2017年04月10日

「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」母性は世界を救う



わたしの妻は天才です。

天才的な母性を持っています。

息子が友達と遊んでいるときも、
一緒にいる子どもたち全員の安全を
本能で見守っています。

あまりにも驚異的な出来事で
鮮明に覚えていることがあります。

友人母子がウチにお泊まりに来たとき、
朝食の準備をしていた妻。

わたしは息子たちとリビングにいました。

すると、張りつめた空気の妻が台所から
走ってきました。
ものすごいスピードです。
妻がたどりつく直前に友人の子が味噌汁を
こぼしてしまいました。

さっとその子を抱えて洗面所へ連れて行き
手を冷やさせる妻。

自慢ですが・・・その子の母親も
同じリビングにいたのにキッチンにいた
妻の方が早かったのです。

妻はキッチンから見えていたからと言いますが
わたしからすればこぼした直後にはもう
妻はそこに走り込んできていました。

神懸かっている・・・仰天の出来事でした。



よく考えたら、前作のブラジルへの
引っ越し騒動の映画を観てませんね〜。
先日放送されたばかりの作品を
妻の実家に遊びに行っている息子より先に
観ることになりました。

「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」

深夜、野原一家が眠っていると
それぞれの夢の中に
巨大な魚が出てきます。

どうやら街の人みんなが
同じ夢を見ている様子。

誰もが見たい夢を見られる世界だと
気づいたカスカベ防衛隊。

風間くんは政治家、マサオくんは漫画家
ネネちゃんはアイドル、ボーちゃんは石・・・と、
思い思いの姿になって楽しみます。

しかし、保育園に転入して来た
謎の女の子・サキの登場により、
ユメミーパワーがどんどん吸い取られ
街の人々は恐ろしい悪夢に
閉じ込められてしまいます。

しんのすけたちはある決意を持って
立ち上がるのですが・・・。



前々作「逆襲のロボとーちゃん」は
お父さんをフィーチャーした作品でした。

そのときほど全編にわたってではありませんが
今回はお母さんがフィーチャーされます。

自分のことよりも我が子のことを思う
母の命がけの思い・・・

昨日の記事で紹介した「晴天の霹靂」に
通じるところがありました。

・・・と、よく考えるとこの作品の脚本には
監督さんと並んで劇団ひとりさんが
クレジットされています。

なるほど!

とても大きなテーマを難しい題材で
表現しようとしているのですが
はじめからとてもわかりやすく描かれています。

劇団ひとりさんのテイストや手腕が
大きく発揮されているのでしょうね。

「優しくしてくれるパパにばかり甘えるな!」

しんちゃんのママ、野原みさえが
懇親の母性を伝えようと子供たちの
夢の世界に入り込みます。

友達を救おうとしながらも倒れていた
しんちゃんも思わず立ち上がり
背筋を伸ばして返事をします。

「はい!」
「好きで嫌われ役をやっているんじゃないの!」
「はい!」

泣きながら爆笑してしまいました。

ウチの話?(笑)

きっと多くのママたちのハートを掴んだことでしょう。

子どもたちを守るためなら
嫌われたってかまわない

みさえの母性が一組の親子と、
街のみんなの安眠を救います。

わたしにとっても、わたしの妹とや弟にとっても
母親は特別な存在だと思います。

父のことももちろん特別な存在なのですが
”母”というのはやはり異質です。

大地が母なる大地であって父なる大地ではない
というのとどこか関係があるのかもしれません。

誰にとっても”母”とはそういう存在です。
いい母か悪い母かは別として
子どもにとっての存在として
それだけ大きなものなのでしょう。

そしてそれだけの力・・・母性を持っている。

ママさんたちの中には、父親が甘やかすことを
父性の欠如と思い、自分が父性の代わりを!
と思って嫌われ役をやっているという人もいます。

でも、そうではありません。

母は強し。

母性がそうさせているだけ。

母は母です。

それだけ子どもにとって大きなものです。
だから、母親との関係が悪い子は
大人になっても周囲を傷つけやすくなったり
周囲との関係が上手く作れなくなったり
してしまうことがあります。

父と母はまったく別物。

世界中の子にとって母性は必要です。
母の愛があれば、子どもは救われる。

それだけに責任重大ではあります。

それを考えると”責任”の重圧に耐えられない
男性たちもいますが、それは情けない話です。

母親が背負っている責任の大きさに比べたら
父親なんて大したことはありません。

海のような広さで我が子を愛しても
母なる大地の大きさにはかないませんよね。

海も大地の上にあるだけですから。

でも、父親も好かれたくて甘やかしている
のではなくて、甘える甘えないの判断の後の
結果を自分で受け止めることから
逃げられない人生を教えているという役目もあります。

父親も嫌われてもそれをしなければならない
という時もある。

そのことはわかってあげて下さいね。

わたしたち父親も、母の覚悟を理解しましょうね。


            全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする