2017年05月14日

ドラマ「母になる #5」真剣ゴッコ、気合いゴッコしてない?



多くの結婚式をみています。

新郎新婦ともに両親がいて
幸せそうに見守ってくれる式もあれば
片親しかいない家庭や親が参加していない
家庭もあります。

お母さんがお父さんの遺影を持っている
という光景があったり
なんとなくご両親の事には触れないほうが
良さそうだなという雰囲気が流れていたり、
様々です。

わたしは幸いにも両親は健在です。
2人とも仲良く実家で暮らしています。

わたしや妹・弟はそんな両親の
“幸せとの格闘”の中で育てられたのだと
今ならよくわかります。

生徒・学生のころは幸せな家庭で
育ってこられた幸運を別段幸運とも思わず
脳天気なものでした。

社会に出るといろいろな家庭で育った人たち、
そもそも家庭なんてなかったという人、
いろいろな人がいることに気づかされ
しあわせ家庭で育ってきたというだけで
突き刺すような目で見られ、
ひどいことを言われたりする・・・なんて
経験もするようになりました。

幸せな家庭でぬくぬくと育ったやつ。

そんな言われ方はわたしを萎縮させるには
十分な社会の洗礼だったわけです。

だからそのことをコンプレックスに
感じるなんて、今にしてみれば
本当にばかばかしい時期も経験しました。

いや、それはそれで良い経験だったのでしょう。
今の自分がいるわけですから。

もう社会に出て20年ほどたちますので
幸せな家庭でぬくぬくと育ったわたしが
このようなことを書くと
あなたがわたしを嫌いになるかもしれない
という可能性は充分承知しています。

でも、そんなことを理由に
幸せ家庭に対して一種憎しみの様なものを
抱いている人たちと水と油のように
なっていたって何の進歩もない。

そもそも、幸せ家庭で育ったか
そうでないかなんて違いは乗り越えて
仲良くできている人たちも
沢山いるわけですから。



深刻な問題と心和む人々の描き方の
バランスが素敵な

ドラマ「母になる」
第5話


を観ました。

施設に戻ることになった広(道枝駿佑)。

木野(中島裕翔)が自販機でジュースを
買っているすきに姿を消します。

結衣(沢尻エリカ)は広が麻子(小池栄子)の
ところに行ったのではないか
麻子が変な入れ知恵をしたのではないか
と不安を抱いてしまいます。

そんなところに木野から連絡があり
今偉(望月歩)と一緒にネットカフェにいる
と知らされ一安心。

2人は行方不明になっている今偉の母親が、
ネット上の地図に写りこんでいるのを知り、
居場所探しで結託していたのです。

そんな広と今偉に立ち会う木野。

ようやくヒントを掴んだ広達は、
母親に逢いにいくと言い出します。

その頃麻子は、一緒に飲みに行って意気投合
した琴音(高橋メアリージュン)から、
新しい仕事を紹介してもらうこになります。

それが柏崎オートの仕事とは知らないまま、
里恵(風吹ジュン)にも会い、
気に入られます。

しかし里恵から、
孫だという広の写真を見せられて…。



今偉が広に伝えたかったのは
例えどんなにひどい親でも
自分を生んでくれた母親は世界にたったひとり、
それはかけがえのないことなのだ・・・
ということでした。

それを、自分の心を傷つけられながらも
まざまざと広に見せつけます。

今偉が母を探しているときに、
木野に言います。

もし、母親が見つかって会うことができても、
そこで例え何が起きても木野さんは口を出さず
黙っていてくれと。

大人が出てくると、きれいにまとめてしまう。
そうはしたくない。まとまらなくても
ありのままの状況を見守っていて欲しいと。

今偉は誰よりもオトナでした。

自分の境遇をありのまま受け止める。
それも悲観せず、
怒りで自分を守ろうともせずです。

こんな真似はなかなかできるものじゃない。

しあわせな家庭でぬくぬくと育ったやつ。
そんな刺すような怒りは
自分の寂しさや悲しさから自分を守る
自己防衛の怒りの矛先を
平和に育った人に向ける八つ当たりです。

そして、平和に育った人たちの中にもまた
そういう仕打ちをしてくる人たちに対し
「育ちの悪い奴は精神も素行も悪い」
と敵意を抱いたり、見下したつもりになって
自分をショックから守ろうとする人も
沢山いるのも事実です。

でも、世の中にはそんな自分の境遇なんて
真っ正面から受け止めて、
しっかりとオトナになっている人が
沢山います。

いがみ合わずにお互いの境遇から学び合い
成長し合ってパートナーとして
幸せを創っている人たちも沢山いるんです。

幸せ家庭で育った人、
家族や親にいい思い出がない人、
そんな両者がいがみ合うのは
どちらも自分の人生を生きれていない証拠です。

あるがまま受け止めきれていない証拠です。

若いときにナニクソ!と奮起するのはいい。
しかし、そのときに使った怒りの
パワーにしがみついていると、
結局は自分が家庭を持つ立場になったときに
大切なはずの人たちを傷つける。

それは、幸せ家庭で育っていようが
そうではなかろうが同じです。

幸せになる。「なる」というのは
自分で努力することであって、
結婚とか家族とか、ましてやお金とか
自分以外の条件にゆだねるものではありません。

自分で「なる」もの、
自分をそう在り続けさせるために
自分の精神を常に成長させること。

自分を成長させ続けること。

結婚の誓い、幸せの誓いとはそういうものです。

妻が優しくない、夫がわかってくれない、
わが子が言うことをきかない。

周囲に幸せの条件を求めていると
それだけで不幸になります。

しかし、優しくない妻に嘆くことができる事実
夫がわかってくれないと嘆くことができる事実
言うことをきかないわが子に悩める事実

その事実を、大切な人が一緒に
元気に暮らしている証拠だと、
なによりもかけがえのないものが
今のこのときこの場所に存在しているんだと
感謝をして生きている人もいる。

悲しめること、寂しい思いをできること、
それだって大切に思う相手がいるという
幸せのひとつなわけです。

そんな相手を亡くしてから
大切だったことに気づたという人も
世の中には沢山いるわけですから…

わたしは幸せな家庭で育ててもらう中で
そういう風に思える大人になるという
父や母の成長との格闘というのを
まざまざと体感しながら育てられたわけです。

それはいま思い返すと、
そうとうハードな激闘だったはずです。
まさにわたしたちの幸せは
なみなみならぬ“気迫”の中で守られていました。

はっきり言います。
他者に怒りをぶつけているうちは
ガキです。

開き直っても独り相撲です。

今回のドラマの今偉は、
幸せになる覚悟を強烈に
見せつけてくれました。

幸せに「なる」と決めるのは自分自身。
そして、幸せには今この瞬間に一瞬でなれる。

それをキレイゴトだというなら
まだまだ自分がコドモだと言うことです。

キレイゴトを「実践」する気迫がないのに
人に怒りをぶつける資格なんて
本当はないのです。

そんなものは気合い「ゴッコ」です。
真剣モドキです。自分を守っているだけ。
自分を守るために相手を傷つけているだけ。
そして、結果自分も傷ついている。

完全無意味な本末転倒ゲーム。
怒りにかまけていつまでも
そんなことやってないで、

自分を見つめて、あるがまま受け止めて
幸せになってやりましょうや!


         全ての物語のために



水橋文美江脚本作品、わたしが大好きな!






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posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする