかそうでキレそうな
女性隊長の指揮のもと
指揮車の若い女性警官が
イングラムの操縦者の男性警官に
チャキチャキ指示を出します。

イングラムの操縦者はどこか
弱々しい感じ。

的は分別のついていない
ユーチューバーの模様。

街を壊さず、市民を巻き込まず
暴れる土木レイバーを
取り押さえることができるのか?



たった8分の作品です。
エンドロールもしっかりとあるので
本編は正味6〜7分なんだと思われます。

最初は息子とおしゃべりをしながらの鑑賞で

「まあこんなもんか」

みたいな失礼な感想を持ったのですが、
弟がお金を出して新品で購入したソフトです。
きっと自分の見方が悪い。

そう思って、独りのときに再度
リラックスしてじっくりと観てみました。

なんとまあ、この短い時間に
どれだけ詰め込まれていることか!

監督、メカニックデザイン、脚本家
の座談会や音楽の収録現場などの
特典映像を観てから再度見返しました。

都合、借りている間に3回観ました。

1シーン1シーン、1カット1カット毎の
画づくりの素晴らしいこと素晴らしいこと。

ホンの数分の作品にこれだけのものを
入れ込むことができるんですね。

自分のものだったらきっとまだまだ
何度も何度も見返すと思います。

それでも、リアルの世界で
同じ時間で起きていることの
何分の1かも入れ込めてはいないのでしょう。

そうかんがえると、
この短い作品の中にこれだけの味を
入魂できる能力というのは
今、この瞬間にある奇跡に
沢山気づける力と同じ力のように感じます。

気づけないと入れ込めない。

3回観て初めて発見するような
部分もありました。

もっと観たらもっと気づけるでしょう。

でもわたしたちの今は何度も繰り返せません。

映画にしろ見返すと新たな発見があります。
でも長いからなかなか簡単には
見返すことができないですよね。

ちょっと軽く映画を楽しみたいけど
時間もないし長く観る気分でもない
というときにこういう作品を何度も見返す
というのは、今の濃度により深く
気づける力を磨くのにも良いかもしれませんね。

また、長編アニメでも、
テレビシリーズでもつくって欲しいな。


       全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする