2017年05月08日

アニメ「進撃の巨人Season2 #30 ヒストリア」カッコつけなくてよくなったら、本気になれているときかもしれない



良く思われたい。良く見られたい。

そんな気持ちは誰の中にもあると思います。

誰だって人から悪く思われることを
望んでいたりはしませんものね。

それ自体は悪いことではないと思います。
むしろ、ある程度はマナーに通じる部分もある。

押しつけがましい自己主張とは違って
人に不快感を与えない配慮をした身なりをして
外に出るというのはマナーですよね。

ところ構わず、店員さんに嫌な言葉で
大声でクレームを言っているお客さん。

お客さんや同僚たちの面前で
部下を頭ごなしに叱りつけている上司。

周囲の人たちはそんな場面を見て決して
快くは感じていません。

悦に入っているのは自分だけ。

これもまた、マナー違反でしょう。

そんなマナー違反を犯さないための感情の源には
“良く見せたい”という感覚があって良いのでは
ないでしょうか?

でも、良く見られたいという思いが、
自分を守ろうとするズルさとも強く結びつきやすいことを
わたしたちは知っているから、他者に
そんな気分が垣間見えた時に
不愉快になることがあります。

あるいは、自分の中にそんなズルさを感じて
自己嫌悪に陥ってしまったり…

でも、この気分を本気度のバロメーターに
利用することもできますよね。



ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
わたしは飛び休で4日間の休みがありました。
今後のことについていろいろ考える良い時間に
できたと思います。

アニメ「進撃の巨人Season2」
第30話「ヒストリア」

を観ました。

エレンたちがまだ訓練兵団だった頃。

とある雪山での訓練を終えた後、
ふと気づくとクリスタとユミルの姿が
見えなくなっていました。

クリスタは訓練中に体調を崩したダズを
連れてもどろうと瀕死のダズを
引きずっていました。

ユミルはそんなクリスタに付き添って
一緒に遭難してしまったのです。

日も暮れた吹雪の中、
このままでは3人とも助からないという状況で、
クリスタはある決断を口にします。



クリスタは自分がダズを引っ張っていくから
ユミルは先に基地へ戻れと言います。

しかしユミルはそんなクリスタに
見透かしたように言いました。

なぜ私に助けを求めない?
本気でダズを助けようと思っているのか?
自分が犠牲になって助けようとして
ダメでしたっていい子チャンの振りして
死のうと思ってないか?
助かるはずがないって決めつけて
ダズを巻き添えにしようとしてないか?

クリスタにしてみれば
ユミルに迷惑をかけないようにしよう。

本気でそう思っていたのかもしれませんが、
そう思うことで正当化している自分に気づかされた。

自分のズルさを鋭いナイフにして
のど元に突き付けられた…
そんな気分だったんじゃないでしょうか?

本気ならもっとも瀕死の仲間を助ける可能性が
多い方法を一緒にいる仲間にも提案するはず。

どこかに『自分の都合』がまだ残っている証拠…。

自分の都合で本気でも、助けて欲しい時
手伝ってほしい時は、迷惑は承知で
力を貸してほしい人にお願いすることはありますよね。

でもクリスタは自分が死ぬことの口実に
瀕死の仲間の命を巻き添えにしようとした。
カッコよく、いい子ちゃんになって死のうとした。

そこを見透かされた。

そして自分でも見透かした…気付かされた。
いいや、ただバレただけでしょうか?


いずれにせよ
自分で自分のそんなズルさに気づけるということは
自分がまだ本気ではないということに気づける
ということにはなりませんか?

自己嫌悪になる必要なんてない。

気づけたら、まだ本気でない証し。

…ということはつまりまだ本気の領域がある。

もっと力を出せる余力があるし、
本気の力を出した時の結果にも今考えうる以上の
可能性があるんじゃないか?

そんな、気づきの瞬間だと思えば、
自分を嫌悪しているよりも
他にやれることがあると思い至れますよね。

恥と外聞というカセを未だまとっていたわけですから。

「ドラゴンボール」の孫悟空が、
道着を脱いだらズシンと音がして
とんでもない重さであったことが分かります。

そして身軽になった悟空は本当の力を発揮する。

良く思われたい…

それがズルさと結びついていても嫌悪しなくていい。
自分は今からさらにパワーアップできるんだと
その道着を脱ぎ捨てることをイメージして
恥と外聞をかなぐり捨てれば本気になれる。

ここから先が本気だっていうラインが
具体的に見えるわけですから。

自分のズルさで自分を嫌いになりそうになったら
スーパーサイヤ人になれるチャンスだと思ってみて下さい。

そして不要に重たかった
恥と外聞を気にする気持ちを
脱ぎ捨ててみましょう。


           全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする