2017年07月31日

アニメ「僕のヒーローアカデミア #4 スタートライン」命を賭してキレイ事を為すのが・・・の役目



大人ぶって綺麗事を非難する人を見ると
寂しくてたまりません。

綺麗事を避難する人は
現実に『ヤラレタ』人たちです。

『諦めた』人たちです。
『明らめた』人たちではありません。

『明らめる』ことを『諦めた』人たちです。

綺麗事をいいながら踏ん張っている人は
本当の大人になろうとしている人です。
本当の大人にならんとしている人です。
本当の大人であろうとしている人です。

理想と現実のギャップにやられて心折れるか、
今ある現実をあるがまま受けとめて
少しでも理想に近づけようと
たゆまぬ努力をつづけるか?

どちらが大人と言えますか?
どちらが大人のあるべき姿ですか?

そんなの、子どもでも答えられますよね。

どうか、大人になること、
大人で在ることを放棄しないでください。



「弱虫ペダル」に近い純粋熱血少年マンガ
を原作とする小気味のいい作品

アニメ「僕のヒーローアカデミア」
第4話「スタートライン」


を観ました。

オールマイトから
個性“ワン・フォー・オール”を与えらえた
出久くん。

いざ国内最難関と言われる
雄英高校ヒーロー科の入試に臨みます。

広大な模擬市街地で、
そこに多数配置された仮想ヴィランを相手に
戦うことでポイントを競う実技試験。

皆が“個性”を生かし次々とポイントを
獲得する中、まだ“個性”の使い方を知らない
出久くんはポイントを全く稼げません。

そんな中、倒してもポイントにはならない
と説明されていた仮想ヴィランが現れます。

しかしそれは予想できないほどの巨体。

ビルを倒壊させながら迫る敵から
逃げる受験生たち。
出久は腰を抜かしたように涙目で
這うように逃げようとします。

しかし振り返った彼の目に飛び込んできたのは
校門で助けてくれた優しい女子が
瓦礫の下で身動きとれなくなっている光景。

考えるより先に拳を握りしめた出久は・・・!?



(笑)前半のあらすじを紹介しただけで
王道なのがわかりますね。

でもこれを、実に豊かに表現してくれる。
やっぱり涙がでました。
そして後半の展開にも・・・。

主人公の出久くんの声を担当しているのが
これまた「弱虫ペダル」の主人公、
小野田坂道くんの声をやっている声優さん。

(笑)片やアニメオタクの自転車競技熱血マンガ
片やヒーローオタクがヒーローを目指す
熱血少年マンガ。

二人とも、優しくて泣き虫で、
でも内面の強さをもっている。

手に汗握って応援したくなる
純粋熱血キャラクターなんですよね。

そして、心が洗われるというのも、
共通しています。

さて、厳しい試験。
1ポイントもとれないまま
大ピンチを迎える出久くん。

そう、読者、視聴者の期待通り、
ここでやってくれるのが主人公ですよね。

伝説のヒーロー、オールマイトも
試験を見守る試験官の中にいるようです。

彼が言います。
「きれい事!?上等さ!!
命を賭してきれい事を実践するお仕事さ!」

あなたは大人でしょうか?

このオールマイトのセリフを
どう受けとめますか?

少年マンガの戯れ言?

たぶん、ここで幸せ力も大きく分かれる
分岐点です。

命を賭けてきれい事を実践するのは
マンガやアニメのヒーローだけではありません。

そう思って切り捨てる人は
作り物の世界という言葉を
言い訳に使っているだけですよね。

ヒーローというものが描かれ
それに人が魅了されるのは
自分たちの中にある魂の根元を
実現させて魅せてくれるからです。

本来自分たちの中に持っている願望です。

良くありたい。人の役に立ちたい。
世界をよりよくしていきたい。

この気持ちがわたしたちにはあるから
世界がこうも発展してきている。

もちろん、悪意も私利私欲もたくさんあります。
それでも、それが裏であって表の世界ではない
という現実が物語っています。

スポーツやその他の分野でも
偉業を成した人が称えられ
憧れられるのもいい証拠ですよね。

綺麗事は魂が求める真の姿、
真の叶えたい世界。

簡単ではないけれど、わたしたちは
一歩ずつそこに向かっていく。

向かっていこうという姿勢で生きる。
その生き方を魅せるのは、
物語のヒーローだけではなくて
現実の世界では全ての大人たちの仕事です。

ね、ヒーローさん。


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2017年07月30日

「怪盗グルーのミニオン危機一髪」悟りの境地のお手本的生き方



中学一年生の息子と意見が合いました。

あんな風に物事を見れていたら・・・
あんな風な態度で生きていられたら・・・

人生楽しいだろうね〜

息子もそう思うと大きくうなづいて
同意してくれたのです。


臭いものには蓋をする・・・

そういう風に捉えられる人も
いるかもしれませんが、
臭いものを臭いけれど肥料としては
役に立ってるんだよね・・・

と受け取りかたを変えることは
決して蓋をして見て見ぬフリをすることでは
無いと思うんですよね。

それどころか、臭いものの臭さを
かいでしまった自分たちを笑い合ったり
臭さそのものを笑ったりも出来る。

人間だって、
そういう力を持っているのですから。



フジテレビのゴールデンプレミアは
2週間ほど前のカーズから4週連続で
劇場用アニメーションを放送しています。
前回がこの作品でした。

「怪盗グルーのミニオン危機一髪」

を観ました。

悪党だった怪盗グルー。

彼は心を入れ替えて、
バナナが大好きなミニオンたちに支えられながら
マイホームパパになろうと努力していました。

ある日、彼は世界トップクラスの
超極秘組織「反悪党同盟」に引き抜かれ、
相棒となったルーシーと共に
捜査にあたることになります。

ミッション・インポッシブル!開始!

そんな矢先に、彼の家から
無敵のチームであるミニオンたちが
何者かにさらわれてしまいます・・・。



鶴瓶さんの優しさあふれる吹替も絶品ながら
鶴瓶さんも「悔しいけど」と言っているくらい
主役を喰ってしまうほどの大人気者、

ミニオンたち。

息子もゲラゲラ笑いながら観ています。

そんなに楽しいのか?と
今回初めてわたしも一緒に観ました。

なるほど、ミニオン最高!(笑)

TOHOシネマズの劇場で
映画が始まる前にミニオンが
ゴジラに踏まれそうになったり
というのは観ていたのですが、
彼らの存在が初めて腑に落ちました。

存在が腑に落ちた?

そんなことはないか、
彼らは何者なのでしょうか?(笑)

でも、彼らの在り方は本当に笑える。
観ていて楽しいですね。

かわいくはない(笑)
でも楽しいです。

彼らのようなスタンスで生きられたら
本当に幸せだと思います。

幸せかどうかなんて考えずに
とにかく楽しい人生になるはずです。

不味いものは不味いし、
怖いモノは怖い。

でもとにかく面白く生きている。

常に、あんな風に生きられるようになったら
それは悟りの境地とも言えるんじゃないか?

って気さえしてきますね(笑)

こういうモノに素直に飛びつける
子どもたちの感性にも感服します。

子どもたちは人生を楽しむ天才です。

まったく、大人になればなるほど
子どもたちから学ぶべき事が増えてくる。

皮肉だけれど、それもまた幸せなことです。


      全ての物語のために








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2017年07月29日

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 サードシーズン #2」無防備に不満を態度で示せるありがたさ



わたしは最近またカチコチな自分を感じています。

日頃一生懸命に生きている人たち、
お父さんもお母さんもそうでしょうが、
いろいろ踏ん張らねばならないことが多い。

ぐっと歯を食いしばっているうちに、
それが当たり前になって
力の抜き方を忘れてしまうってこと
ないですか?

今、わたしはそんな感じです。

こうやって、客観的に語れていることが
救いですね。

それも、対比できるようなモデルを
大好きなエンターテインメントの世界で
魅せてくれるからです。

ドラマを観ている余裕もなくなってきたら
いよいよガッチガチに
固まってしまうのかもしれませんね。



スカパー!で実写版弱虫ペダルの
シーズン2の放送を知り年甲斐もなく
はしゃいでしまいました。
このドラマほどスケール感を出せないのは
わかっていますが、それでも嬉しい!
さて、フジテレビが本腰入れて
スケールも大きく打ち上げた作品、

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 サードシーズン」
第2話


を観ました。

藍沢(山下智久)が救命救急センターに戻って
一週間ほど経っていました。

白石(新垣結衣)は
藍沢のフェローへの態度は気に入らず
2人はぶつかります。

その雰囲気の悪さに
緋山美(戸田恵梨香)や藤川(浅利陽介)も
辟易していました。

そんな時、開放骨折の患者、
宮本望海(古畑星夏)が救急搬送されます。

17歳の望海は妊娠していることがわかり、
駆けつけた父の勉(平山祐介)は
ほかの患者が寝ていることも顧みず
大声で娘をしかり始めます。

出産を望む望海に勉は大反対しているのです。

藤川も冴島(比嘉愛未)の妊娠を知り
悩んでいました。
冴島が打ち明けてくれないので
自分から聞くこともできずにいたのです。

藤川は、うっかり白石や緋山に
話してしまいます。
そこには藍沢もいました。

横峯あかり(新木優子)は人体模型を使って
胸腔ドレーンの練習をしていました。

そんな横峯をICU(集中治療室)に連れていく藍沢。
意識がない患者を最高の練習台と言って
練習を促す藍沢の考え方についていけず
横峯は泣き出してしまいます。

そんな状態のままドクターヘリ要請を受け
藍沢と横峯は現場に向かいます・・・



後輩育成のお話。

ファーストシーズンでは育成される側だった
藍沢たちが育成する側にまわる。

みんなベテランらしくふるまっています。

しかし今回嬉しかった変化は白石です。

白石は第1話でも藍沢や緋山たちに
言われていましたが責任感が強く
1人で背負い込んでしまうタイプです。

性格から周囲の潤滑油的な存在でもあります。

お調子者の藤川、気の強い緋山、
クールな藍沢、厳しい冴島。
白石がいるから彼らが朗らかになれる。

そういうクッション役でもあったのです。

そんな白石が藍沢に不満をストレートに
ぶつけていました。

当然、指導医のリーダーでもありますから
その責任感ゆえでしょうが、
その不満の出し方、ふてくされ方が、
いかにも親しい友人や家族へのそれなんですね。

セカンドシーズンまでの白石は
言いたいことを言わずに場の空気を優先する
というところがありました。

それが徐々に自分の意見も
信念をもってはっきり言えるようにも
なっていきました。

でも、ここまで周囲に不満を
露わにした態度は見覚えがありません。

これは一種の甘えですよね。
とても嬉しいことだと思います。

それだけ心を許している。

大人になると・・・
とくに社会では、男性も女性も
なかなかこんな風に無意識に甘えられる
友人というのは作りにくい。

だからこういう仲が築けているということが
本当にうらやましいです。

家でも抱えていることがあったりすると
相手を気遣うからこそ
こんな風に無防備になれないという人も
少なくはないでしょう。

不満を態度で出せる仲。

双方、節度は必要ですが
微笑ましい距離感のお手本として
今回の白石と藍沢のギスギスは
感覚に記憶しておきたいと思います。


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2017年07月28日

ドラマ「ハロー張りネズミ #2」曇っていたのはわたしの目でした



クレームの対応をしていると
人間が見えて面白いな〜
と思うことがあります。

ただお金を払いたくなくて
とにかく難癖ばかりつけて
なんとか減免を引き出そうとするお客さん。

自社スタッフの気のゆるみから
お客さんに迷惑がなかかること。

こういうことなら分かりやすいのですが
何がうまくいっていないのかが
わかりにくいこともある。

よくよく調べると、
関わったみんなが100%以上の
パフォーマンスで仕事をしている。

しかも、100%を超えた部分も
全部、善意だったりする。

それでも、偶然が重なって
運悪くことがうまく行かない。

クレームとして表出するときは
そのうまく行っていないことがあって
わたしたちはそこから調査を始めるから
「なんで、こんなことになってるんだ!」
とまるで犯人探しみたいな気分で
始めてしまうこともあるんです。

誰かが手を抜いただろう!
誰かが自分だけ得しようとしてるだろう!
誰かが責任逃れをしようと逃げてるだろう!

ついつい、そういう視点を持ってしまいがち。

でもそれは自分の気持ちだ
ささくれてしまってるんだな〜

そういう目でしか見れなくなると
責めちゃいけない人を
責めてしまいかねないですよね。



やはり、最近のドラマとはちょっと違う懐かしさが
ただよっている感じしますね。
ストーリーの種類がそもそも今時のドラマっぽくない。

ドラマ「ハロー張りネズミ」
第2話


を観ました。

「あかつか探偵事務所」を訪ねてきた美女、
四俵蘭子(深田恭子)。

五郎(瑛太)とグレ(森田剛)が
依頼内容を聞くと、蘭子は
25年前の新聞記事を差し出します。

「サンダー貿易副社長・自殺」の記事。

副社長飛び降り自殺の記事ですが、
本当は殺されたのだと主張する蘭子。
殺された四俵乙吉(平田満)は
蘭子の父だといいます。

裏に潜む危険を感じ取った
かほる(山口智子)は、
全てを聞かずに蘭子の話を遮り
依頼を断ってしまいます。

商店街を駅へと戻る蘭子を呼び止めたのは
五郎でした。

「困っている美人は放っておけない」
という五郎は、蘭子から
25年前に起こった事件について
改めて聞きます。

それは、サンダー貿易の贈収賄および
詐欺事件に関することでした。

結局、かほるも乗り気になり
調査がスタート。

五郎と蘭子は南(リリー・フランキー)
という男と接触します・・・



リリー・フランキーさん演じる南という男…

うちの息子も見ながら「…キモイ…」
というほどの怪演でした。

ずっと、蘭子をしげしげと見つめながら
応対をするんですね〜(笑)

汚い狭い事務所で出版社を営んでいる南。

いかにも怪しい風貌なのですが、
面白かったのはその後です。

狭い事務所に山積みになっている資料の山から、
25年前の資料を探し出してくれるという話になって
ひとりで一生懸命探してくれているんですね。

「あ〜、あいつらにも手伝わせればよかった…」

とか言いながら。

怪しい人かと思ったら、結構いい人なんですね(笑)

そのバランスがとても嬉しくて
笑ってしまいました。

五郎も蘭子も、南の事務所を出てからも
手がかりが見つかるかどうかは別にして
探してみると言ってくれた南を
完全に信じているようでした。

贈収賄だ詐欺だって事件の調査なのに、
疑っちゃったのは視聴者だけ?

いや、わたしだけ?

警戒心が強いんでしょうね。
つまりビビっている。

でも、それでは
『困ったときはお互い様』
という平和に生きていくための
幸せ力を発揮できないですよね。

まだまだ、はフラットに
人を観る心構えが必要だな〜と
笑いながら痛感しました。

わたしが対応したクレーム。

みんなの善意から起きてしまったクレームは
何が起きたのか?を
関わったスタッフとお客さんに説明したら
解決も迅速でした。

もともとそれだけの善意で
事に当たれる人たちの集まりですから
当然なのかもしれませんが、
素晴らしいですよね。


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2017年07月27日

ドラマ「僕たちがやりました #1」ドラマを楽しみながらわが子の安全意識確認



心がねじれていなくても思春期を迎えると
正論をいう大人や優等生に
反発心を抱いてしまうことがあります。

「そんなふうにアタマだけで割り切れるかよ!」

ただ反発心を抱くだけ、それここそ
「そこまで」と自分に割り切らせることが
出来るのなら大した問題でもないのですが、
そもそも割り切れない心が問題なわけですから
反発心は反発心だけで終わってくれません。

エスカレートして憎しみに変わってしまうこともある。

…というか、反発する=憎いは
その心理状態ではほぼ同じものに感じられている。

わたしも思春期特有の不満は
感じて、通り越してきた身なので
覚えがあります。

しかし、普通はそれも
成長のための通過点に過ぎません。

問題は心がねじれてしまっている状態で
そういう時期を迎えることと、
そういう人も日常にたくさんいるということ。

そうなると割り切れないのは心、感情のみならず
見境のない暴力へと易々と変化します。

彼らには寄り添う必要もありますが
彼らからわが身を守るという術も必要になる。

特に、『わが子』を守る立場の親にしてみれば
何ものにも代えがたい大切なものを守るという
絶対的な宿題ですよね。



さてさて、紹介を忘れていましたらもう
第2話の放送まで終わってしまいましたね。

ドラマ「僕たちがやりました」
第1話


を観ました。

凡下(ぼけ)高校2年生の
増渕トビオ(窪田正孝)は、
大それた夢は持たず
そこそこで生きられればいいと考える
イマドキの高校生なのだそうです。

新しい彼女、新里今宵(川栄李奈)ができて
浮かれている同級生、
伊佐美翔(間宮祥太朗)や、
“マル”こと丸山友貴(葉山奨之)、
卒業生の“パイセン”こと小坂秀郎(今野浩喜)。

気の合う4人組で
毎日バカを言い合っては
ボウリングやカラオケなど、
そこそこ楽しい日々を送っていました。

しかし不良の巣窟として知られる
凡下高の隣にある矢波(やば)高の
市橋哲人(新田真剣佑)に目をつけられます。

矢波高生たちは毎日のように
凡下高の生徒たちを脅し暴力を振るっては
警察に目をつけられていました。

ある日、マルが市橋たちに拉致され
ボコボコにされる暴行事件が起こります。

市橋におびえていたトビオも
今度ばかりは本気で仕返しを考えます。

そして4人はあることを計画します。

一方トビオは、幼なじみの
蒼川蓮子(永野芽郁)が、
市橋と一緒に朝帰りする姿を目撃し、
2人の仲を気にしていました。

ところがひょんなことから蓮子と2人で
カラオケに行けることになり・・・

そしていよいよ作戦決行の時。

トビオたちは手製のおもちゃの爆弾を
仕掛けに矢波高に忍び込み・・・



身勝手な暴力。

気にいらないという理由で振るわれる暴力。

そもそも気に入らないと思うことが
身勝手なことなのですが、
そんなことを本当の意味での割り切り、
つまり区別が自分の中でできていない人間は
大人の世界にもたくさんいます。

正しさ=ムカつく=暴力で解決。

そういう人には、正しさもまともさも
ただ『気に入らない』対象であって
そんな自分と向き合う余裕なんてありません。

とにかく正しい人、まともな人が気に入らず攻撃する。

そんな人に正しさで話をしようとしても
解決になるはずがない。

同じような経験をして、なおかつ立派に乗り越えた大人。
彼らの気持ちを本当の意味で理解でき
「でも、そうじゃないんだよ」と自分で本当に
納得できるような経験をしてきた強い大人が
彼らと向き合って時間をかけて
ねじれを自らほどいていくのを見守るのが
もっと現実的で確実性の高い方法のように思われます。

しかし、多くの人は彼らと全力で向き合う余裕がない。

わたしも中学生の息子がいますが、
もしもそういう子たちと関わるようなことになれば
わが子を守ることで手一杯にななるでしょう。

これは、マンガが原作ですから
ドラマチックになるほうに作られていますが
わたしも中学高校と普通に通った経験から
実際には身近に当たり前に存在している世界であることは
知っています。

トビオが関わらないようにしていたように
子どもたちは子どもたちで身を守るすべを
“それなりに”持ってはいるでしょう。

それでもこの話でも2人のフツーの高校生が
拉致されてめちゃくちゃなことをされます。
このような状況になると身の守りようもない。

こういったドラマを楽しむときは
同時に、こうなったら自分たちはどうするか?
親子で話し合えるのはいいですね。

同時に、大人や正しさそのもの
あるいはそういうことを押し付けてくる人間への恨みや
幸せそうにしている人への憎しみなどが
なぜ湧いてくるのか?

ただ、否定するだけではなく、
自分たちの中にもその感情の種になる部分を探して
感じてみるというのも無駄ではないと思います。


            全ての物語のために










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