2017年05月25日

ドラマ「母になる #6」Being〜子どもはあなたを通して生まれてきたがあなたのモノではない!〜




今日はわたしも怒りで書きっとばします。


Being 意味わかりますか?

あなたが親なら、学んだ方がいい。

本気でわが子の幸せを願うなら
本当に学んだ方がいい。

人という存在として、命ある、心あるわが子を
持つというのなら、本来は分かっていて当然
の在り方なのです。

Being 存在していること。ただそこに在ること。

たったそれだけなんです。

何が?って?

わが子を愛する理由です。
わが子を認める理由ですよ。

ほかになにかを望むなら、
こうあってほしい、こうあるべき、
こうであってはならない、
これができるから、あれができないから・・・
そんなことを望むのは、
それは押しつけです。

いや、百歩譲って望むのは良いでしょう。
期待するのも良いでしょう。

しかし、それは親であるあなたのものであって
あなたの子の人生には関係ない。

関係ないとはなんだ!?
まさにわが子の人生を思ってのことだろう!
って怒ってもかまいません。
でも、その大前提が分からずに怒るなら
ただの無知であり、それは大いなる罪です。

わたしはそのことを知らずに親になりました。
いいや、運がいいことに
ちゃんと植え付けられていた。
わたしの場合はなんとなく感じてはいたけど
ちゃんと分かっていなかっただけです。

それでもわかったときは唖然としました。
よくものこんな大事なことを知らずに
親になったものだと焦りました。

今でも、正直息子に自分の望みを
押しつけそうになります。
期待を押しつけそうになることもあります。

そのたびに猛烈に反省します。



回想中心でなかなかストーリーが前に進まない
回でしたね。でも、今後の展開にとって、
とくに登場人物の心情を理解するためには
重要なお話でもありました。

ドラマ「母になる」
第6話


を観ました。

柏崎オートに再び現れた麻子(小池栄子)は
ここで働くことになったと言い出します。

しかし直後、彼女が刑務所にいたことを知り
さらに唖然とする結衣(沢尻エリカ)と
陽一(藤木直人)でした・・・。

木野(中島裕翔)によると、
2年前に麻子がおこした事件は、
つきまとう男の暴力から
広(道枝駿佑)を守るためでした。

麻子が本当の母親だと思っていた木野が、
刑務所に面会に行ったのは
広に託されていた手紙がきっかけでした。

木野が柏崎家にたどり着くまでに
分かった事実、麻子が語った真実は・・・

そして全てを知ったとき結衣は
ある決断をするのでした。



麻子にもいくぶん同情してしまうような
過去のお話でした。

劇中、麻子が自分の母親のことを
完璧な母親だったと言うシーンがあります。

しかしはたから見てると
それはカゴの中にいるから見えていないだけ。

娘に大きな劣等感を植えつけた親です。

親心、娘を思う余り・・・その気持ちは、
「あなたにも子をもつ喜びを知ってほしい」
と言う何よりの願いに現れています。

母にとって麻子の誕生は
それだけ大きな喜びだったのです。

でも、母の無知です。母の罪です。
麻子はかばうでしょうから、
そしてフィクションの世界ですから
思い切りはっきり言わせていただきます。

愛情が悪いのではありません。
無知が悪いのです。
無知は虐待にもなる。

もともと献身的な母性を持っている麻子。

そんなすばらしい我が子に
自分が知っている幸せだけが幸せなのだと
無自覚に押しつけていたわけです。

そして、それができない麻子に
母の望み通りの人生をおくれない自分への
劣等感を植え付けた。

木野が言います。「あなたは悪くない」
間違ってはいたけれど、
あなただけが悪いわけではないと。
そして、その時は誰かがそういってあげなきゃ
ダメなんだと思ったのだと
その時のことを結衣と陽一に話しました。

木野のこの人をサポートする感性も
素晴らしいですね。

もしも、麻子の母が、麻子をBeingだけ
存在そのものを認めていたら
麻子はもっと違った人生を歩んでいたでしょう。

それこそ、母が望むような幸せを
本人も「母に言われたから」ということとは
関係なく、自分の幸せとして傍受できる
そんな人生を送っていたかもしれません。

万が一、なにかの不運で
子が授からなかったとしても、
その献身的な母性はもっと多くの
可能性を秘めていたことは確かですよね。

それこそ木野がやっているような仕事で
その母性をいかんなく発揮したかもしれない。

麻子は自分はダメだと思ったときに
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ・・・
と繰り返します。

もしかしたら、こんな麻子を観て
親の価値観が気に入らなかったら
反発してでも自分の人生を勝ち取れよ!
と、優しくて強いあなたは
言ってやりたくなっているかもしれませんね。

実はわたしもそう、強く思っています。

でも、人にはそれぞれ持って生まれた
性格というのもあります。

そういう強さを発揮できるようになるには
麻子の母の、娘への向き合い方が
やっぱり違っていたのです。

全てが間違いではないでしょう。
麻子は自分が愛されていたことは
分かっているはずです。

でも、どんな失敗をしても
存在そのものを認めてくれている・・・
と魂の底から感じたことが
どれほど在ったでしょうか?

人の子にとって、もっとも必要なこと。
それはどんなことがあっても
自分の存在を認めてくれる人がいる。
ということです。

当たり前に親の役目です。

うまくできなくてもいい。
親をやっていくならそれだけは
諦めないでいただきたい。

そう在れる自分を目指して成長する姿勢、
それだけは諦めないでいただきたい。

それを諦めたら親失格です。
でも、本来は子を宿したときから
親失格という道を選ぶ権利なんて
持っていないはずです。

それが魂の約束なんだと思っています。

それでも人間界は寛容です。
そんな罪を犯したわたしたちでさえ
その存在そのものを認められている。

この愛を、わが子がどうすれば
感じることができるのか?
それを考え実践するのが親の役目です。

え?大いなる愛なんて感じたこともない?
自分の存在そのものを認められているなんて
感じない?

よかったじゃないですか!
それが今の自分の位置です。
あなたはいま、自分自身がそれを感じられない
というスタート地点を確認したんです。

どこかを目指して学ぶにも、
自分の現在地がわからないと向かいようがない。
じゃあ、まずはどうすれば
あなた自身が、存在しているだけで
尊いのだと心の底から思えるようになるのか?

周囲の条件や、誰かがこうだから、
ということに関係なく、
あなたの心の在り方だけで
どうすればそうなれるのか?

それを学んでいくことから
始めればいいわけです。

自分の無知に気づいたら、
学び始める時です。

さて…

怒りで突っ走ってきました。

でもこれはわたしの価値観…、
わたしの
「〜であるべき」「〜であってはならない」
です。

もしもあなたが、わが子に条件を付けてしまい
存在そのものだけで完全に認めてあげることが
できていなかったら…と仮定して、

そんな仮定・架空の“あなた”の胸ぐらをつかんで
わたしの価値観を押し付けただけにすぎません。

わたし自身の主張と矛盾しますよね。

だから、今からその手を放します。
突き放します。

わたしはこう考える…わたしの考えはこうだ…
ということは発しますが、

だからといって、

あなたもこう考えるべきだ!
こう感じるべきだ!

と、押し付けはしません。

あなたがどう考え、どう感じるか…
それは完全にあなたのものだからです。

あなたにも幸あれ。



        全ての物語のために



水橋文美江 脚本作品





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2017年05月24日

アニメ「終物語 そだちロスト #3」自分が誰かより少しだけ幸せなら



幸せになるって、申し訳ないこと
なんでしょうかね〜

そんなことはないはずなのに
なぜか自分が経験したことのない
辛い体験をしてきた人の前では
申し訳ない気持ちが生まれます。

負い目のようなものまで
感じてしまうことがある。

自分がなぜ幸せでいられるのか?
そのことをちゃんとわかるようになれたら
やっぱりそれは、他の人が
幸せになるために生かすための感覚・・・
なのかもしれません。



忙しくて録画しておいた番組を観る時間を
取れていなかったので、朝4時過ぎに起きて
アニメとドラマを1話ずつ観ました。
いつもより1時間早く起きただけで眠い!
いつもより1時間早く寝たはずなのに!!

アニメ「終物語」
「そだちロスト」第3話


を観ました。

老倉育の部屋をいったん退出した
阿良々木暦くんと羽川翼は
近所の公園にいました。

アタシのお母さんを捜してくれたら
友達になってあげてもいい。

そんなようなことをいわれ、
また、役場の人がくるからということもあり
ひとまず退散したのでした。

老倉の母の失踪の謎を考える2人。

そこに、自分にはもうその謎は解けている
とやっぱり現れてしまったのは忍野扇です。

扇ちゃんは、阿良々木くんだけではなく
羽川までも愚か者呼ばわりをして
なおかつ、おっぱいで阿良々木くんを
かっさらっておいて結局、阿良々木くんの
役に立てていない羽川に
いたくご立腹のようです。

またもや扇vs翼の緊迫した対決が・・・

しかしそれも、羽川がその推理に行き当たり
阿良々木くんも事実に気付いてしまうまででした。

羽川でさえ、こんなむごいこと老倉さんには
伝えられないと言うような事実を
阿良々木くんは自分の口から伝えるために
今度は単身で老倉の部屋へと向かうのでした。

そんな阿良々木くんの背中に
「あなたは恩を仇で返すのですか?」
忍野扇が投げかけますが、それでも・・・



阿良々木くんはこれまで老倉のことを忘れて
彼女の、救いを求める声に気付かずに
生きてきました。

自分は老倉のおかげで数学が得意になり
そのおかげで生きているのに。

阿良々木くんは思っていました。

「仇でも、返せるものがあってよかった」
「俺を今以上に嫌うことで、老倉自身が
幸せになれるのならそれでいい」
「少しだけ先を行っている自分が教えてやろう」

と・・・

少しだけ先を行っているというのは
自分は幸せに生きているということです。

少しだけ幸せの先輩だということですね。
ごまかしてきた自分と向き合うということの
先輩と言う意味合いも強いのかもしれません。

老倉ほどの聡明さがあれば、簡単に
自分のことなんか追い越してしまうかもしれない。
そのときは、今度は自分が老倉に教わればいい。

そうやって、お互いに成長していければいい。

そう考えながら、老倉の部屋に独り
向かっていきます。

青春小説というには重すぎるテーマ。
重いテーマと向き合うお話としては
軽すぎるライトノベルを原作とした
萌え系とも言えなくもないアニメ。

絶妙なバランスの中で、
主人公の阿良々木くんが大人以上に
大人らしく成長していきます。

高校三年生の秋。

わたしも自分の幸せを、ただ何となく
受け取っているばかりではなく
少しだけ先輩として、幸せを感じられていない
と言う人たちが幸せを感じられるようになる
サポートをしたい。

そのために、自分と向き合い続けている。

40過ぎた大人が、アニメの中の
高校生に学ばされることが多いです。


         全ての物語のために










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2017年05月23日

ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士 #2」誤解される自分も受け入れた、その次は



わたしは高学歴ではありません。
高給取りでもありません。

それでもよく誤解されます。

頭のいい、お勉強ができる高給取りの
ホワイトカラー。

実はわたしにそういう偏見をもって
反感の目を向けてくる
学歴コンプレックスの人たちのほうが
高い給料をもらっていたりすることを
ちゃんと知ってます。

正直、そんな誤解を受けて
いわれもない鬱憤晴らしの標的に
されるときは

「アンタの方が高い年収稼いでるだろうが!」

とやり返したくもなります。
というか、個人対個人のやり取りだったら
ケンカになる前に実情を話しちゃいますが。

仕事上、お客さんとの対話の時は
そんなわけにもいきません。

なんで三流大学の定収入のボクが
自分よりバリバリ社会で活躍してる人に
「ぬくぬく稼ぎやがって」
なんて恨み言言われてるのかな〜

なんて、フワッと思って聞いていたりもします。

でも、自分の収入は
自分が社会に提供できている仕事の価値分。
そして、性格上もスマートさに
憧れてしまう自分がいるのですから
誤解を受ける理由も分かります。

あくまで憧れているだけで
全然、そうじゃないことは
近くにいる人たちには見抜かれてますけどね。

分かってくれている、と言うべきでしょうか。

いずれにせよ、わたしは誤解をされる自分も
受け入れて、スマートではない自分も
受け入れて、その先に進まなきゃ
次なる成長はないわけですよね。


現在放送中の番組がどんどんハードディスクを
埋めていっているのに、わたしは1年前に放送
されていたドラマにもハマっちゃいました。

ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」
第2話


を観ました。

神宮寺法律事務所の顧問先である
シンヨーメディカルという会社が、
元社員から不当解雇で訴えられ、
咲坂健人(竹野内 豊)と熱海優作(賀来賢人)
が担当することになります。

「会社の経費で飲み食いするばかりで
期待したほどの働きをしなかった」

というのが解雇の理由。

解雇された元社員・小西勝也(野間口徹)は
シンヨーメディカルと年俸1200万円の3年契約
を結んでおり、1年での解雇は
労働契約法に反すると訴えていました。

小西側の言い分はもっともで、
熱海にも勝ち目はないとしか
思えないようです。

しかし咲坂は依頼を引き受け、
小西の代理人・宮前克美(モロ師岡)と
交渉を始めます。

すると小西は1年での解雇を認める代わりに、
残り2年分の給与・2400万円を支払うことを
要求すると言います。

一方、夏目佳恵(松雪泰子)は顧問先
チドリ電工の合併案件を扱っていました。

合意目前で、合併相手の唐松物産から
「白紙にしたい」という申し出があり、
佳恵は唐松物産側の代理人との
直接交渉に赴きます。

しかし約束の場所では宮前と咲坂が交渉中。
なんと唐松物産の代理人も宮前だったのです。

ライバル心むき出しのふたりは、我先にと
その後の宮前との交渉を開始します。

そんな咲坂たちをもてあそぶかのように、
手玉に取る宮前。

咲坂は、反則技とわかりつつも、
宮前の依頼人である小西に直接会うという
挑発的な行動に出るのですが・・・。



面白いですね〜!
第1話同様、法律的には相手のほうが有利、
違反をしているのは咲坂のクライアントのほう
のように見えます。

そして今回は、個人である従業員のほうが
弱者であるようにも見えます。

ところが・・・というお話ですよね〜。
はあ〜!そうきたか!
と、つくづく関心しながら楽しみました。

さて、咲坂さん。
演じるのは竹野内豊さん。

以前はただのイケメンモデルみたいに
失礼ながら思っていたのですが、
ヤンキー先生のドラマ当たりから
この人、ちゃんとした俳優さんに
なっていくかも・・・

と期待していました。

阿部寛さん、反町隆史さんなどなど
かっこよさだけで取り沙汰されながらも
その間にメキメキと実力を付けていく人、
本物になっていく人ってやっぱ素敵ですね。

女性も、かわいい、キレイということで
どんどんデビューしますが、
本当に生き残っていく人たちは
役者としての実力を付けていきますよね。

このお話の中で、咲坂が宮前と初めて会ったとき
宮前は咲坂がイケメンでいいスーツをきていて
いかにも企業弁護士らしい風貌であることに
嫌味を言ってきました。

事務所に戻った後、咲坂はそのことを
熱海にボヤきます。

確かに顔はいいよ・・・と。
でも、それだけでなんでもスマートにこなす
とか決めつけられるのは迷惑なんだと。

非常によく分かります。

(笑)わたしはイケメンではありませんよ。
そうじゃなくて、見た目の雰囲気で
仕事ができそうとか、頭がよさそうとか、
勝手にイメージされてしまうんです。

それで、こちらがあまり感情の起伏を
表に出さないような口調で淡々と
対話を始めると、尚更、
「高学歴のインテリ」みたいな扱いを受ける。

ひどいときは・・・というか、これが結構な
頻度であるわけですが、ほとんど言いがかりに
誓いような反感をもたれたりする。

だから咲坂さんのいう「迷惑なんだよな〜」は
よ〜くわかりますね。

咲坂は、その見た目に似合わない
地味で地道な作業をねばり強く続けます。

これは、福田靖さんの脚本作品の
主人公の多くに共通している点ですよね。

久利生公平をはじめとする仕事人たちに。

周囲がそんなことをよくそこまで
ねばり強くやれるな・・・とあきれるほど。

わたしの場合は、最初に相手に与えてしまう
マイナス?というか間違ったプラス?
・・・よく分かりませんが、本当のわたしとは
ほど遠いイメージはできるだけ早く壊して
素の自分を分かってもらえるまで
相手を嫌わないようにつとめています。

相手が嫌ってきても、大体が誤解だから。

相手に誤解を与える部分も自分の一部だと
受け入れておけば、そこは冷静に対処でます。

咲坂も冷静でしたね。

そして、わたしが学ぶべきはやはり、
そんな周囲の誤解に負けずに、
淡々と地味なことも積み上げられる
あの姿勢なのだろうなと思います。

そこは、わたしは正直弱い。
というかつめが甘いところはありますので。

まあ、健全に努力していれば
個性が消えて別人になるなんてことは
ないでしょうから、
変に肩に力は入れませんけどね。


          全ての物語のために










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2017年05月22日

ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士 #1」正しさを武器に正しくない人を責めるよりも得する方法



自分が正しくて相手が間違っているから
といって相手を責めるよりも、
もっと得する方法があります。

もちろん、自分の正しさや相手の間違いを
武器にして欲をかくと足元を救われる。

法律やら規則以前に、もちろん常識なんて
モノよりも以前に、人道というものが
あるのですから。

欲をかいて間違った相手を
イジメ始めた時点でもう
正しさは消えてなくなると思ったほうがいい。

それはもう、論外ですよね。



ちょうど1年前、2016年の4月期に放送していた
テレビ朝日系列の作品。わたしの好きな脚本家
「HERO」「ガリレオ」「龍馬伝」
「DOCTORS 最強の名医」などなどの
福田靖さんの連ドラの最新作を、あろうことか
気付かずに見逃していたので・・・

ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」
第1話


を観ました。

咲坂健人(竹野内 豊)は神宮寺法律事務所の
敏腕パートナー弁護士です。

彼は出勤前の時間を使い、顧問先企業の
社長へのプレゼントを選んでいました。

その頃、神宮寺法律事務所には
新人弁護士の熱海優作(賀来賢人)が着任。

ボスである神宮寺一彦(國村 隼)から、
教育担当となる弁護士を告げられます。

神宮寺法律事務所には咲坂のほかに、
夏目佳恵(松雪泰子)、猫田純一(杉本哲太)
というふたりのパートナー弁護士と、
彼らそれぞれのアソシエイト弁護士である
赤星 元(山崎育三郎)、城ノ内麻里(馬場園 梓)、
そしてパラリーガルの九十九 治(大倉孝二)
たちを一通り紹介される熱海。

出勤し熱海を紹介された咲坂は
露骨に不満をもらすのでした。

そんな咲坂に、マミーデザインという会社の
社長・重国夕子から著作権侵害訴訟の
弁護依頼が舞い込みます。

広告代理店最大手の帝都広告からの発注で、
ある清涼飲料水のキャラクターを
デザインしたものの、
スポンサーのイメージに合わないという理由で
デザインはボツに。

数ヶ月後、別件で依頼のあった地方の
町おこしイベントのキャラクターに
そのデザインを使用したところ、
帝都広告から著作権侵害で訴えられたのです。

損害賠償金額は一億円。

両社の間には正式な発注書が交わされており、
「キャラクターデザインの著作権は帝都広告に
譲渡する」という文言が明記されていました。

圧倒的に不利な状況です。

帝都広告の代理人である
岬&マッキンリー法律事務所の弁護士の態度が
気に入らなかった咲坂は、ボスの神宮寺に
「マミーデザインにはビタ一文払わせません!」と
全面的に争うことを宣言します。

岬&マッキンリー法律事務所をライバル視している
神宮寺は、佳恵と猫田に咲坂をサポートするよう指示。
「総力戦で絶対に勝利をモノにしろ!」と命じます。

しかし佳恵が咲坂にいい作戦があるのか?
と聞くと…。



さすが福田靖さんの作品。

福田靖さんが脚本を書く“職業モノ”が
わたしは大好きなのですが、
弁護士ものも良いですね。

しかも、よくある刑事事件などをあつかう
弁護士ものとは違い、企業弁護士の話。

そこに、主役の夫婦問題が絡んでくる。

この、少し視点をズラしてくるところがまたいい。

1話目で大いにハートをつかまれました。


さて、初回のクライアントであるマミーデザインは、
なんと著作権を侵害した方です。

でもスタッフ3人の小さなデザイン事務所。
そこにデザイン発注元が大企業の圧力で
法外な損害賠償を求めてくる…

正しいのは確かに大企業だけども!
という状態。

欲をかき過ぎです。論外。
人道的には論外。
でも現実はそうもいかないのでしょうか?
このドラマのようなことは現実には
厳しいのでしょうか?

多分、世間の目を考えた時点で
帝都広告のような大企業は
企業イメージを大事にするでしょうから
そんな法外な損害賠償請求なんてしないでしょう。

もっと人道的か、陰でいじめるかのどちらか…
それがもっとも現実に起こりやすいこと
だと思います。

ともあれ、ドラマの中では正しかったはずの
訴えを起こした帝都広告が欲をかき過ぎて
裏目に出ました。

欲をかいた。つまり、相手の失敗を
逆手にとってお金をせびった。

この機に乗じて得してやろうと思ったわけです。
その結果損をした。

人道を無視したからそうなった。

じゃあ、黙って許してやればよかったのか?
厳重注意だけして、許してやればよかったのか?

いいや、厳重注意は良いと思います。
でも、ただ許すだけでは損して終わり。

この帝都広告の場合は本当にそのキャラクターを
使うつもりだったのかどうか怪しいので
本来は損すらしてないと思いますが
デザイン費用は少額でも支払ってはいるようですから
やはり、損はこうむっていると言ってよいのでしょう。

じゃあ、もっと得する方法とは?

例えば、厳重注意はしたとして、
以後気を付けるように言い含めるのと同時に
キャラクターを使ったイベント事業にも
自分たちの事業を絡ませてもらうよう
マミーデザインに仲介してもらう。

あるいは、マミーデザインにもう一度仕事を発注して
次は若干割安で受けてもらう。

または、マミーデザインが今後受注する仕事の中で
帝都広告が絡んで利益を出せるような企画があれば
積極的に紹介してもらう。

などなど…それを条件に「許す」と言えば、
これはどうですか?

寛大を通り越して、めちゃくちゃ「粋」でしょう?

許してくれる上に今後の良い関係も示唆しつつ
みんなで健全に儲けましょうよと。

帝都広告、マミーデザイン、
そしてマミーデザインに今後発注してくる他の企業、
この三社の利益に貢献できるような企画で
絡ませてもらうということなら

これぞ、WIN-WIN-WIN。
トリプルWINの関係になるわけです。

マミーデザインは絶対に大企業への恩は忘れない上に、
ビジネスチャンスをたくさん持って来てくれる
という存在になる可能性が高いわけですよね。


マミーデザインの失敗を、
より信頼関係を築くチャンスに変え、
自分たちの会社の外にビジネスのチャンスにもなるような
ブレイン的な会社との関係を構築できる。

損して得取れ。人道的に。
本当の意味での損得の話。

ってことですよ。ビジネスはWIN-WINが基本。
人と人、企業と企業の関係もそう。

マイナスをプラスに変えるビジネスとは
そういうことでしょう。

雨降って地固まる人間関係、
失敗を経験しながらお互い成長する関係、
それが良い関係の基本ですからね。


            全ての物語のために








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2017年05月21日

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班 #6」それでも…在るべき姿



もしもわたしや兄弟が
犯罪者によって殺されたら
両親はどうなるのか?

もしかしたら、日本刀で犯人を
真っ二つにしてしまうかも・・・

いやいや、縁起でもない妄想ですが
大切なことでもあります。

わたしの父も母もそんなことを
してはいけないことはわかっています。
もちろん法律上の問題ではなく
人としてですよね。

考えたくもありませんが、
わたしの息子になにかあった場合、
わたしも頭ではわかっていますが
本当に自分の身に起きたら、
相手に何もせずにいられるか?
まったく自信がありません。

でも、その時は両親はきっと
わたしを止めるでしょう。

わたしや妻になにかあって、
息子が復讐を企てれば、わたしの両親は
やっぱり息子を止めてくれるでしょう。

でも、わたしの家族みんな、
そして兄弟たちもやられてしまい
両親だけが残されたら・・・?



アニメ多いなぁ、なんて思いながらじつは
昨年放送していたドラマを2つも見始めて
しまいました!しかもどちらも面白い!
また、紹介できるかな〜。

ドラマ「CRISISクライシス 公安機動捜査隊特捜班」
第6話


を観ました。

11年前に地下鉄車両内で
無差別爆弾テロを起こし、
容疑者として指名手配されていた
里見修一(山口馬木也)が、
ふとしたきっかけで都内のコンビニの
防犯カメラに写り込みます。

里見が再びテロを計画しているのではないか
と危惧し、里見の逮捕に躍起になる警察。

鍛治(長塚京三)も、
警視総監の乾 陽一(嶋田久作)から
特捜班をうまく使うよう圧力を含ませた
依頼を受けていました。

その頃、とある地下鉄の駅構内には、里見を
先生と呼ぶグループの1人、
羽田(山口翔悟)の姿がありました。

羽田は駅に厳戒態勢が敷かれていることを
身を隠している里見へ報告します。

特捜班のオフィスでは、
大山(新木優子)がネット上にワナを張り、
早くも里見の潜伏先を突き止めました。

吉永(田中哲司)から指示を受けた
稲見(小栗 旬)と田丸(西島秀俊)は
早速現場へ急行。

車でアジトを出た里見らの追跡を開始します。

しかし里見たちの車が
ホームセンターへと入っていったことで
自分たちの尾行がバレたことを悟ります。

「出たとこ勝負で行きますか!」

と建物の中まで追いかける稲見と田丸の前に
羽田ら里見の護衛たちが立ちはだかり、
激しい格闘戦となります。

その隙に里見は現場から立ち去り、
形跡一つ残さず姿を消してしまいました。

そのあまりに完璧な逃亡ぶりに稲見は、
「里見はこっちがわの人間なんじゃないですか?
何か知ってるんでしょ?」
と田丸に問いかけます。

田丸の答えは…。



里見は元潜入捜査官でした。
教団に潜入していてそのまま
教団のテロに加わってしまった。

里見からそうなったわけを
特捜班に話すシーンがあります。

特捜班の全員にとって
他人事ではありません。

いつ自分が彼と同じ立場に立たされるか?
わからないのです。

現に稲見は前回、ヤクザ組織に潜入し、
銃撃を受ける経験をしています。

里見は警察組織に裏切られた、
見捨てられた、と思っていました。
テロを実行しなければ
教団からリンチを受け殺される。
結局彼はテロに荷担したん・・・

詳細を聞いた稲見でしたが、
それでも・・・例えリンチを受け
殺されても、テロに荷担すべきではなかった
・・・と、稲見は言います。

そんな稲見に、里見はさらに言いました。
自分がそうなったときに
同じことがいえるかな・・・?

そう、そうなのです。

そんな事態は起きないに越したことはない。
起きてほしくない。
でも起きたときに自分はどうなるのか?

それはわかりません。

どんなに強く自分は間違ったことはしない!
と誓っていてもそうなったときの感情を
経験したことがなければ実際は
どうなってしまうか分かりません。

でも、そういう日が永遠にこなくても
そういうときの在るべき姿というのは
自分の中に確認はしておいたほうがいい。

と、わたしは思っています。

その上でそんな悲しい出来事は起こらないよう
みんなが健全に生きる努力を続ける。

こういうことを考えて、
在るべき姿を真剣に考えるのは
暗いことばかりではないと思うのです。

強烈に自分の人間性が試される瞬間、
自分がどう在るか?どう在るべきか?

それを考えることで、そうで在れるような
自分になるためにどう成長すれば良いのか?
という方向性が見えてきます。

精神的に何を身につければいいのか?
どんな力を自分の中から発揮すればいいのか?

それは自然と普段の生活で
発揮されるようになるでしょう。

そのこと自体が、自分の精神を成長させる
具体的な行動になっているはずです。

自分がいざ究極の状態に追い込まれたら・・・
精神を試されるような状態に陥ったら・・・

おお!それこそ究極的にそれを
常に描いているアレ!

「ウォーキング・デッド シーズン7」
もまだ後半の最初しか見ていませんでした!

やべ。忙しい!!


         全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする