2017年05月06日

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班 #4」過去の自分と決別する方法



先日、ゴールデンタイムにストーカー被害に
合っている女性を助けるべく
弁護士とテレビ局が張り込み調査を行い
あるストーカーが追いつめられていく
一部始終をドキュメンタリーにした
番組を観ていました。

ストーカーの行為ははぞっとするほど
身勝手なのですが
本人にはその行動が相手にどれだけ
恐怖や気味の悪さを感じさせるのか
わかっていない。

自分がやっていることに自覚がない。
そんな様子でした。

しかし、とんでもないなと思いつつもどこか
笑ったりバカにしたりできない自分がいました。

なぜならわたしも過去に同じような
経験があるからです。

過去と言っても少年時代ですが・・・

ストーカーぎりぎりとでも言うのでしょうか?
とても身勝手で、片思いの相手に対して
本当に嫌な思いをさせてしまったことでしょう。

当時、衝動に駆られてとった行動でしたが
その直後に猛烈に自分が恥ずかしくなって
相手にも申し訳なくなって穴に入りたいような
そんな気分になったことを覚えています。

いま思い返しても、とても恥ずかしい過去です。
忘れてしまいたい過去。



ゴールデンウィークも基本は仕事にでています。
でも日数にして半分ちかく休みもあります。
昨日・一昨日はそのうちの唯一の連休でした。

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班」
第4話


を観ました。

特捜班は、大学で航空宇宙工学を専攻する
有馬丈博教授(小市慢太郎)の
身辺警護を命じられます。

しかし有馬に関する詳しい情報は与えられず、
分かっていることは、一週間後に
出国するということだけ。

特捜班に仕事が振られるくらいだから
すぐにでも命を狙われるような
危機的状況にあり、国家とも関係する
人物なのだろうと予想はつきます。

翌朝、有馬と一緒に大学へ到着した
稲見(小栗 旬)と樫井(野間口徹)は、
研究室内に爆弾が仕掛けられていることに
気づきます。

有馬に注意を促すのですが、
有馬は無視して部屋のドアを開けてしまい、
研究室は爆破されてしまいます。

事態を受けて、吉永(田中哲司)は
鍛治(長塚京三)に今回の任務の背景を
問い詰めます。

鍛治はミサイル実験に力を入れるある国が、
有馬の優秀な頭脳を狙って
拉致を画策していると明かします。

吉永は腑(ふ)に落ちない様子です。

やがて有馬の行動から秘められた真実が
見えてきて・・・。



有馬の部屋の前で護衛に立っていた
稲見と田丸(西島秀俊)が対話していました。

その直前に有馬の部屋から
大きな物音がして2人が慌てて飛び込むと
有馬は酒を床に落として椅子で
眠りこけていたのです。

過去を忘れようとしている有馬を観て、
2人は過去を忘れる方法について
話していたのです。

自分も過去を忘れる方法が知りたいと言う稲見に
田丸は言いました。

そんなモノはない・・・
ただ一番大切なことは、
一緒にいるのが誰かってことだ
それだけは間違いない

過去の忘れ方はないにしても
田丸なりの過去の癒やし方
ということなのでしょうか。

たしかにわたしにとっても当たらずも遠からず
といったところでしょうか。

少年時代の片思いの苦い思い出でも
忘れることはできないのですが、
未だに苦みと恥ずかしさとともに
思い出されるのですが、
そのあと仲良くなった友人たちの存在で
わたしは救われたのだと思います。

恋愛などもそういう部分はありますよね。

本当に恋いこがれた相手、愛し合った相手、
それでも別れが来て、その苦しみを消し去りたい。

その時にそばに居てくれる人というのは
とても有り難い存在です。

自分が倒れそうなとき
人の存在に支えられる。

でも、わたしは人のおかげで沢山の
折れそうなとき、倒れそうなときを
越えてこられたからこそ思うことがあります。

独りでも、
立ち直らなければならないときもある・・・と。

それにはやはり、時間もかかるでしょうが
過去を忘れるのではなく
受け止めて、糧にして、新たな一歩を踏み出す。

そんなプロセスが必要になります。

過去から逃げたり、忘れようとしても、
田丸も言いますが、記憶喪失にでもならない限り
無理な話です。

別に過去の出来事全てに決着をつけろ!

みたいなことを言うつもりはありません。
たとえば「逃げてしまった」という
過去があるのなら、その事実から目をそらしたり
忘れようとするのではなくて、
そんな心の状態も自分の一部だと受け止める。

もちろんそれを反省できる自分も
自分の一部なのですから
自分の一部のマイナスの部分を観て
自分を卑下する必要はない。

いろいろな自分の一部の集まりで
自分という全体ができている。

そのことを本当に受け止められたときに
丸ごと自分の存在を認めることができて、
心に余裕ができ、人のことも「存在」
として認めることができる。

誰かそばに人がいることばかりに
頼っていてはそれは依存になってしまいます。

そばにいてくれた人、いてくれようとした人、
あるいはわざと自分のことを思って
突き放してくれた人も周りにはいるかもしれません。

そんな周囲の人の存在自体には感謝して、
自分で自分を立て直す。

過去は自分の土台を強くする肥料です。

そんな風に、独りで、復活することもできて
初めて、一緒にいてくれる人への
本当の感謝が生まれてくるものでしょう。

その時には、過去は忘れる必要がないものに
変わっているはずですよね。


          全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする